前世では過労死して死んだんだけど 今世は公爵令嬢になって 王太子と婚約して王妃教育 厳しすぎる
「お前みたいなやつは俺の婚約者にふさわしくない! 婚約破棄をする!」
そういうのは 私の婚約者であり。この国 王太子であるラオア殿下だ。今いるのは国立記念日のパーティー会場である
「、、、、、、」
はいっていいたい。 ニコって微笑んでで嬉しいって言いたい
王妃教育って嫌なんですもの! 24時間 ピシッとした体制とか死ぬってこれ!!!!!寝る時も 監視とか死ぬ
いやだ..... 教育が嫌すぎる.....
頭がおかしいかもしれない と思われると思うため 周りには行っていないが、
私は前世では享年24歳。そして その死因は過労死だった。
ブラック企業で毎日毎日終電帰りの残業漬け。
朝から夜まで働いて休日出勤して無理やり 上司と 飲み会に行かされセクハラパワハラ 祭り
タクシーも電車も使えるようなお金は持っていないため,駅のホームで寝て行って そのまま死亡…….. ああ、神様よーーー!!!! 私にチート能力くれても良くない?? もう 仕事したくないよおおおおお!!!! なんで死んだら記憶あるんだろおおお
でも今の光景で確信した..... この世界は[闇を薙ぎ払え 正義の 騎士様とハート色のヒロイン]という少々をダサいネーミングの乙女ゲーム世界である
その 乙女ゲームには数人の攻略対象がいていわゆる一番人気があるのがラオア王太子殿下。ヒロインに甘い言葉を囁いてくれる 系王子様 なのだが。一部には好かれていない
そんな ラオア王太子殿下の婚約者はノアという 公爵令嬢で悪役令嬢である。
『闇を薙ぎ払え 正義の 騎士様とハート色のヒロイン』って タイトルダサくないですかねえ?? ってかそもそも悪役令嬢が出てくる意味なくない??
このゲームの悪役って 胸糞 な場面もないし ただただ 婚約者がいるのに他の女に手を出す 婚約者を咎めてるだけじゃん..... どこが悪役だよこの野郎! しかも どのルートを進んでも いろんなところで死ぬし!!!!
「うふふ。まあ、嬉しい。婚約破棄 破棄の件 受け入れますわ」
そんな悪役令嬢ノア・フローレンスとは私の事だ。
ノアは いつものように にっこりと微笑みながら言った。
「え?」
「だって王妃教育 厳しすぎです...... 別に厳しいのは まだいいんです 外交などに弱みを掴まれては終わりますから.....ですけど失敗したらセクハラだとか パワハラだとか 怒鳴りつけるならまだしも 体を痛めつけたり むちで殴られる。それをしてまで 婚約しなければならない 王太子が浮気。それを少し 咎めただけで いじめ 扱い.......ほんとに嫌になりましたわ……」
ノアは笑顔のままだが言葉の端々に怒りを感じた。
「じゃあ どうして俺と婚約したんだよ!」
「んなこと言われても 攻略 結婚以外の何者でもありませんけど?」ノアは即答する。
「そうかよ!!」
ラオア王太子はノアの言葉に苛立ちを覚えているようだった。
ラオア王太子は ラオア・フローレンスという名前である。
そのラオアは ノアとの婚約を破棄して、 伯爵令嬢である サオラと結婚しようとしていた
サオラは男性にブリックをしてたぶらかすので女性から、かなり寒い目で見られている。 ただ 男性はこういう ぶりっこの方が可愛いと思う人もよくいる
「サオラ様と結婚するならお好きして結構。私は婦人たちとお茶会でもしておきますわ」
「ああ もう勝手にしろ!!!」
ラオアはそういうとその場を去った。
「これで自由ですわ」
私は心の中で ガッツポーズをした。
ああ よかった〜 と 思いつつ 私もその場を後にして、自分の部屋に戻ることにした。
ああ やっと解放される……
私 ノアは思った。
それからか知らないけれど サオラ様は男性たちに正体を暴かれてしまい..... 色々あって国外追放
王太子も見抜けなかったことと もし彼女が他の国のスパイだったらこの国は終わっていたため 平民として この国を追放された
私は 傷物 令嬢でありながら......お互いに恋愛感情を持った男性と婚約し結婚した 今では幸せだ......
まあ 途中までは一生結婚せずに生きるつもりだったんだけど....... ついつい かっこよくてね アプローチしちゃった.....うん.....
みんなも 悪役令嬢に転生した時は 婚約者に気をつけよう!じゃあね!