十九幕 司空を担う男
本初元年(西暦一四六年)。
当時の大将軍であった梁冀は後漢の第十代皇帝である劉纉を毒殺した。当時、八歳の皇帝は、死後に質帝と号された。
その後、梁冀は周囲の反対を押し切り、劉志を強引に即位させ、反対をしていた重臣を毒殺し、翌年の建和元年(西暦一四七年)には劉志に自分の妹を嫁がせると、自分は外戚となり権勢をほしいままにした。
しかし、そんな梁冀に対抗できるものがいなかったかというとそうでもない。
張陵。字を處沖という男がそうだった。
ある時、梁冀が剣を腰に下げたまま宮中に入ってきた。何でもない朝議の場だ。
本来、宮中では帯剣を許されない。
武力で脅す場ではないからだ。
しかし、剣を下げた梁冀に、群臣は誰も何も言えない。後でどんな報復が待っているかわからないからだ。
群臣は揃って梁冀に怯え俯くしかなかった。
そんな中、声を上げたのが張陵だ。
「梁大将軍。宮中に剣を持ち込むとは何事ですか。羽林。虎賁。大将軍の剣を没収しなさい。そして、ここから追い出しなさい」
張陵の言葉は、それを言われた梁冀だけでなく、その場に居合わせた群臣たちをも震え上がらせた。
ちなみに。
張陵の言う『羽林』『虎賁』とはどちらも宮殿警護を任務とする警備兵のことである。
梁冀は慌ててその場で謝った。
しかし、張陵は聞き入れず、梁冀をその場から追い出すと、法に則って罰則を与えることを提案した。
それは受け入れられ、梁冀は給与一年分を罰金として支払うことになった。
張陵を官僚として推薦したのは梁冀の弟で梁籍という男だ。
「處沖。お前を推薦したばかりに、我が兄は処罰を受けることとなった。あの場にお前が立てるよう取り計らった俺の落ち度、ということかな」
後日、梁籍は張陵と話してそんな皮肉を言った。
しかし、張陵は首を振った。
「不疑殿は悪くありませんよ。私を取り立ててくださった不疑殿に感謝しております。だからこそ、私は公私混同をせずに、あなたの兄上を罰したのです」
不疑とは梁籍の字である。
「だがな。それでお前は立場を悪くすることになる。お前は兄に目を付けられたぞ」
「そうかもしれません。ですが、立場の高い者に反感を買うからと言って口を噤んでは何のための法でしょうか。不疑殿に見出してもらったこの命。声を上げる時はいつも命を懸けているつもりです」
そう言った張陵の瞳は熱く燃えていた。
梁籍はその瞳に気圧されるように黙り込んだという。
「そんな烈士の弟君がいつまでも出仕しないというのはいかがなものかと私は思うのだがねぇ」
時は下って中平二年(西暦一八五年)。
洛陽城から離れたとある里の中で二人の男が向かい合って座っていた。
ひとりは先の話に登場した張陵の弟で張玄という。
張玄は字を處虚といい、現在三十五歳だ。父である張楷が老境に差し掛かってから授かった子であり、張陵とは年が離れた兄弟だった。
後漢の烈士であった兄・張陵も既に亡くなっている。
そんな状態で張玄は再三の出仕要請にも一向に応えず、沈深有才と謳われた頭脳を使うことなく静かに暮らしていた。
そんな張玄を再三誘う男。
張温。字を伯慎という初老の男だった。
「司空である張先生にそこまで持ち上げられると面映ゆいやら恐ろしいやらで困ってしまいますね」
張玄ははにかみながら頭を下げる。
張温は黄巾の乱が起こった最中に大司農から司空に昇進している。
大司農は国家の予算を管理する大臣職で、司空は土木や水利といったインフラの整備を統括する大臣職だ。
大司農は九卿と呼ばれる九つの大臣職のひとつである。
そして、司空は三公と呼ばれる大臣職の中で最高位の三つの中のひとつだ。
給与も九卿は中二千石と呼ばれ、いくつかある二千石の俸給の括りの中でも最高の額を支給される。
しかし、三公はそれを更に上回り、一万石とされていた。
もっとも、実際に一万石をもらっていたわけではなく、給与としては九卿の倍を超える程度ではあるのだが。
それでも立派な昇進だった。
しかし張温は首を振った。
「国の大事に座視しかできなかった粗忽者です。このような無能が三公の位にいていいとは思えませんね」
そう、自嘲するように言う張温に張玄は目を見開いた。
「ちょ、張先生は官を辞するおつもりですか?」
そんな張玄の言葉に張温は再度微笑みながら首を振った。
「いえいえ。まだ、この老骨には使い道があるでしょう。次代を担う若者たちが失敗をした時こそ私の出番です。まだまだ引退には早いでしょうね」
前年に起こった黄巾の乱。
若い将たちの力で大陸未曽有の大反乱は幕を閉じた。
しかし、それで万事が解決したかといえばそうではない。
そもそも、黄巾の乱は民衆が国政に不満をもったことで起こった大乱だ。
政治の改善がなされていない以上、民の不満はくすぶるばかりだ。
更に、黄巾の乱が起こったことにより地方行政に穴ができている。
兵も人も疲れているのだ。そこを突こうとする反乱勢力はいくらでもいるだろう。
加えて心配なのが、異民族たちの反応だ。
黄巾の乱の最中、不気味なほどに静かだった彼らが動き出すのではないか。そう思っている人間は宮中でも少なくない。
大乱は治まったが、国の状況は依然としてよいものとはいえなかった。
「国政が改善したわけでもありません。私も微力ながら力を振るっているつもりですが、民意に沿う国にはなかなかできない状態です。ここから十年は荒れる時期が続くでしょうね」
ため息を吐きながらそう零す張温の表情には疲労が見えた。
「さて、そろそろ私はお暇するとしよう。残念ながら、今回も収穫はないようだ。皇甫左中郎将が破壊した下曲陽城の復興案もそろそろ上がってくる頃だろう。やれやれ。まさか、私の在任中に城の普請という大きな仕事があるとはね。人生はわからないものだ」
そう言って立ち上がった張温だったが、家の主である張玄が難しい顔をしながら俯いているのを見て動きを止めた。
首を傾げている張温の前で、張玄はゆっくりと顔を上げると、意を決したように言葉を発した。
「張先生。そこまで国を憂うのであれば、先生はどうして宦官を放置しておくのですか。それこそ、確かにこの後も乱は続くでしょう。そうなれば、先生が兵を率いることもあるはず。そうして率いた兵をそのまま洛陽に差し向け、宦官を全て斬り殺してしまえば、少なくともいくつかの反乱軍は矛を収めてくれるでしょう」
そんな張玄の言葉に、張温は悲しそうな目を向けながら首を振る。
「處虚くん。それは違う。宦官を粛清しても国は変われない。一時的に良くなることはあっても、対処療法でしかないんですよ。それはこの国の歴史が教えてくれています。宦官は悪ではなく、宦官を悪たらしめているこの国の機構そのものが悪なのです。そうは言っても、代替案もなしに現状を打ち崩してしまえば、待っているのは更なる混乱です。今の状況はそれほど悪いものではないのですよ。今までと異なる、まったく違う機構を生み出さなければ、この国が真に改善されることはありません。宦官を誅滅すれば外戚が、外戚を誅滅すれば大臣が。そうやって、権勢を誇る人間が変わるだけなのです。そうであれば、反乱軍が矛を収めるのも数年がいいところでしょう。むしろ、国に仕える人間の絶対数が減るので害になりかねないのですよ」
張玄は、張温の言葉にがっくりと項垂れる。
「張先生。私はやはりまだまだ勉強不足のようです。先生が仰られるように出仕に足る人物だとは思えません」
そう言うと、張玄は両手を張温に差し出して、張温に強い視線を向けた。
「先生。私は今、先生に謀反を唆しました。立派な国家反逆罪です。どうか、私に縄を打ち、連行してしかるべき裁きをお与えください」
震えながら手を差し出してくる張玄に、張温はしかし、縄ではなく手を添えた。
「君の言葉は国のためを思っての言葉であり、私利私欲の言葉ではなかった。そもそも、君の言葉を聞いたのは私ひとりだ。私が胸の内に留めておけば、それで済む話ではないですか。君がもし、それでも気が済まないというのなら、どうか、生きて、私を助けてほしい。先の言葉、私は聞かなかったことにします。あなたも、言わなかったことにして下さい」
そう言うと、今度こそ張温は狭いあばら家を出て行った。
張温が洛陽に戻り、司空府に入ると、待っていたかのようにひとりの男が近づいてくる。
「おや、文近殿。どうかしましたか?」
「伯慎さま。お帰りをお待ちしておりました。お客様です」
文近と呼ばれた男は拱手をしながらそう告げる。
この男は名を周慎。董卓の私兵団にて下級指揮官を務める周毖の父だ。
董卓が同じ涼州出身であることから息子を彼の指揮下に預けている。そして本人は司空である張温の補佐官として長史の任に就いていた。
客? と首を傾げる張温に、周慎はその表情に疲弊を乗せながら客の名を告げた。
「袁公煕殿です」
「なんと」
その名を聞いた張温も、慌てたように客間に向かった。
袁滂。
字を公煕。
五年前には司徒に任じられていた男だ。
一年ほどで次の者に位を譲っている。
その性は純粋素朴で欲心が少なく、他人の欠点を語らない男と言われている。
それは、確かに、事実だ。
しかし、舞台は官界だ。
ただの純粋で素朴な男が泳ぐことなどままならない。
そのはずだった。
「おや。張司空。どこに出かけていたんだい?」
客間で待たされていた袁滂はそんな事実などないかのようにお茶を啜りながら笑顔で張温を出迎えた。
「これは、袁殿。お待たせしてしまって申し訳ありません。有能な若者がいたので出仕をお願いしに行っていたのですよ」
「ほうほう。司空殿が足を運ぶほどの若者がいるのか。それで、その若者は出仕してくれるのかい?」
「いえ。断られてしまいました」
「そうかい。残念だね。まあ、何も官途に就くだけが生き方じゃあないさ。その若者のこれからが明るいことを祈ろうじゃないか」
そう言って朗らかに笑う。
その表情には、言葉に孕む裏など感じさせない。
付き合いが深くなってくるとわかる。
彼の言葉には裏の意味などない。
しかし、官界に染まった者たちは勝手に袁滂の言葉の裏を読もうとし、そして袁滂の行動に翻弄されていった。
結果として、袁滂はその立ち位置や警戒心のなさとは裏腹にまったくと言っていいほど政争に巻き込まれずに生きていた。
袁滂には誰かを攻撃する意思などない。
それは明らかだ。
そして、事実、袁滂は自覚・無自覚のどちらにおいても他者を攻撃せずに生きていた。
まさに、奇跡のような男なのだ。
「黄巾の乱も落ち着いた。とはいえ、まだ、民の心は荒れていそうだ。これからも乱が頻発するだろう。当面の君の課題は下曲陽の城と滹沱水の整備かな?」
「そうなりますなぁ」
「ふむふむ。そういえば、大将軍と大尉と司徒が党錮の解除を企んでるみたいだったよ」
「というと、楊大尉と袁司徒ですか」
「そうそう。君は噛みに行かないの?」
「どうでしょうな。あまり大将軍に三公が近づきすぎるのも均衡を崩しかねませんし」
「気にしすぎじゃないかな?」
「これを気にしなくていいのは公煕殿くらいかと。おっと失礼、言いすぎましたかな」
「え~~~? そうかな? そうかも?」
袁滂は権謀術数の渦巻く政界でそれらと関わることなく生きていた稀有な人間だ。
それ故に、人は皆、国に尽くすものと思っているし、派閥が存在することも知識としては知っているものの、実感をしたことはない。
外戚勢力とも宦官勢力とも。
清流派とも濁流派とも。
特に区別することなく付き合っていた。
どうにかして袁滂を自分の勢力に引きずり込もうとした者も多くいた。
しかし、袁滂は純粋無垢に誰とも彼とも誼を結ぶ。
結果として、袁滂を敵に回せない人間だけが増え、アンタッチャブルな絶対個人へと姿を変えてしまったのだ。
「それで、その情報の共有のためにいらっしゃったのですか?」
「ううん。違うよ」
袁滂はゆるゆると首を振る。
そして、その視線を西へと向けた。
「涼州が荒れてるみたいだ。黄巾の乱ほどの大事ではなさそうだけど。まだまだこの国は荒れそうで悲しいなと、思ったんだよ」
袁滂の視線は、客間の壁を通り越して、遥か西方の涼州を見ているようだった。
翌日。
張温は洛陽の政庁に呼び出されていた。
今日の張温の相手は、十常侍・趙忠である。
十常侍とは皇帝に近侍する中常侍の中でも特に力をもった十二人の宦官のことである。
中常侍は皇帝への取次ぎを主な職務として行っている。
後漢のこの時代。
この機構が腐敗した。
皇帝への取次ぎを一手に担った中常侍たちは、自分たちに都合の悪い事柄を皇帝に取次がなかった。さらに取次ぎの際に多額の賄賂を要求して自分たちの権勢を強めたのだ。
結果として、この十常侍に睨まれた者は存在しない罪をでっちあげられて罷免や投獄、処刑の憂き目にあっていた。
まさしく、皇帝・劉宏の御代における内憂であった。
趙忠はそんな十常侍の筆頭とも呼ばれる男で、皇帝・劉宏からは『我が母』とまで敬愛されている存在だ。
その背景には、劉宏の命を救ったという功績もある。
先代皇帝に子がなかったため、後継が誰になるかで揉めた時期があった。
宦官と敵対する勢力が劉宏を擁立した。結果としてその勢力は宦官勢力との政争に敗れたが、彼らが擁立した劉宏に罪はないとして趙忠をはじめとした宦官勢力は劉宏を担ぎ上げることに決めたのだ。
皇帝・劉宏。当時十二歳の少年だった。
そこから、慣れない政務に宮廷作法などを叩きこんだのが現在の十常侍だ。
劉宏からすると育ての親に等しく、頭が上がらない。
故に、十常侍は増長しているのだった。
「皇甫左中郎将はけしからん。そうは思わないかね、伯慎殿」
趙忠の甲高い声が部屋に響く。
丸みを帯びた輪郭。薄い体毛。甲高い声。
幼い頃に男根を切除して宦官となる者は皆似たような性質を持つようになる。
成長期における男性ホルモンの分泌が十分でないためだ。
そこから、この国ではひげが薄いことを揶揄する風潮がある。
生殖機能を失い、権威欲に憑りつかれた宦官のことを見下す者も少なくない。
そんな中で、張温は宦官に対して侮蔑的な感情は持っていなかった。
「これは。いったいどうなさったのですか、趙中常侍殿」
中常侍の趙忠と三公である張温とでは張温の方が役職としての立場が高い。
にもかかわらず、趙忠は張温のことを字で呼び、張温は趙忠のことを役職名で呼んだ。
他者を字で呼ぶという行為は親しみを表しているようにも見えるが、反面相手を軽く見ているともいえる。
しかし、趙忠にその認識はない。
他者を軽んじていると認識するまでもないほどに、他者を尊重する立場にいないのだ。
趙忠は厚い唇を震わせながらその小さく丸々とした両手を卓に叩きつけた。
「あの男、私の別邸にケチをつけおった。チクチクと陛下に告げ口など信じられぬ男だ。陛下が陛下であるのが誰のおかげなのか。国家が運営していられているのが誰の尽力の賜物なのか。あの男はちっともわかっておらぬ。奴の中郎将という地位も都郷侯の地位も我々の礎のもとに成り立っているものじゃあないか!」
経緯はこういうことだ。
黄巾の乱の折。
皇甫嵩は広宗城で張梁を討つために潁川郡から進軍をしていた。
その途上で、趙忠の別邸を見かけたというのだ。
それはもはや、別邸というよりも別荘というほどのもので、質素倹約に勤めるべき国の重鎮が所有するには過ぎたものだった。
皇甫嵩は進軍中にその事実を皇帝に奏上した。
普通の方法では握りつぶされると考えた皇甫嵩は、なんと軍事報告を伝える伝令にその情報を渡し、報告の合間についでのことのように述べるよう指示を出した。
そのおかげで、趙忠の違法な別邸は劉宏のみならず、百官の知るところとなり、さすがの劉宏も趙忠を庇うことはできなかった。
結果として、趙忠の別邸は没収処分を受けることになったのだ。
「さらにだ。私がせっかくことを穏便に済ませてやろうと、払うものを払えば目くじらを立てぬと、そう言ってやったにもかかわらずだ。あの男『先立つものがないので払うものがありません』ときたものだ。ここまでコケにされたのは久しぶりだよ」
全身を震わせて怒りをあらわにする趙忠。
張温も趙忠に同意するように頷いた。
「皇帝に金の無心をするほどに困窮しているようですからね。それにしても、皇甫左中郎将殿はどうにも宮中を騒がせますな。いやはや、血というものは恐ろしいことです」
「皇甫といえば、何年か前にも口煩い者がいたのう」
「その皇甫の甥ですよ、皇甫左中郎将殿は」
「本当に血族なのか。なんともはや、騒乱を呼ぶ血筋よ」
「そうですね。彼も、生きるのがうまくなかった。皇甫左中郎将ももう少しうまい生き方もあるでしょうになぁ」
「ほっほ。伯慎殿のようにのう」
「いえいえ。私などはとても。日和見の男だと揶揄されてばかりでございますよ」
「まあ、それはよい。皇甫の奴は適当に貶めておけばそれでよかろう」
「しかし、彼は護国の将です。黄巾の乱を戦い抜いた彼は簡単には手を出せない存在ではないでしょうか。皇帝陛下も皇甫左中郎将のことはかなり気に入っておられるご様子」
「ふん。それならそれで待てばよい。あの男は官途に向かんよ。そのうち、軍令違反でもなんでもやらかすだろう。そこを叩く。あの手の輩はそれで十分か」
「そうでしょうな。それに、彼はどうも責任を負うことに否定的のようだ。罷免なんぞしたら逆に喜ぶのではないでしょうか」
「それもそれで業腹だのう。ああいう輩は扱いにくくて困る」
ため息を吐いた趙忠の怒りが薄らいだのを感じ、張温は心中で胸を撫で下ろす。
宦官であろうと。外戚であろうと。問題児であろうと。
国家の運営に響くような悪事でなければそれで良いのだ。
党錮の禁のようなことは再び起こってはいけない。
歪ながらも、不協和音を奏でながら、国の体裁を保つ。
それが必要なことだ、と張温は胸に刻んでいた。
先週は更新できなくてごめんなさい!
代わりに今週と来週、二週連続で更新します!
張温はこのまま何事もなく進めば、次のシーズンくらいで主役を張ることになるお人です。
今のところは重要な人ではありませんが、覚えておいてもらえると嬉しいかもです。
張温の性質は、バランスを取ることに腐心する男です。
そのバランスというのは、問題を起こさないようにすること。
弱い勢力を守るために動くのではなく、強い勢力が攻撃に出ないように操作することが肝要だと思っています。
その真意は国を荒れさせないため。これ以上、荒れさせないことを徹底するために動く人、という設定です。
こういう人も、国家運営には必要ですよねぇ。




