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25話 皆さん見てください!ゼクウェントがちゃんと魔王してますよ……!

ゼクウェント魔王然としていることに驚きを隠せなくてついにタイトルにしてしまった……

「いいのか?このまま謝らないと少々手荒な真似をすることになるが。」


国王が唇をギュッと噛み締めます。

そして、決意したようにシャイニーナに向きなおったのです。


「私が……るが……」


「ん?」


「私が……悪かった……」


「で?」


ゼクウェントが高圧的に告げます。


「も、申し訳ない」


震える声で国王が謝ります。


「私からも謝るわ。ごめんね、シャイニーナ……」


さっき何度も謝ったはずのベルリーナまでもが頭を下げました。

ゼクウェントが満足そうに見下ろします。


「話がある。別室に通せ。」


「はっ、はい」


国王とゼクウェントは、二人そろって別室に入っていきました。



「彼女の本当の出身地は?」


「この国の西の辺境の村です……!」


「本当の名前は?」


「シ、シェン……」


「そうか。ではそのシェンとやらを、」


「はい……っ」


怯えたように国王が返事をします。


「私が妃にもらおう。」


「は……?」


拍子抜けた様に国王が間の抜けた声を出しました。


「何だ?嫌だというのか?」


怪訝そうにゼクウェントが問います。


「お前は私に借りがあるはずだが?」


蔑むような目を向けられ、国王は縮み上がりました。

今回の登場人物

・シャイニーナ

・ゼクウェント

・アンドランジェ

・ベルリーナ


放置されているにもかかわらず登場人物から除外されるアルフレッド。

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