表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移したら俺が二人になった件  作者: ア煌 (週1回、短編を新規公開しています。)
353/390

遺跡に到着 その一

いよいよ酢味噌に餡博物館です!?。

ゴガン砂漠に入ってからはエールの金属探知を頼りに進む一行。


カジン

「ピートルは大丈夫か?。」


ピートル

「大丈夫ですよ。」


ミトガフ

「外は凄い暑さですね!。」


ろ一号

「砂漠だからな。」


ピートルの中は温度調整がされているので快適だが外の気温は六十八度に達していた。


アジン

「貰った地図だとそろそろなんだけどな。」


エール

「ピートルさん、止まっていただけますか。」


ピートル

「あいよっ。」


大きな砂丘を越えて下った所でピートルに止まるようにエールが指示した。


ガギアイ

「全方位砂漠で何も無いですな!。」


到着した所は何も無い砂漠。


エール

「ケイ、下にいる。」


遺跡と言われるスミソニアン博物館の倉庫は砂の中に埋もれていた。


カジン

「また地下かぁ~!?。」


一行がピートルから降りる。


ミトガフ

「熱っ!熱熱ぃ!。」


地面は太陽に照らされてとても熱い。


一行は暑さ対策として身体全体をアジンの空間障壁で薄く包み込み、カジンの「氷」魔法で温度調整を施した。


エール

「ケイ、私がいた所よりも遥かに深い所で何かに包まれている感じだわ?。」


カジン

「エールの力で砂を吹き飛ばせそうか?。」


エール

「砂の量が多いので無理みたいです、でも、私がやらなきゃ。」


カジン

「いや、無理はするな、しかし俺も手助けしたいところだがここの砂漠は魔力が薄いから力になれなくてすまない。」


エール

「気にする事はありませんわ、それよりも残り少ない体内魔力は最後まで温存してくださいね。」


カジン

「ああ、解ったよ。」


ゴガン砂漠、日中は七十度前後に夜中は零度前後にと極端な寒暖差により動植物が生息できない環境である為に魔力量が皆無に近い所だった。


アジン

「ここは俺がと言いたいが、俺自身も魔力量が少ないから無理っぽいしな。」


カジン

「俺とアジンの空間障壁でパイプトンネルを入口まで通して、少しづつパイプを太くしてピートルで降りていく方法で何とかしてみよう。」


アジン

「そうだな。」


カジン

「じゃあ、早速取り掛かろう、明日もここがこのような状態とは限らないからな。」


砂漠では強い風が吹くと昨日は平地だった所が翌日には砂の山になったりするのは珍しくない事だ。


また地下です!。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ