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67話 手紙

終わる終わる詐欺してはや二ヶ月……

大変申し訳ございませんでした。あまりにも間があいてしまったので1話挟ませていただきます。

「ベルリーナ」


アルフレッドがベルリーナに声をかけました。


「もう一度魔界に行きたい?」


「妹に会えるなら、もちろんよ」


綺麗な金髪を指に巻き付けて弄びながら彼女は答えます。

その様子を見た彼は、彼女の頭を軽く撫でました。


「な、何よ」


「君宛に手紙」


白い封筒に赤い封蝋。

丁寧な字で"おねえさまへ"と書かれています。


「シャイニーナからだわ!」


ベルリーナは嬉しそうに叫びました。

慎重に封を開けたあと中から手紙を取り出した彼女はじっとその文面を見つめます。


「……!」


「どうかしたの?」


驚いたように目を見開いたベルリーナにアルフレッドは問いました。

彼女はそっと彼の耳に顔を近づけて囁きます。


「あのね……」



「あら」


「どうしたエイレン」


いつの間にか玄関に置かれていた封筒に、エイレンが気が付きました。

不思議そうにレオドルスが近づいてきます。


「あらあら、見て。シェンからだわ」


「お、本当だ」


こちらにも手紙は届いていたようです。


「気になるなあ。ここで開けてしまうか」


「そうね」


こんな封蝋付きの封筒なんてもらったことがない二人は少しの間その封筒を観察してから手紙の方に視線を落としました。

じっとそれを見つめたあと、二人は嬉しそうに笑います。


「あの子ももうこんなに大きくなったのね」

明日楽しみにしててね!(上手くかけるかは別)

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