表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/70

序章

本命は魔王様とシャイニーナの恋物語なので、最初は少しお待ちください。

とある王国の王宮で、王女が1人、産まれました。


彼女の名前はベルリーナ。


白っぽく輝く金髪に、(エメラルドグリーン)色の瞳。


美しい、エルフのような姫でした。


でも、その頃から王都は荒れだします。


作物が上手く育ちません。


王は、魔界の王の魔王に問いました。


私は、どうしたらよいのだ、と。


魔王は答えました。


では、私が止めてやろう。その代わり、王女が14歳になったら、

お前の娘を私にくれ、と。


王は震え上がりました。自分の娘を生贄に差し出さなければならないと思ったからです。


そんな頃、とある村で、娘が産まれました。


名前はシェン。


普通の村娘になるはずでした。


でも、外見は、白っぽく輝く金の髪。


澄んだ(エメラルドグリーン)色の瞳。


エルフのような娘です。


そう、ベルリーナ姫そっくりの。


◇◇◇


王は、シェンのことを知り、思いました。


この娘を養女にし、娘の代わりに魔王に差し出そう、と。


こんなにそっくりなのだから、誰も疑わないだろう、と。


ベルリーナを守りたい一心で、罪なき民を犠牲にしたのです。


早速、シェンを姫として育て始めました。


シェン姫ではなく、シャイニーナ姫として。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ