トーンフォレスト-2-
初め、総合評価の見方が分からず6ptだったので3人が評価星1押したのかな?(星一つ2pt)と思ってました。
調べてみると違うようでした。ブクマ数✖️2 +文章評価1~5+ストーリー評価1~5=総合評価らしいですね。
それと調べてみたら、ブクマはつく方が珍しいそうです。まだ数話しか出してないのにブクマをつけてくださった方、マジ感謝です。
勢いで書いているので誤字脱字意味不明、ありましたら教えてください。
▪️▪️▪️トーンフォレストにて▪️▪️▪️
「オオオオオォォォ!!!」
「おおおおおぉぉぉ!!!」
ハイコングのボス『キングコング』の怒涛のパンチを次々と躱していく。
ちょっ、地味に速い!!
それに一撃一撃でクレーターがバッコンバッコン作られていく。
コング系の奴らは基本、魔法を使えないが一個だけ特殊な能力を持っている。
それが魔力による体の硬化だ。コング系統の特殊な筋肉は魔力と馴染ませるととんでも無く硬くなる。
その威力は鉄を打ち砕くほど。
だから避けまくる。当たると痛い。
「ああもっ!!洒落臭い!さっさとぶっ飛べ!」
攻撃を回避した隙に蹴りを一発打ち込んだ。
「オオォォ」
結構吹っ飛んだな。すぐに戻ってきたけど。30メートルをひとっ飛びとかマジかよ。
「おいおいまだやるのか?もう面倒だぞ」
「オウオウ(もういい、とても楽しめた。やはり蜘蛛野郎の言う通りだった。)」
「蜘蛛野郎??」
「オウオウ、オッホ(喧嘩仲間だ。そいつが面白いやつが森に来るって言ってた。)」
そりゃ災難だなぁ〜俺。
それでもう行っていいか。
「オッホ、ウッホホ、ホッホ(いや、ぜひきて欲しいところがある。)
▪️▪️▪️トーンジャングル 太鼓の遺跡にて▪️▪️▪️
「オッホ、ウホッホ(ここが我らの聖なるタイコの遺跡だ)」
連れてこられたのはちょっとした広場だ。目立つものといえば広場の両側に立っている細長い棒と奥にある小屋みたいな物か。
「へー太古の遺跡か」
見た感じ古そうだしね。
「オウオウ(違う。太鼓の遺跡だ。古くから伝わる遺跡だ)」
太鼓の遺跡の素晴らしさをクドクドと説明したらやっと本題になった。
「オウオウ、オッホッホ(お前はすごいから俺の自慢を見せてやる)」
そう言ってキングコングが吠えた。
そしてそれに呼応するかのようにあちこちから叫び声が聞こえる。
「だんだん近づいてるな」
しばらくして集まったのは
「コングパーカッションじゃん。結構いるな。」
広場だけでは飽き足らず。周りの木にもいるな。
コングパーカッション
演奏することを生きがいとする珍しいコングだ。
多分この森にしかいないと思う。
このコング達は体の大きさが三つに分かれる。3メートル近くの大型サイズに人間サイズ。更に猿ほどの小型サイズ。
この三つがそれぞれ役割を持つ。
まず人間サイズの者たち。
彼らはなんでもできる。木の板に糸っぽい何かをピンと張り弾いてみたり、穴の空いた竹のようなもので吹いてみたり。全部お手製なのだろうか?
次に一番大きいサイズ。
彼らは木の幹のようなものを地面に寝転がして叩いてる。中が空洞だから音がよく響く。
最後に一番小さいサイズ。
これが、面白い。正確には小さいサイズと大きいサイズなんだが。
大きいサイズのコングは大抵背中に小さいコングと太鼓を背負って演奏する。
そして背中に乗った小さいコングは太鼓を叩く。
これだけでも見てて面白いのだが、なんと背中に背負って叩いているがトーテムなところが更に良い。
しかも色々なサイズがあって大きいものだと小型と同じ大きさ、小さいものは小型でも持てるサイズだ。
さらには複数のトーテムを背負っているコングもいる。
「オオオオオォォォォォ!!」
「「「「オオオオォォォ!!!」」」」
ドドドドドドドドドドドドドドドドッ
合図とともに一斉に太鼓を打ち始めた。
キングコングなんですけど戦闘はラー◯ャンみたいだけど許して。モンハ◯大好きなんです。ワールドもってないけど。
コングパーカッションはどうしても書きたかったところです。ウズウズしてました。
書きたすぎて登場が思ったより早くなってしまったかも。