魔装服
鍛錬に備えて着替えます。
ハゼスに依頼されたセシリアの案内で部屋に戻ると中にルアンがいた。
「おはようございますジン様、アントン様から魔装服の用意を仰せつかりましたのでお持ちしました。」
ルアンはテキパキ話しをしてはいるが顔が少し赤いな!。
「ありがとうルアン。」
「着替えをお手伝いさせていただきます、魔装服にはそれぞれ役割があるのでその説明もいたします。」
ルアンがそう言うと
「あっ、その話し私も出来ます。」
得意げなセシリア
「あらっ!、セシリアいつの間に覚えたの?、心強い事ですわ、では、私が着替えを手伝いますので、セシリアがそれに合わせて説明をお願いしますわね。」
「はーいっ。」
女性二人を前に下着一丁の俺、少し恥ずかしいわな!!
まずはズボン
「下の服はぁ、敏捷を補足させる魔法が付与されています、はいっ。」
次はシャツ
「上の服は、・・・全体的にハガネツルと言われる植物のツルを・・・凄く細くした糸で混ぜて織り込んでいます、なので、剣で切られても致命傷になる事はありません、そして腕の部分には「剛腕」と言う魔法が付与されていて筋力の無い人でも力が出るようになってます。」
少し疲れてきた様子のセシリア
次はローブ
「ローブはぁ、着用する人の特性に合わせて魔法を付与するので、まだ何も付与されていません。」
最後に靴
「靴は、足の裏、・・・靴底ぉに風の魔法が付与されていて走ったり飛び跳ねたりする時に役立ちますぅ。」
ルアンが
「はい、良く出来ましたね、勉強大変だったでしょう?。」
セシリアは
「ありがとうございます、まだまだがんばりますっ。」
「私はこれから厨房のお手伝いに入りますのでこれで失礼いたします、魔法学堂にはセシリアがご案内します。」
そう言ってルアンは部屋を出て行った。
「では、ジン様、私が魔法学堂までご案内しますのでご一緒にお願いします。」
「わかりました、お願いしますね、セシリア。」
魔法学堂へ向かう俺とセシリアだった。
パンツはいててよかった!?。




