ACT.9 スピードの先に見えるもの
「クソッ!抜かれた!」
「向こうの方が車重が重い分タイヤとブレーキにダメージがいく...こっからが本番だ!!」
....ブォォォォォ!!....
....さらに踏み込みGT-Rを突き放す....
「アイツ、速すぎる...」
....ギュォォォ!!....
....そして麓では....
「なぁ、リーダー」
「なんだ、明」
「お前のZ、少し馬力上げたろ」
「まぁな、600馬力から650馬力に上げたんだ」
「やっぱりな、にしても....あのドライバー、よくあのZを操れるな」
「そりゃ、アイツがそれなりに上手いからな」
『おい!Zがきたぞ!!』
『蒼撃の稲妻が振りきられたのか!?』
『あのZ速すぎるぞ!!』
「大方予想通りだな」
「どう言う意味だ?リーダー」
「颯馬が来たら教えるよ」
『蒼撃の稲妻が来たぞ!』
『あの蒼撃の稲妻が振りきられるなんて』
「....クソッ...速すぎる....」
「どうだ、アイツの速さは」
「...速いし上手い...的確なポイントで追い抜いていかれた....」
「そりゃそうだろうな」
「どういう事だ、リーダー」
....バン....
「ふぅ...」
「紹介するよ、俺の弟の零だ」
「どうも、兄貴がお世話になってます」
「弟!?」
「弟だ」
「ちょっとまてまて!リーダー、弟いたのか!?」
「まぁな、と言うか前に言わなかったっけ?」
「あ...そういえば...」
[俺の弟がこの峠で走ってるからな...そのうちお前らに会わせてやるよ]
「そういえば言ってたな...」




