〜白詰草〜
第1章~エピローグ~
-誰か分かる人は手を挙げて-
-先生怒らないから素直に答えて-
-私はお前の事を思ってこの道を進めているんだよ-
なんだって最初はたわいもない事であった
そうやって子供の頃から大人にずっと騙されて来た
気付けば今僕が何処にいて、人生という激流でどの辺まで流されたのか分からない
いつも素直な気持ちにハニートラップを仕掛けるかの如く、罠に嵌め、嘲笑う
社会というのは見るに堪えない程、人間を人と認識せず、生命を雑巾と扱うのが現状であった
だからみんな家庭という拠り所を持ちたがり、子孫という働く意味を見つけるのであろう
では、その依代まで辿り着けない人間は何が足りなく、なにがいけなかったのだろう?
~縁がなかった?~
~顔がズバ抜けて丹精ではなかった?~
~はたまた運がなかった~
違う
答えは本質から全てを見極めようとしないクズな社会がいけないのだ
現状の判断で物事を決めるしかないクソな大人達がいけないのだ
仲間内の中であったら"遊び"という言葉で全てが済むのだ
例えそれが誰かの心を踏み躙り、傷付けたとしても
例え集団生活から強制除外され、自ら命を絶つとしても、、、
どんなに大事になっても
~魔が差した~
~ふざけていた~
~そんなつもりはなかった~
~軽い火遊びだった~
~遊んでいただけ~
みんな現実を認めたくないんだ
虚像でも実像でも現実を捻じ曲げても良い
~みんな自分でなければ良いと誰もが人になすりつけ合うのだ~
だから、逃れる為に言い訳をする
生きて行く為に
だから僕はそんなヤツらに復讐する為に、あえてバカを演じる事にした。




