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70以上の私には恋は眩しいです。

今週お休みしちゃってすみません!

代わりと言っちゃなんですが、登場人物設定更新しました。よろしければそちらも見てやってください<m(__)m>

 そしていよいよ体育祭当日。吹奏楽部の演奏にあわせて生徒達が行進していくのを私達はテントから見ていた。テントにて来賓のもてなしの準備を進めているのだ。しかーし、実は球技大会と違って開会式や閉会式で私達が取り仕切るようなものはない。生徒会があるがゆえの注意も行わない。

 何故なら、大きな球技場を貸し切っているのもあって、観客席の声は体育館より選手に届きにくい。なかなかファン達が選手の妨げになるようなことを起こしたりなど出来ないだろうからだ。生徒会活動の方の妨げは皆慣れたものだからあしらうのはやりやすい。

 また、出る種目に限りがあるため、ファンサービスの写真会は出てない種目の時に行えるというのもあるのだ。その辺の調整は生徒会役員とファンクラブ会長達との間で済ませてあるし、1人2枚以上にならないようチェックも行われるらしいので安心して行える。

 そうした結果アイドルとしての生徒会ではなくきちんと一生徒として参加出来るのは非常に嬉しい。だって写真撮影のあの憂鬱とした時間がないなんて!やることと言ったら来賓のもてなしや点数チェックぐらいなものだなんて!学園は生徒会を雑用係だと思っているとか一瞬思ったけど!ちゃんと生徒として扱ってくれてるのね!と鼻息荒く拝みそうになる。

 …………いや、流石にしないけど。『鼻息荒く拝む』っていう行動をいくら見慣れてたとしてもやらないけど。やったら一線越える気がするからやらないけど。

 障害物競争は最後から3番目の競技なので午後にならないと行われない。他の役員は基本3種目出てるので、私は点数チェックの係に入ることになる。ちなみにさっきから言われてる来賓のもてなしは断固拒否した。だって相手側は見目麗しい人達が来るとか思ってるだろうに私が行ったら肩透かしもいいとこだ。お茶は煎れるが持っていかん。要はそういうことなのである。




「あ、篠宮さん!」

「どうしたの村崎さん」

「こゆりでいいよ~、私も優美ちゃんって呼んでもいい?」

「あ、うん」

「ところで優美ちゃんて障害物だけだよね?出来れば綱引きにも出て欲しいんだけど」

 詳しく聞くと、どうも綱引きに出る予定の子が足を痛めてて出られないそうなのだ。綱引きには基本運動苦手な子達が集まりがちで、一種目しか取ってなくて綱引きに出てないのは私くらいなものだ。

「わかった!綱引きは午後最初だよね、行けると思う!」

「ほんと!じゃあ選手登録しとくね!」

 ありがと~と言ってこゆりちゃんは去って行った。

 綱引きかぁ。小学校以来だな、あの時は体の大きな子と同じチームだったからやりやすかった。何より俊君がチームにいたため彼に密かに恋するおませ女の子達が一致団結して引っ張ったのも優勝できた要員だろう。優勝してキラキラ微笑むその頃もイケメンな俊君に女子達大興奮で凄かった。恋というのはあそこまで人を変えてしまえるんだな、なんて。恋心というやつはやはり凄いものである。

 なんて、前世と今世で計70年以上生きて達観の域に入った私は、この後午後に大波乱が起こるなんてこれっぽっちも考えていなかった。

前回はお休みしちゃってごめんなさい!ストックが必要だと思い始める今日この頃(でも出来ない)

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