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第1話 出会い

破壊怪獣 ギングリム


全長 69m


体重 5万t


能力 口から緑色の炎と黒い炎を放つ。

腕が延びるがあまり役に立たない。



天空怪獣 スカイターラ


全長 76m


体重 3万t


能力 口から光線を放ち街を破壊する。


飛行能力でマッハ5で空を飛ぶ。



ガイは製作途中の機体のデータとにらめっこしながら悩んでいた。


この機体の力は日本の未来を守るために造るように大統領に命令されて造っていた。


しかし製作していくとかなりの金が掛かっている。



「だぁあああ!ダメだ!どうしてもリミッターが掛かる!」


そうガイは頭を悩ませながら言った。



そしてガイは片手に一枚の写真を持っていた。


「母さん、父さんいつか二人が造ろうとした最速で最強の機体を造ってみせるね」


そう言ってガイは立ち上がった。


すると足下に何かカードが落ちていた。


それを拾ったガイはカードの絵を見た。


描かれていたカードは白銀の紅い目に背中に剣の様な翼を生やしたドラゴンだった。


「何だ?この竜は?」


そう言ってガイはカードをポケットに入れて基地に向かった。




ーーーーーーー



研究基幹に到着したガイはディスティニーのコックピットに乗りデータをインストールしていた。


ディスティニーとは今から19年前に制作しているロボット怪獣で全長70m重量12万t。


武器は右腕に装備しているドリルビームと両肩肩に装備されているギガントミサイル6発と背中のブレードウイングとボディの一万度のギガバーニングブラスターと口からの1億ボルトの電流である。


ガイはそれを全てクリアした。

だが一つだけクリアしていないのがあった。


それはこのディスティニーのスキル名はフュージョンウエポンだった。


ガイはそれをクリアしたいが中々できなかった。



そしてガイはコックピットでディスティニーのデータの調整をしていた。




ーーーーーーー



ガイは夢を見ていた。


それは黒い煙を出しながら街が燃えていた。


ガイは街を歩きながら空を見た。


空には巨大な生物が口からのビームを放ちながら街を破壊していた。


「何だよ!あれ!」


そう言ってガイは空の怪物を見ながら言った。


「助けて‼」


そうどこからか声が聞こえたガイはいきなり走り出した。


そこには涙を流しながら泣いている少女が街を歩いていた。


「おい、大丈夫か?」


そうガイは言って少女に近づいた。



少女はガイに泣きながら抱き付いた。


ガイは辺りを見ながら少女を安全な場所に避難させようとした。


しかし巨大生物はガイに気づき口からのビームを放とうとした。



そしてガイは少女を庇うために自分の体を盾にした。


その時だった。


ドゴーン


怪物の体に爆弾が直撃した。


それを放ったのは黒いボディに赤い線が入った戦闘機だった。


「何だ?あれ」


そうガイは言った。



ーーーーーーー



目が覚めるとガイはディスティニーのコックピットに入っていた。


「ふぁあああ!寝過ぎたな」


そう言ってガイはコックピットから出た。


「おい!宮戸!」


そう誰かがガイを呼んだ。



「はい?」

後ろを振り向くとそこにはリーダーが立っていた。


「お前まさか昨日この機体で寝てたのか?」


そうリーダーはガイに聞いた。


「はい、そうですけど」


そう言ってガイは正直に答えた。


「バカ野郎!この機体は来るべき戦いのために造られている機体だと何度も言っているだろ!」


そうリーダーはガイに言った。



「すんません!」


そうガイはリーダーに謝った。




ーーーーーーー



ガイは片手にタブレットを見ながら何かニュースがないか調べていた。


するとニュースに今から三億年前の地層から巨大な生物の化石が見つかったと書かれていた。


その生物は独自の進化で誕生した生物で生態系の頂点だったという説があげられたがまだわかっていない。


「これは面白そうだな」


そう言ってガイはタブレットの画面を見ていた。




ーーーーーーー



博物館に展示に向かっていたトラックの真上ににフードを被った男が片手にカードを持っていた。



それは黒く毒々しい霧を出していた。


そして男はトラックの上に乗り中に潜入した。



「目覚めよ!始まりの怪獣!破壊怪獣ギングリム!」


そう言って男はカードを化石に張り付けた瞬間カードは化石に取り込まれた。



化石はゆっくりと目を開けてトラックから起き上がりトラックを破壊した。




ーーーーーーー



「よし、これならどうだ!」


そう言ってガイはディスティニーにシステムを入力した。



するとディスティニーのシステムは全て100%になった。


「よし!」


そう言ってガイは外に出た。



「リーダー!終わりましたよ!」


そうガイはリーダーに言った。


「おう、そうか」


そうリーダーはガイに言った。



「どうしたんですか?ニュースなんて見て」


そうガイはリーダーに聞いた。


「ああ、何でも化石がいきなり動き出したらしいんだがその化石がどこかに消えたらしい」


そうリーダーはガイに説明した。


「化石って三億年前のですか?」


そうガイはリーダーに聞いた。


「ああ、そうなんだ」


そうリーダーは片手にコーヒーを飲みながら言った。


「大変だー!」


そう女性の研究者が走りながらリーダーに近づいた。


「どうしたんだ?」


そうリーダーは研究者に聞いた。


「今こっちに化石が向かってるみたいなんです!」


そう研究者はリーダーに言った。


「なんだと!」


そうリーダーは驚いていた。


「今から20分後には到着します!」


そう女性の研究者は言った。



「どうします!リーダー!」


そうガイはリーダーに聞いた。



「全員!今すぐにこの場から避難するぞ!」


そうリーダーは全員に言った。


「しかし、このディスティニーはどうするんですか?」


そう整備士の一人はリーダーに聞いた。


「ディスティニーはこの研究基幹に封印する!」


そうリーダーは全員に言った。


「そんな……」


そうガイは悲しげな顔をしてディスティニーを見た。


「あの!リーダー!」


ガイはリーダーに声を掛けた。


「何だ」


そうリーダーはガイを見た。


「俺がこのディスティニーで戦います!」


そうガイはリーダーに言った。


「何を言ってるんだ!貴様にこの機体を扱えるわけないだろ!」


そうリーダーはガイに言った。


「こいつは俺が初めて造り上げた機体です!こいつのことはよく知ってます!」


そうガイはリーダーに言った。


「わかった!だがな竜神モードは使うなよ!」


そうリーダーはガイに言った。



「はい!」


そうガイは言った。



ーーーーーーー



ガイはディスティニーに乗りデータを起動させた。


ディスティニーは目を黒から青に変えて動き出した。


「宮戸ガイ!機竜ディスティニーいくぜ!」


そうガイは言ってディスティニーのブースターを全開にして飛び立った。



ーーーーーーー



破壊怪獣ギングリムは口から緑色の炎を放ちながら街を破壊していた。


防衛軍は戦闘機でミサイルやバルカンで攻撃を仕掛けた。


しかしギングリムは全て直撃しても効いていなかった。


「グォオオオオ!!」


ギングリムはゆっくり歩きながら街を破壊していた。


「隊長!!今こちらに機竜ディスティニーが向かっているみたいです!」


そう軍隊の一人が隊長に言った。


「そうか、ついに完成したか」


そう隊長は言った。



空からビームがギングリムのボディに直撃した。



それはディスティニーのドリルビームの物だった。



「グォオオオオ!!」


ギングリムはディスティニーに吠えた。


「シャッアアアアアアアア!!」


ディスティニーも吠えた。



2体怪獣は戦いを始めた。


ギングリムは口から緑色の炎を放った。


ディスティニーはそれをマッハ12でそれ避けた。


そしてギングリムの背中から1億ボルトの電撃を口から放った。


「グギャアアアアアアアア!!」


ギングリムは悲鳴を上げてふらついた。


「よっしゃ!」


そうガイは勝ちを確信した。


しかしギングリムは片手をゴムの様に伸ばしてディスティニーを掴んだ。


「しまった!」


そうガイは言った。


「グォオオオオ!!」

ギングリムは口からの緑色から黒い炎を出そうとした。


「このままだと負ける!」


そうガイは言った。


するとガイのポケットがいきなり光始めた。


ガイはポケットの中の物を取り出した。


光っていたのは公園で拾ったカードだった。


「どうしてだ?俺はこのカードをよく知っている!」


そうガイはカードをディスティニーのカードローダーに差し込んだ。


[ロードイン・サイバーカオスドラゴン!]


そう電子音がした瞬間ディスティニーのボディの色が銀色から青に変わった。


そして目は赤に変わった。


「いくぜ!」


そう言ってディスティニーの

右腕からチェーンソーの様な剣でギングリムの腕を切り落とした。


ギングリムの片手からは紫色の血を流していた。



そしてディスティニーはギングリムの体を掴んで上空に投げた。


そのままボディからギガバーニングブラスターを放った。


超高熱エネルギーがギングリムに直撃して跡形もなく溶けた。



その時ギングリムの体からカードが出てきた時強力なワームホールが出現した。


ディスティニーはその場から一度逃げようとしたがあまりに強力なワームホールにディスティニーとガイは吸い込まれた。



ーーーーーーー



ガイは目が覚めると昨日の夢で見た場所に立っていた。



「また、あの夢の続きか?」


そう言ってガイは片腕を見た。


すると片手にはディスティニーのカードがあった。


そしてもう片手には見覚えのない銃を持っていた。




そして焼かれた街を歩きながらガイは誰か取り残された人が居ないか探していた。


「誰か居ないか!」


そうガイは大声で言った。


「誰か助けて!」


そうどこからか声が聞こえた。


ガイは走り出した。



ーーーーーーー



ガイは街の中心で泣いていた少女に近づいた。


「おい、大丈夫か?」


そうガイは少女に聞いた。


「おじさんは誰?」


そう少女はガイに聞いた。


「俺は宮戸ガイ!まだ18歳だ」


そう言ってガイは辺りを見た。


見た限りでは人の姿はなかった。


すると上から何かが近づいていた。



そして上空から巨大な怪獣が地上に降り立った。


怪獣は口から光線を放ちながら街を破壊していた。


ガイは少女を抱えて街から離れた。



ーーーーーーー



ガイは少女を安全な場所に降ろして街が破壊されているのを見て片手に見覚えのない銃を持った。


「俺が戻らなかったらどこかに逃げろ!いいな」


そう言ってガイは走り出した。





ーーーーーーー



ガイは銃口を怪獣に向けた。


怪獣の見た目は体つきはスマートで背中に翼が生えており頭に角があり両手はハサミになっていた。




ガイは怪獣を観察しながら怪獣のボディに銃で攻撃した。


ダンダン


怪獣に直撃したがそれほどダメージは喰らっていなかった。


ガイは走りながらこう言った。


「こっちだ!」


そう言ってガイは怪獣を自分に注意を向けた。


怪獣はゆっくりと歩きながらこっちに来た。




ガイは止まっては銃を撃ち止まっては撃ちを繰り返しながら怪獣をこっちに来させた。




そしてガイはポケットから何かないか探した。


するとギングリムのカードが出てきた。


それを銃に近づけた瞬間カードが勝手に銃の後ろの部分をリロードした。



「喰らいやがれ‼」


[ブラックフレア!]


そう電子音が言った瞬間黒い炎が怪獣に直撃した。



そして怪獣は黒い炎に包まれて爆死した。


そして怪獣の体からカードが出た瞬間ガイはそれを片手でキャッチした。


怪獣の名前は天空怪獣スカイターラと掛かれていた。


「おい!そこの貴様!」


ガイは後ろを振り向くと茶髪で長髪の女性が立っていた。


「えっ!」


ガイはどういう状況で呼ばれたのか解らないでいた。



続く

怪獣はこんなふうです。

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