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異世界転移したら俺が二人になった件  作者: ア煌 (週1回、短編を新規公開しています。)
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補足対談:その1

補足したい事があります。

どうも、カラリナ王国に転移したジンです。


ジンです、俺はアメリア帝国に転移しましたよろしくお願いしま~す。




「「どっちなのか紛らわしいな?!。」」


では、俺はカラリナ王国のジンだからカジンで、そっちはアメリア帝国のジンだからアジンでって事で良くね?。

いや、面倒臭いからセリフ冒頭に「ア」と「カ」とつければいんじゃね?。


カ:こんな風に?。

ア:そうっ、こんな風に。


カ:じゃ、話を進めますが、我々が転移した世界は同じ異世界です。

ア:あっ!、そうなんだ!!。

カ:そうなんです、同じ異世界の中にある俺はカラリナ王国で、そっちはアメリア帝国です。

ア:同じ異世界で別々の国って事ね。


カ:こちらの世界では、摩訶不思議な現象に「魔」と付けて「魔力」、「魔法」、「魔術」、そして、それらを極める存在として「魔導師」がおります。

その他に、摩訶不思議な現象ではありますが「魔」ではなく「神」による「神力」も存在します。

ア:そうなん?!。

カ:「神力」に関しては物語の中で追々登場しますので今、しばらくお待ち下さい。


カ:ちなみにカラリナ王国では魔法が主体です、アメリア帝国は魔術が主体です。

こちらの世界で魔法とは自然界に存在する力を魔法師が詠唱や魔方陣で寄せ集めて、魔法師が力を放出する事になっています、自然の中での魔力の密度によって魔法の強さが変わります。

一方の魔術は魔術師そのものの魔力のみを利用する事になっています、よって魔術の強さは魔術師しだいってなります。

ア:よっ、詳しいねっさすが魔導師っ!。



ア:それらとは別に我々の手荷物に差があるのはなんでかな?。

カ:それは、「身につけている」もしくは「手にしている」で変わります、俺は魔方陣に突っ込んだ時に電動バイクから両手を離していたみたいで電動バイクとカゴの中の荷物を持って行く事ができなかったみたいです、残念!。



ア:んで、俺のスマホ壊れちゃったんだけど修理可能ですか?。

カ:無理でしょ、こちらの異世界じゃ、第一、俺達のスマホは普通のスマホだから基地局の無いこちらの異世界じゃ通話もできないんだからあっても意味無いし。

ア:いやぁ、通話できなくてもアプリとか使って何か出来るかもしれないでしょ、それに、課金ダウンロードした動画も見たいし。

カ:動画って・・・・あれ?。

ア:そうっ、あれ!。

カ:あれね!!。

カ:タブレットは・・・仕事メインで使うからって事で動画入れてないもんな・・・・・・!!。

ア:そうなんだよぉ、魔法や魔術で直せない?。

カ:無理でしょ、特に電子部品は、我々と同じスマホが他にないかぎり。

ア:だよね~。



カ:では最後に・・・

ア:もう、最後かよっ?!。

カ:そう、最後です。

カ:折り畳み電動バイクだけど、見た目はh社で過去に販売していたモ*コンポに似ています。

ア:まったく同じではないんですよ、似ているだけです。

カ:これはガソリンエンジンを積んでいなくて本体内部にはバッテリーしか入っていません。

ア:じゃあ、どうやって走るの?。

カ:前後のタイヤホイールの中に小型大出力モーターが搭載されていてアクセルとブレーキがブルートゥースで繋がれています、いわゆる無線操作です、しかも、全輪駆動っ!。

ア:画期的ぃ~!。

カ:アクセルを緩めると緩めた分の三割程度スピードが落ちて更に遅くしたり止まりたい時にブレーキレバーを握る事で止まったりします。

ア:で、ほぼ空っぽに近い状態の本体内部にハンドルとシートと前後タイヤとスタンドを閉まって各所をカバーで蓋をすると見た目キャリーバッグです!。

カ:しかもっ、本体右側からキャリーハンドルを引き出し、車体後部のキャリータイヤを出す事で携帯時の移動も楽々です。

ア:携帯式ソーラーパネルを持ち歩く事でどこでも燃料切れ知らずでわくわく楽しい乗り物です。

カ:その名も「どこでもコンポ」略して「ドコンポ」、一家に一台とは言わず人数分いかがでしょうか?。

ア:なんだけど・・・好評なのは俺らと同じ都会で一人暮らしの体力のある人達くらいなんだよね。

カ:そうそう、しかも自転車の方が楽だって事で見向きもしない人もいたしね。

ア:充電時間が1時間、満充電で走行可能距離が15km、本体重量が13kg、これじゃあロードバイク(自転車)の方が楽だわな!。

ア:俺らのセールストークを持ってしてもなかなか取り引きが上手くいかないんよね。

カ:って事で折り畳み電動バイクの話はここまでです。

ア:電動バイク・・・・・・一番多く時間とったな!?。



カ:それでは今回の補足対談はここまでとします。

ア:今後も何か補足が必要な事があればこのような感じでお話ししまぁ~っす。


ア:あのな、良っか?、ついでにやりたい事があんだけど。

カ:何っ?!。

ア:とりあえず、お前そこに仰向けで寝てっ。

カ:仰向けにか?、・・・・・寝たぞっ。

ア:よし、そのまま何があっても動くなよ。

カ:おい、俺の上に仰向けで寝るって何事だっ。

ア:「幽体離脱ぅ~」

カ:何、馬鹿な事やってんの?、俺ら芸人じゃないだろ。

ア:いやっ、そっくりそのまんまな俺がもう一人いたら誰でもやりたくなるでしょ?。

ア:やりたくなるでしょ?。

ア:やりたくなるでしょ?。

ア:やりたくなるでしょ?。

ア:やりたくなるでしょ?。

ア:や・り・た・く・なるでしょお~?。

カ:っやりたくなるでしょお~!。


カ&ア:いじょう、カジンとアジンでしたぁ。



次回も機会があれば補足対談をしたいと思います。

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