44話 また来てね
「そのたー!」
「いませーん!」
ベルリーナとアルフレッドが困惑しています。
「このお二人はパンケーキでいいんじゃないですか?」
「わかった! 出来るまでちょっと待っとけー!」
朝ごはんイベントが盛大すぎる……
朝ごはんを食べ終わった8人。
そろそろベルリーナとアルフレッドは帰る時間です。
「楽しかったわ、また来るわよ!」
「そうですね。僕も来ます」
にっこりと2人が笑います。
「思ったような所とは違ったでしょう? また来ていただけるなんて光栄です!」
「ばいばいおねえさまー!」
「ばいばい!」
2人はお城の魔法陣に乗ると、そのまま人間界に消えていきました。
「素敵な方々でしたね。ニーナさんのお姉様たちは」
ふふっと、ヒヨが笑います。
「っ……!?」
あどけない笑顔にソルが赤面してるなあ。
「ソル……」
ゼクウェントがソルの肩に手を乗せました。
「頑張れ」
「てめぇ! ふざけんじゃねえよ! どの口が言ってんだ!」
ゼクウェントも頑張れですからお互い様でしょう。
「やだなあ、見向きもされてないくせに」
「お前もだろ。見向きもされてないくせに!」
「2人とも、何をお話してらっしるんですか?」
「ですか?」
ヒヨとニーナが2人を覗きこみました。
「なんでもない!」
「なんでもねえ!」
咄嗟に誤魔化したけど、誤魔化しきれてたかな?




