ユナ・李・クロウロード
ユナ・李・クロウロード
8月8日生まれ 15歳(入学時)
五稜星蘭学園所属 ビーストクラス 1年生
後に最高役職であるビーストクラス代表へ。
容姿
艶のある綺麗な長い黒髪。髪型は毎回変わる。
劇中ではトリプルテール、ストレート、シニヨン、三つ編みなど多彩である。
鋭い切れ目で黒水晶のような美しい瞳をしているが、激情した際は肉食獣のような三白眼になる。
身長は護朗よりも少し高く、全身はモデル体型の華奢なボディ。
スリーサイズは83/55/85
イメージとしては某百合漫画の理事長の孫。
性格
冷静沈着で自立心も強い女性であるが、護朗を守る為なら手段を選ばない危険性も秘めている。
「ジョーカーを守る」使命を何よりも優先する為に自分の命を捨てるような行動すら厭わない。護朗に過保護な面もあり、余計なお節介をしたり、害のあると見なした相手に敵意を向けたりと枚挙いとまがない。
またオブラートに包むことを知らないのか、何事もドストレートに発言する為にトラブルを起こしてしまうことも……。
ただし護朗だけでなく、ビーストクラス代表としての責任も持ち合わせており、クラスに蔓延る不良の制裁や仲間の鍛錬に付き合ったりと、自分に課せられた義務はしっかり果たす模様。
食事にこだわりがなく、「栄養になるなら何でもいい。」
彼女が作った料理も野菜を皮むき、味付け無しで煮ただけの「煮」と、味付け無しで鶏むね肉を丸々焼いた「焼き」というシンプルなものだった。
ただし学園では焼きそばパンをいつも食べている。本人曰く「エネルギー効率がいい」為。
趣味も皆無で、暇さえあれば護朗の監視かジョーカーを狙う輩の駆除を行っている。
重度の猫アレルギーで猫を目の前に突き出しただけで瞬時に目が充血して、クシャミと鼻水が止まらなくなる。
人間関係
姉
→ユナの唯一の家族。両親は既に他界している。
殺伐とした性格のユナが心を許すたった1人だけの存在。
「ジョーカーを守って」と行方不明になる前に言われたこの言葉を守る為にユナは五稜星蘭学園へと向かった。
境護朗
→護衛対象。
ジョーカーだと知る前は護朗の弱さにキツい発言をしたが、彼がジョーカーだと発覚してからは手のひらを返したように過保護になる。
しかし、例にも漏れず護朗にも遠慮なくダメ出しする為、無意識に彼を傷つけていることもしばしば。
織田礼音、越後謙信
→その他大勢。護朗に危害を加えないから見逃している。
火神奈津子、片谷陸男、南未来
→護朗誘拐事件の前科があるため、場合によっては殺すつもりで嫌っている。
片谷陸男は生理的に無理。
アキ、サルバドール・リル、リラ
→ユナの天敵。前者は猫であり、後者はサーバルキャットの力を持つ五核使いなので、猫アレルギーが発症してしまう。
ただし、アレルギー反応が起こるのが嫌なだけで彼女達自身を嫌っているわけではない。
むしろアキもサーバルキャット姉妹もユナは「いい子」だと心を許している。
五核使いとして……
ービーストクラスー
身体強化 A
ビーストクラスの基礎パッシブスキル。
ユナの場合、ビーストクラスどころか五核使いの中で上位クラスの身体能力を誇る。
彼女に不利を取れる尖った能力か彼女の攻撃を通さない防御力がなければ彼女に勝つことは不可能だろう。
〇貪欲な呪爪 EX
彼女を代表するビーストクラスEXタイプスキル。
EXタイプは「絶滅動物」をモチーフにした能力であるが、彼女のモチーフは巨大な鉤爪を持つ恐竜「テリジノサウルス」である。
鉤爪での切り裂きはもちろん、形状変化も可能で拳状にして殴ったり、爪を回転させてドリルにしたり、巨大な爪であることを活かして盾にしたり…と戦術の幅が広い。
またビーストクラスに本来エンチャントの能力はないのだが、爪にオイルをかけて着火したり、炭火で焼いて高熱の爪にしたりとほぼ強引に火の力を手にすることも可能。
野生覚醒 AAA+
理性を蒸発させ、本能のままに戦うリミッター解除スキル。ビーストクラス特有の身体強化と自然治癒力を極限まで高め、また痛覚を鈍感にして多少の攻撃では怯まなくなる。
副作用として発動後に身体に大きな負担が残り、無差別に破壊の限りを尽くす危険性がある。
リミテッドスキル
獣を狩る呪剣の演舞
貪欲な呪爪を小型化する代わりに脊髄から鋭利な鞭状の骨、腰からはクリノリンのように鋭利な細い骨がスカート状に広がる。脊髄の骨は某勝ち取りたい物もない無欲なバカにはなれないロボットアニメの主人公最終機体のような武装。
どちらも本人の意思とは別で、自立して攻撃を放つことが可能。
伸び縮みする鋭利な骨は細いながら強力で、岩も瞬時に粉々にする。
また小型化した貪欲な呪爪はパワーを失った代わりに耐久性、機動力が通常時より上がり、野生覚醒との相性も良好。
また形状変化は武器形状にも変化可能で、劇中ではショーテルへと形を変えた。また片方の爪を解除することでもう片方の爪を通常時の巨大な爪に戻すことが出来る。