表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/78

23: 創造力は次元を超える

8/25 サブタイトル付けました。

「行くよ、シュニー!」

『了解!』


私の戦闘スタイルは、様々な武器や物を無生物系魔法によって生成して戦うスタイル。武器だけじゃなくて、一部の魔法を模倣できる。模倣できるのは、魔法使いにとって初歩の防御魔法と爆発系統の魔法。それの組み合わせで戦う。


宮椋博士によれば、私の能力の本質は“変質”であるらしい。元の世界では、体の一部と空気中のマナとオドのマナを変質させることで、モノを生成していたと思われる。


そしてシュニーは、私の体にいる方が私の身体的能力の補助、幼精のほうのシュニーは私のもう一つの目となって死角の警戒をしていてくれる。


じゃあ、早速生成していこう!まずは、手持ちの武器でも生成から!

「ドライランス!」

と叫びながら、例の謎武器をイメージし強く願う。


すると、ジャキンと生成される。いつまでも例の謎武器って呼ぶのも悲しいから、ドライランスって名付けた。


次は乗り物。

「マジカルスクーター Mk-Ⅳ!」

1人乗りにして、片手だけで操作できるようにしたマジカルスクーターを生成する。

動力は電気。いちいち爆発系魔法で加速してたら面倒くさいからね。


  バチッ

、と動力を稼働させ、先頭を走る巨大な異形を目指してマジカルスクーターを走らせる。


嫌、デカっ。よゆーでビル4階分の高さくらいあるんだけど?!

というか、この生物は何?

「シュニー、この生物知ってる?」

『うん!これはねぇ、サイズは頭おかしいけど、象モグラだね!本来の生息域は地下なんだけど、異形化して地上に上がってきたみたい。』

「なるほど」

『特徴は、スコップ状になってる爪だね。体は圧力に負けないために硬いけど、武器は(とお)ると思う!』

「分かった!」


じゃあ、実際の硬さを周りに他の異形がいない今のうちに試さないと!


このドライランスの突きを喰らいやがれ!

  ザギギッ


!!!思ったより硬い!刃が削れるって結構ヤバい!

『うわ、異形化って結構ヤバそう。とりあえず刃物系は無理そうだから、銃弾系いこうか。』

「そうだね!」


壊れたドライランスを放りつつ、

「ヘビーマシンガン!」

と叫び、研究室になぜかあったヘビーマシンガンを生成する。


  ダダダダダダダダダダダダダダ

  ブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャ


『うん、通るね。やっぱり圧力に耐える皮膚だから、線攻撃とか面攻撃は効かないって感じだ!点攻撃は通るみたいだけど、致命傷にはなってないね。もっと打ち込もう!!』

「だね!」


  ダダダダダダダダダダ

  ブシャブシャブシャブシャブシャ


  ドドドドドドドドドド

  ボシャボシャボシャボシャボシャ


「うーん、一瞬も怯まないねぇ。急所狙わないと、なにも変化しないのかな?」

『かもね。象モグラの弱点は鼻の付け根だよ!でも、もやのせいでよく見えない……』

「まあ、マシンガン打ち込んでればその内あたるでしょ。」

『それもそうだね。』


  ドダドダドダドダドダドダドダ

  ズシャズシャズシャズシャ「ピアッ」ズシャ


「おっ、怯んだ。当たったのかな?」

『当たったんじゃない?打ち込んでた方向的には。』

「だよね。それにしても全く攻撃してこないね。」

『そうだねぇ、不気味なくらいなにもしてこないねぇ。ちなみに、普通の象モグラなら、スコップ状の爪で打撃系の攻撃をしてくるよ。』

「他になにか特徴はないの?」

『ん?ん~、まあ、地下の生物だから嗅覚は鋭いだろうし、目はほとんど機能してないと思うけど?』

「嗅覚が鋭い……、斥候っていう可能性は?」

『…………なるほど、あり得るかも。全長が大きいのも、少しでも情報を取り入れるため?私たちに構ってないのが斥候だからと言われると、たしかにそれは十分な理由……、一回後退しよう!皆に情報共有もかねて、状況を見に行こう!』

「うん!!」


象モグラを背にし、爆発魔法をぶちかまして一気に加速して本部側に戻ろうとして、空の様子がおかしいことに気づく。


「あれ、なんか空に何か居ない?」

『え……、あ、ホントだ。私は知らないなぁ』

「じゃあシュニー、スコープアイ(15)お願い」

『うん!』



「えーと、…………、あぁ、コウモリだ!顔全体にもやがかかってる。異形だね。何種類かが群れてるみたい。」

『コウモリはどんな特徴があるの?』

「超音波で物とか獲物の位置を把握して飛行する動物だよ。飛んでるけど哺乳類なんだよ。たぶん、あいつらも斥候部隊だね。」

『へぇ、じゃあ、弱点は音関係?』

「いや、刺激臭。ハーブ系の。」

『ふーん、じゃあどうする?』

「いや、どうもできないよ。ハーブは有機物だし。」

『じゃあ、私に任せて!ハーブ系でしょ?』

「そうだけど、どうやって?」

『まぁまぁ、任せなさい!!あの生物の大脳辺縁系にハーブのニオイの情報を……こう……無理やり…………再現して……やればっ』

「おおっ、落ちた。すごいじゃんシュニー。」

『へへっ!どんなもんですか!もっと褒めt、!!!ミリア!しゃがんで!』

!?何!?

『危ないところだった!あれみて、フクロウの異形。なにか持ってる』

「………野球バット」

『なにそれ。』

「ん、まあ、簡単に言えば球技に使う道具。それにしてもどこから?」

『後ろから物凄いスピードでツッコんできたよ。私が居なかったらミリア撲殺されてたね。音も全く聞こえなかったし。ほら、もうあんな前にいる!って、またこっち来る!』

「よっと!いや、早すぎでしょ!フクロウはたしか、聴覚が敏感だったはず!シュニー、さっきみたいに音情報偽造できない?」

『残念だけど音は無理だねぇ。頑張って耳元で疑似爆発魔法を発生させるしかないね!』

「まじかぁ。そりゃ、難儀すぎる!もう、捨て身の姿勢で行こう。次、突っ込んできたら、私の周りに疑似爆発魔法をたくさん発生させる!」

『ははは、まさに捨て身だねぇ。!!来るよ!3、2、1…』

  バァンバァンバァンバァンバァンバァンバァン


  ドサッ


「これは…………、爆発に直撃した感じだね……、フクロウの異形は柔らかいのかな?」

『さぁ。まあ、何とかなったし、各異形に役割が振られてそうなのもほぼ確定的だねっ。早く戻ろう!』

「そうだね!」




フクロウを倒して、45秒で本部に戻る。


「あれ、魔法少女ミリアじゃん、どしたそんな急いで。」


はぁ、どいつもこいつもいちいち茶化さなくていいから!

無視無視。


「ちょっと全部隊につながってる無線貸して!あ、あと今既に戦闘になってる部隊はある?」

「おっおう、これ。」「今戦闘してる部隊はないよ!」

「ありがとう!」


これは、情報共有には絶好のタイミング!


{全部隊聞こえてますか?渦井・S・海璃和です。先行して、先頭に居る異形と戦闘しましたが、生物的構造は元の生物と同じことが分かりました。知っている生物である場合は、知識通りの弱点があると思っていいです。もやは、弱点付近に帯びているはずです。参考にしてください。また、各異形には役割があると思われ、私が戦闘した異形は斥候と突撃部隊でした。そろそろ、異形の本隊が来ると思われるので、不意打ちに注意しつつ戦闘に備えてください。}

「ということなので、本部の皆さんも各部隊からの情報が入り次第、異形の作戦を推察して戦略を立てていって下さい。じゃ、戻りますね!」


「おっおう!渦井も気を付けろよ!」

「うん!ありがと!」


これで、少しは戦いやすくなったんじゃないかな。


あれ、あの巨体の姿がどこにも見当たらないんだけど。

「ねえシュニー、象モグラ居なくない?」

『うん、私たちは倒し切ってないから、誰かが倒したとか?』

「いやそんな速くなかったし、それはないと思うんだけど、でもとても嫌な予感がするよ!早くさっきの辺りまで戻ろう!」

『そうだね!』


そう言ってさっきの辺りに戻ってみると、地に倒れた象モグラが他の様々な異形に囲まれていた。


活動報告にも書きましたが、投稿ペースはランダムで最低10日に1話投稿していきます。ご了承ください。


あと、無機系魔法ではなく無生物系魔法に変更しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ