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あとがき



 終わりました、第一集。

 長かったシーズン1が終わり、シーズン2に入った次第なのですが。

 正直、作者的には微妙な気がしております。

 というのもですね!

 今回、笑えるポイントが少ない気がするのです。

 ラブコメポイントも少ない気がします。

 今回は今後の展開への仕掛けを至る所でしているのですが、それに注力したせいで、可愛いキャラも面白いキャラも割と真面目に動くシーンが多く、そのせいで全体的に重苦しい雰囲気になってしまったきらいがありますね。誠に遺憾。

 シーズン1では、政治関連の話をする際、曹操たちや袁紹のように『軽い』キャラが主軸になって物語を回しました。これは意識してそうしていたわけです。

 しかし、シーズン2に入って、曹操や袁紹のように主役級ではないものの重要な立ち位置にいるキャラが多数出てきました。

 そういうキャラを軽くしすぎることもやりにくく、そのせいもあって重苦しい、面白くない話が続いてしまった気がします。

 やはり、続編とは、駄作なのかもしれない………。



 今回は、YouTubeの佐久彦のチャンネルで、執筆や資料集めの過程などを配信しながらの作業でした。

 これが、思ったよりも功を奏し、最初はちゃんとできるか不安だった執筆配信も、気づけばシーズン2の第一集を書き上げるまで続けることができました。

 書いた文章を声で読み上げることで誤字脱字に気づきやすいという利点もあるはずなのですが、ミスは減るどころか増えてる気がするのは気のせいでしょうか。気のせいですね。きっと。たぶん。

 小説を書いてみたい。そんな人や、お話を作りたい。そんな人に向けた配信だと個人的には思っています。それと同時に、リアルタイムで佐久彦の三国志について質問ができる場でもあるつもりです。

 佐久彦自身にとっても、作品を作る過程を記録として残しておけるので、割といい試みだと思っています。

 まあ、配信としては虚無にも程がありますが。



 それでは、恒例の各幕解説といきましょうか。



 一幕~七幕は小咄集Part.1です。

 龍騎団のその後、諸葛亮たちの論評、謎のヒロイン蓮花周りの話、張繍の話、董卓の話、蓋勲の話です。

 前半三つはシーズン2に直接の絡みはありませんが、主要人物ともいえる人たちの動きをお見せしております。

 後半三つはシーズン2に割と絡んでくるお話です。シーズン2の舞台となる涼州の問題やシーズン2において漢軍の主役となる董卓の周りを描きました。

 新解釈要素は割とたくさんあったと思います。ただ、あまりラブコメってませんね。


 八幕~十三幕はシーズン2の敵役・韓遂を描きました。大胆にも複数幕を使っての人物描写です。

 韓遂や辺章。そして、辺章の娘・辺雪と呉結。

 ようやく、ちょっとラブコメってます。

 韓遂の内面描写をするのは楽しかったです。

 この六幕で韓遂という人間がどういう人間なのか、朧気ながら掴むことができたと思います。


 十四幕~二十幕は小咄集Part.2です。

 シーズン3か4の布石になる丘力居たち、張繍の話、蓋勲の話、董卓の話、張温の話、孟達と法正の話です。

 最初と最後の話は後のための布石ですが、真ん中の四つはシーズン2や3に関連するお話です。

 第二集は恐らく中規模の戦が一度あるだけのお話になると思います。

 だからこそ、細かい部隊の運用を主軸にしようと考えています。そのために董卓の私兵団を詳しく描写しました。

 それと同時に、同時代に起こっている事件も併記することでより、涼州が混迷を極めているという印象を抱いてもらいたいなと思いました。


 二十一幕~二十七幕は言ってしまえば、辺章・韓遂の乱の幕開けともいえるお話です。

 実際に漢軍の主役である皇甫嵩と董卓はまだ戦場に至っていませんが、すでに戦は始まっているのです。

 ただ、作劇の都合上、散発的にしか対処できていない状況は第二集より第一集で処理したかったのでこちらに収録した次第です。

 辺章、韓遂の他に、宋建やお久しぶりの北宮玉などが登場し、反乱軍を彩ってくれました。さらに、反乱軍ではなく『上洛軍』と命名したことによって彼らをひとまとめにした固有名詞が作れたのも大きな点です。

 北宮玉に至っては、この戦いで動かすためにシーズン0で登場させていました。

 実際に使える仕掛けはわからなかったのですが、無駄にならなかったようなので嬉しいです。


 新解釈部分としてはどうでしょうかね。

 王国とかですかね。キャラ的には王国と丘力居周りでしょうね。

 動向とかに関しては辺章が最初から宋建や北宮玉と組んでいるという点が新説ですかね。

 史実では宋建と北宮玉に脅される形で反乱軍に与しましたが、佐久彦辺章は割としっかり漢に敵対しています。

 上洛軍は名前こそ佐久彦が考えましたが、史実においても主張はあくまで宦官を撲滅して国を正しい形に取り戻す、というものでした。

 州郡を荒らしたと記録されていますが、実態はどうだったのか、というところを書いてみました。

 あとは、張繍周りも史実において描写が少なすぎるので九割以上妄想で補いました。でもこれに関しては、新解釈というほどでもないような気がしています。



 さて。

 恒例のキャラカウントもしていきましょう。


 名前だけ登場したキャラ、48人。

 実際に登場したキャラ、106人。

 登場キャラを合わせると、154人。

 そのうち新キャラ、58人。


 という結果になりました。

 登場キャラの三分の一が新キャラ。

 これはね。割合としてはね。悪くないですよ。

 悪いのは、実数です。

 どんどん増える。困る。でも、その場に、その人がいるんだから仕方ないよ。

 シーズン2はもう少しだけ人を増やしたいのですが、入れる余地があるかはわからない。



 それでは謝辞に移ります。

 エブリスタ様。

 だいぶ、使い方がわかってきました。

 置換、いいですね。

 また、スターを送って下さったJINさん、久順さん、やすさん、心譜さん。

 ありがとうございます。毎日のように送ってくださる方もいらっしゃってニマニマしながら喜んでおります。

 また、YouTubeで配信してる時に遊びに来てくれるリスナーの皆さん。

 ラジオ感覚で聞いてくれているとのことでとても嬉しく思います。



 これからの予定ですが、年内は四巻に向けた資料集めや展開の構築をしていこうと思います。

 このあとがきと同時に第二集の開幕前を更新します。

 本編はまた次回。楽しみに待っていてください。

 辺章・韓遂の乱は第一次と第二次に短く区切って終わらせていく予定です。

 それでは皆様、また次巻でもお会いできますように祈っております。

 それじゃあの、開幕前でお会いしましょう!



2026年3月16日

青端 佐久彦 著

というわけで、第一集完!

第二集に続くんじゃ!

第一次辺章韓遂の乱は第二集でおしまい。

第三集で第二次辺章韓遂の乱に続く、と思われる。

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