赤いコード
本来、12~15歳の間でギアが覚醒する。だがまれに、それよりも前にギアが覚醒してしまう子供がいる。
「俺が覚醒したのは、7歳の時だった。」
10年前、当時7歳
佐久間「今日もサッカーしよー!!」
「うん!!」
佐久間「秀はさ、将来何になりたい?僕はね!プロサッカー選手になるのが夢なんだ~!」
「そうなんだ、夢かぁ、?僕は……」
その時だった、突然当時の親友佐久間 彰から無数のコードが見えるようになった。
『な、にこれ?』
秀は好奇心から一本のコードに降れてみた、
プツンッ………バタン
「へ?、あき、ら?」
彰は息をしていなかった、彰のコードが少しずつ薄くなっていく。
『このままじゃ、まずい、彰が死ぬ、そう感じた。切れてしまったのは緑色のコードだ、そのコードを繋げれば、、助けられる』
秀は必死に緑のコードを探した、、
『あっ、たこれを、繋げれば、』
「ゴホッ,」
彰が、息を吹き替えした。秀は、これがギアだと直感で理解し、もう二度とギアを使わないと心に決めた。ギアを使えば人が死んでしまうと思ったからだ。
『その後結構、彰にも会えてない、殺しかけた相手だ、会えるはずがない、』
そして今、
「ヒールコード」
『10年前と同じ、嫌あの時よりも切れてるコード切れかかったコードが多い、』
秀は一番始めに緑のコードを繋げた、理解していたのだ、そのコードさえ途切れなければ人は死なないと。
その後も凄い集中力で次々とコードを繋げていった。ほぼ全てのコードを繋ぎ会わせた頃。
『?、なんだ、この太く赤いコードは、』
赤いコードに降れた瞬間、
ブチンッッ
「しまっ、、、た」『切れた、』
よみがえる、10年前の記憶、けれどその時と違ってそのコードだけが消えていった。
秀は、我に返り「直ぐに救急車を!!」
回りを見ると倒れていない生徒は秀と明人だけだった、
明人「救急車なら、もう呼んだんだけど、えっと、俺はギアブーストを起こした彼を刺したはずなんだけど、君のそのギアは………一体」




