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羽搏きだけ

作者: 白上空

只思い付いたものだ

暇な刻に見るもよし ロリータファッションの題材に使うもよし 好きにせい

ここは午前3時のメリーゴーランド

もう動いてはいないけど ひかりたちがすぐ近くの森から

風とともにやって来て

歌い出した…


星の輝きも相まって

私たちはなんだか踊り出したくなった

今宵は飾りけのない ミルク色の生地の翻装ドレス

白い肌もよりいっそう その素顔を際立たせる


ひかりは更に輝いて

赤や 青や黄や緑なんかが瞬くひととき

さあ双人ふたりでお稽古の成果を見せましょう

ひかりたちにお見せしましょう


こっそりお家を抜けてきちゃった♪

うっかりお靴を置いてきちゃった♪

それでもこの柔らかいお庭が

優しく御御足おみあし包んでくれる


にっこり笑いあいながら双子は手を差し伸べ合い

手を取り合って 握った手を軸に回りあった

それに合わせるように 周りのひかりもくるくる回る薔薇のよう


ゆったり過去と今を融かしていくの♪ そして再びの凝固で夢のキャラメルを作る

ああ 踊り疲れてもうヘトヘト♪


さぁ もう帰りましょ 光の子達も森へとおかえり

揺れる木馬もさようなら

お庭を駆けて 石だたみを踏みしめて お屋敷へ双人でペタペタと


白く淡く ちょっぴり茜いろにほのぐネグリジェも あさひの光が射し込めば 泥で所々汚れていた

それに気づいているのかいないのか そっと双人は回廊を忍び足

速くしないとオトウサマが起きちゃうわ

だってオトウサマは沢山の会社を持っていて ボーエキということをしているのですもの

扉をアケテ 寝台ベッドに潜り クスクス クスクス…


そしてまた夢にうづもれてくの

汚れを知らぬ無垢の子よ

今日も昨日もあさっても 双人は日々を 楽しむの

だって この世に苦しみは無いのだから

悲しみなんて 知らないのだから

憎しみなんて 笑ってつれてゆこうとするのだから


ああ 窓が


今日も希望の扉となって 召し使い達の足音こだまが響いて

双人は抱きしめ合うのでした

自分の怠けぐせが強いことは知ってるけど一年近く小説書いてねーのはてめーでも嫌になっちまうよ

とにかくはじめての方も昔見かけたわっつーかたも こーゆー野郎なんで あたしゃ


以後 長い目で見ていてくださいや

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