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見破ってください!

どうも樹輝です。できれば一日更新したいなと思い書いています。他の課題のこともありますができるだけ更新していこうと思いました。路線とは大分変わってしまいましたが、コメディ要素強めで頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします!

「よし!」

「準備できましたか?」

「あぁ。できた」


 これから俺は、決戦に出掛ける。覚悟だぞジェリ。


「「ジャーンケーン……ポン!」」


 二人の本気の声が部屋中に響き渡る。その本気の声はすぐに絶望へと変わる。


「うわぁー! くそ! 負けたぁ」


「へへッ! 私の勝ちですね」


 ジェリは腰に手を当てて仁王立ち。エッヘンと言わんばかりに凛々しくたっている。

「じゃ……プリンいただきますね!」


くそぉ! 俺のデザートがぁ!!!


「今度は私のも買ってきてくださいよ」

「あぁ。わかったよ」


 何だかんだ話せるようになってきた俺たちだが、ことの問題は解決していない。それはジェリが一回も行為に誘ってこないことだ。前に本人がいっていたことはものすごく気にしている。だが俺はそれが心配だ。


「なぁ ジェリ?」

「ふぁい。なんれふ?」


 ジェリは、プリンを頬張りながら、口をモグモグと動かす。

「お前、本当に行為をしなくていいのか?」

「ウプッ……」

「おい!」


 俺が言うと、プルプルの固形か液体かわからない物体を喉に詰まらせかけた。

「なんで急にそんなこと言うんですか!」

「す……すまん」


「それでなんでそんなこと聞くんですか?」

「だって、前にサキュバスは行為をして生命を維持するっていっていたから」


 ジェリはポカンとしてから広角が緩みだした。


「あははっ!」

「なっなんだよ!」

「そんなことで悩んでいたんですか?」

 そんなことって命に関わるって……

「いつも私に与えているじゃないですか、貴方が」


 与えてる? 俺が……それってもしかして夜襲われている……


「食事!」


 は?


「本当に優翔さんが作るご飯は本当に美味しくてたまりませんよ!」


 とまだ、残っていたプリンを掬って口に頬張る。

 俺は、すごく身体が暑くなってきた。自分でもなんでこんな勘違いをしたのか想像がつく。俺が男だってこと。それと。あいつが……

「お前のせーだ~!」

 己に負けて泣いてしまった。くそぉ! 俺はそんな考えしないぞぉ!


「そんなにプリンほしかったんですか?」


「そっちじゃねー!」

読んでいただきありがとうございます! これからもどんどんあげていくのでよろしくお願いします!

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