8話(宴の日)
【逃げる魔法使い】第8話実況スレ【宴って言ったじゃん】
3:風の名無しさん
祝勝ムード……みんな笑ってるのに、こっちは心が追いつかない
11:風の名無しさん
王女が「今日は無礼講よ!」って注いで回ってるけどそれどころじゃない
16:風の名無しさん
全部が冷たく見える
18:風の名無しさん
フルーツ食べながら、すごい小さい声で「おいし〜」って言ってたけど
なんか、上の空だった気がするんだよ
大丈夫か? 倒れたりしない?
26:風の名無しさん
魔法使いちゃん、端っこでまたフルーツつついてる……
でも、あの笑顔、もう安心できないんだよ
35:風の名無しさん
研究班、なんで今このタイミングで杖持ってくんだよ……
空気読めなさすぎて逆に怖い
42:風の名無しさん
いや、ひょっとして、治す方法を見つけてくれたのかも!
50:風の名無しさん
……それだ! だってめっちゃ魔法使いちゃん見てるもん
54:風の名無しさん
頼む頼む ハッピーエンドにしてくれ
58:風の名無しさん
でも、魔法使いちゃん
皿持ったまま、微動だにしなくなったな
66:風の名無しさん
……なんか、震えてない?
70:風の名無しさん
やばい! 誰か!
救護班を呼んでくれ!
73:風の名無しさん
勇者も剣士も王女も、全然気づいてない……
って思ってたら、魔法使いちゃん急に立ち上がった
よかった元気だ
81:風の名無しさん
どうしたの?
90:風の名無しさん
え、まってむり
96:風の名無しさん
待って待って待ってどこ行くの
98:風の名無しさん
振り返って「……計算、したんだけどなぁ〜……」って、笑って、消えた……?
100:風の名無しさん
完全に「お別れする人の笑顔」だった
101:風の名無しさん
なんでそんな顔で言うの……?
106:風の名無しさん
勇者、完全に凍り付いてる。王女も追いかけられない
剣士、拳握りしめてるだけ……
115:風の名無しさん
移動したな
部屋暗っ
灯りくらいつけろや
123:風の名無しさん
研究班が報告始めた……
「この杖は寿命を対価にしています」
知ってるわ!!!
131:風の名無しさん
知ってる!!!!!!!(涙)
140:風の名無しさん
「黄色で1ヶ月、青で1年、赤で5年」
この時点でああヤバいなって思ってたのに
「使用年数、八十二年と六ヶ月」←←←←←
144:風の名無しさん
吐きそう
148:風の名無しさん
は? は? は?
152:風の名無しさん
おい 誰か嘘って言え
155:風の名無しさん
はちじゅうにねん?
え? それって何年……?
157:風の名無しさん
こうやって数字で突きつけられるの無理すぎる
165:風の名無しさん
寿命は戻せるんだよね?
回復魔法とかあるんだし
174:風の名無しさん
王女「戻す方法はあるの⁉」
それな!
182:風の名無しさん
まあ、あるに決まってるだろ(震え声)
あるよね⁉
「優しさに包まれるような世界観」だもんね!
190:風の名無しさん
頼む!!!
199:風の名無しさん
研究班「ありません……」
207:風の名無しさん
ぬああああああああ!!
215:風の名無しさん
だめだだめだだめだだめだだめだ
233:風の名無しさん
即答された
全員の心が折れた音した
223:風の名無しさん
待って待って待って情報多すぎて整理できない
231:風の名無しさん
勇者が喉詰まらせながら「そんな……なんで……」って絞り出してたの、無理だった
239:風の名無しさん
剣士が「……魔法のたびに、光ってたな」って呟くの、静かすぎて逆に泣く
247:風の名無しさん
王女「赤のとき、少しだけ顔をしかめてたの……」
こっちはもう崩壊してます
255:風の名無しさん
いやちょっと待ってよ
平和になったんでしょ?
なんでそんな話が始まるの?
263:風の名無しさん
あ、研究班が何か取り出した
なんか可愛い……ノート?
271:風の名無しさん
日記?
え、なにそれ?
泣いちゃうやつじゃん……
285:風の名無しさん
魔法使いちゃんが書いてたやつだ
279:風の名無しさん
勇者がそっとカバン開けるとこ、めっちゃ静かで鳥肌立った
287:風の名無しさん
王女「……確認しましょう」
ここ、声めっちゃ震えてた……
295:風の名無しさん
剣士だけずっと黙ってるのしんどいんだけど
てかこの人、喋れたんだなって今さら思った
303:風の名無しさん
やめろww
空気読む系剣士だぞ
311:風の名無しさん
それより日記に何が書いてあるか怖い
みんなへの別れの言葉とか書いてあったら俺は泣いてしまうかもしれない
319:風の名無しさん
王女「記録が……つけられています……魔法の回数と、色?」
王女の声がどんどん震えてくのがやばい
327:風の名無しさん
王女「80年くらいをリミットとしたい、ですって」←←←←
勇者の「は……?」がリアルすぎた
335:風の名無しさん
まってまってまって
一生ぶんじゃん……
343:風の名無しさん
「記録しておこう」って発想が、もうね……
誰にも言わない前提でしょこれ……
351:風の名無しさん
「旅に出るにあたって、記録をつけることにした」←この1行だけで無理になった
359:風の名無しさん
王女が無言でページをめくって、剣士がそれ止めようとするの、地味に泣ける
367:風の名無しさん
しかも王女、最後まで読み終わるんだよな……
375:風の名無しさん
「パンを落とした勇者のために、時間を巻き戻した」って……
え、それに寿命1ヶ月も使ったの……?
383:風の名無しさん
「王女のためにぬるいお風呂を温めた」
「剣士が星空が見たそうだったから雲を晴らした」
それに命を……だめだ、書いてて泣く
391:風の名無しさん
日記がすごい淡々としてるのが、逆に精神削ってくるんだよ……
399:風の名無しさん
「やったー! 80年に収まった〜!」
本人はほんとに良かったと思ってるんだよねこれ……
407:風の名無しさん
やったー! じゃないんだわ
422:風の名無しさん
やった〜! ???
無邪気に喜ぶな
415:風の名無しさん
嬉しそうな字面やめろ!!!!!
423:風の名無しさん
文字が軽すぎる
でも中身が重すぎる
431:風の名無しさん
80年削って「やった〜!」って言える子だったの……?
なんでそんな明るく終わらせるの……
439:風の名無しさん
「たぶん80年くらいで収まった」←ほんとにきっちり収めるな
447:風の名無しさん
人の一生だぞ
それで「やった〜!」なのかよ……
455:風の名無しさん
かわいく笑って、完璧に終わらせてるのが逆につらい
泣かせるためじゃないのが、余計に泣ける
463:風の名無しさん
ほんとに計算してたんだな
ちゃんと、削る量を管理して、人生終わらせたんだ
471:風の名無しさん
「助けられてよかったな〜って思ってる。すごく、すごく楽しかった。」
誰か止めてよ
479:風の名無しさん
この“幸福な終わり方”をそのまま受け取ることができない
487:風の名無しさん
やった〜!じゃない
ありがとう、じゃない
なんでこんな終わり方しかできなかったんだよ……
495:風の名無しさん
「ばれないようにしよう!」のメモ、普通にかわいい顔文字ついてるの
泣くよそんなの……
503:風の名無しさん
王女、顔を手で覆ってる……
勇者は立ち尽くしてるし、剣士も見てられなくなって部屋を出た
511:風の名無しさん
もうさ、これ、誰が悪いとかじゃないのが一番つらいわ
519:風の名無しさん
ずっと「子供っぽくてかわいい」って思ってたのに、
全部わざとだったって……そのままにしてくれてたんだって……
527:風の名無しさん
「イメージを壊さないように」って……
あの子の方がちょっとだけ年上だったんだな……
535:風の名無しさん
そんなことも知らなかった
543:風の名無しさん
え、ちょっと待って
口調、合わせてたの?
子供っぽくしてた……の……?
551:風の名無しさん
こっちが思ってた“魔法使いちゃん”って、作られた姿だったの??
559:風の名無しさん
“本当は、私の方がちょっとだけ年上”
??????????
567:風の名無しさん
嘘でしょ
そんな……
えっえっ
575:風の名無しさん
演技だったとかじゃないのに
優しさで合わせてたのが逆にきつい
583:風の名無しさん
勇者の“お兄ちゃんイメージ”壊さないようにって……
なにそれ……
591:風の名無しさん
「正直、恥ずかしい」って書いてるのに、あの完璧な笑顔……
599:風の名無しさん
なんかもう、“魔法使いちゃん”って存在が
全部こっちの希望でできてた気がして、無理になった
607:風の名無しさん
今日も魔法使いちゃんが……魔法使いちゃんが……(泣)
615:風の名無しさん
次回予告、勇者なんだ
そりゃそうか、だってもう魔法使いちゃんいないもんな
623:風の名無しさん
おいやめろ
631:風の名無しさん
「次回……ありがとう、って言えなかった」
ちょっとまって
無理すぎる
次回予告の時点でもう泣いてるんだけど?
639:風の名無しさん
「ありがとうって言えなかった」って、どういうこと……?
誰が、誰に……???
647:風の名無しさん
謝ってほしいんじゃない
感謝されたいわけでもない
でも、ひとことだけ
「ありがとう」って言われたかったんだろうな……
655:風の名無しさん
優しさに包まれるような世界、どこ……?