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震度8  作者: そらのき
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1話「強い揺れ」

いらっしゃいませ。この小説を開いていただき感謝です。言葉がおかしいところもいくつかありますがぜひやさしい気持ちで見て頂くと幸いです。

第1話 「強い揺れ」

「おはよう」という言葉で一日が始まり「おやすみ」という言葉で一日が終わる。それが当たり前だと思っていた昨日。私は日常が壊れるのは一瞬ということを知った。


〜1日前〜

私は美術室でいつもと変わらず授業を受けていた。私が通っている学校はとても校則が緩く授業中スマホの使用が許可されている。そのためほとんどの生徒がスマホを弄っている。授業をまともに聞いてるのは、私とクラスの学級委員の坂本くん。彼はとても真面目で1年生の頃からテストでは毎回高成績で1位を取っている。先生がチョークを手に取り、黒板にデッサンの基本についてを書こうとしている。その瞬間、地ならしが起きたかのように激しく揺れた。クラスの男子が「え??地震??結構揺れてるw」といい集団で笑っていた。最初は皆笑っていたが揺れが30秒ほど続いた頃、皆の顔が青ざめていた。そこで危険を感じた美術の教師が急いで避難して!と大きな声をあげ皆教室から避難した。美術室を出たあと中を覗くと天井の蛍光灯が大きな音を立てて落ちた。数秒遅かったら皆死んでいたと思うと全身に鳥肌がたつ。学校の昇降口から逃げようとするが鍵が閉まっていたので皆で中央玄関に走った。そこからは校庭に避難することが出来た。気づいた頃には揺れが治まり、みんな安心した顔で美術室に戻った。ついた頃には授業終了のチャイムが鳴り響き、皆3階にある3年5組の教室に戻った。2時間目開始のチャイムが鳴り国語の教師が教室に入ってくる。授業開始から5分が経とうとした頃、また揺れた。次はあまり激しい揺れでは無かったためそのまま授業が続いてた。そのまま何も起こらず2時間目終了のチャイムが鳴り授業が終了した。そのまま15分の休憩を使い私は読書を始めた。すると4組にいる、親友の早苗(さな)が後ろのドアから「おーい!!(あかね)!」と私の名前を読んだ。私は読書を辞め残りの10分、早苗とおしゃべりをすることにした。どうやら話の内容はさっきの揺れの話らしい。どうやら4組は4階の理科室で実験を行っていたため、避難できず、蛍光灯が落ちて4人がケガをしたらしい。私は5組の運の良さに関心した。話が終わり手を繋いで教室に戻ろうとした頃、今までとは比べ物にならないくらいの激しい揺れに襲われ、私と早苗は廊下の壁に倒れ込んだ。教室からは机と蛍光灯が落ちる音が聞こえた。教室にいなくて良かったと思い早苗に感謝の気持ちを覚えた。そんなことを思っていると、目の前にある窓ガラスが割れた。学校のガラスはある程度の耐久性があるとどこかの記事で見た記憶があったがそんなことはなかったようだ。私と早苗は壁に寄りかかりながら、揺れに流さないようにして、急いで校庭に避難した。

次回 第2話「日常の崩壊」

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