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プロローグ

 自分、森 七郎はダメ人間である。

 寝ることが好きで1日15時間は眠っていたいと思うような人間である。

 家は実家暮らしでアルバイター。三十路になっても正がつくような社会人にはなっておらず日々ダメダメにすごしている。

 そんな自分に彼女などできるはずもなく年齢=彼女いない歴が続いている。

もちろんDTだ。

 都市伝説では30歳超えてDTだと魔法使いといわれるが自分としては魔法使いを超えて大魔法使い、賢者、大賢者、仙人へとランクアップ?してみたい。

 などとふざけたことを考えながら日々を過ごしていた。

 そういつも通り起きてアルバイトして帰ってゲームして寝るだけの日々を。


 ん〜頭が痛い。

 昨日は仕事から帰ってきてすぐ寝たから酒も飲んでいない。

 なら二日酔いじゃないし、風邪でも引いたかな。

 ベッドの上でモゾモゾとしながら考えているとすぐ上から声が飛んできた。

 「ヒェン!ヒェン!/t`x/qk!ヒェン!/03:wa)4q`e!」

 急に聞こえた声は女性のもので焦っているように聞こえた。

 何を言っているのかはわからなかったが自分としては二度寝がしたいので声が聞こえたほうとは逆のほうに寝返りを打とうとしてハッとなった。

 家族は父・母・姉・自分の4人家族で起こしに来るのは父と母で姉は用事がなければ基本来ない。

 しかし、声は家族のものとは一致せず、そして日本語にも聞こえないのである。

 テレビの音かもと思ったがさすがにテレビと間違えるほど耳はおかしくない。

 じゃあこの声誰のだよ!?

 彼女?!いません!!

 泥棒か強盗!?両方ともイヤだな。

 むしろ薄いが決して超えることのできない壁を超えて俺の嫁が来てくれたら嬉しい!

 まぁありえないので現実的に考えて強盗かなと考え、覚悟を決めてゆっくりと目を開く。

 目を開いたすぐそばには女性の顔がありビクッとなった。

 見たことのない女性がこちらをとても心配そうにこちらを見つめていた。

 目の前の女性の髪は深い青色で目は薄い緑の瞳をしている。

 女性は美人ではあるが線が細く儚げであまり健康そうには見えなかった。

 「ヒェン。」

 女性が心配そうにこちらに声をかけてくるが知らない人間が自分の部屋いるのだ。

 強盗ではなさそうだが正直、状況が分からない。

 二度寝をしてなかったことにしたいが、こうして現実逃避しているあいだも女性は声をかけてきている。

 現実逃避しても何も解決しそうもなさそうなので目の前の女性が誰か聞くことにしよう。

 『ああた、あうぇ。』

 あんた、誰?と言おうとしたがちゃんと喋れなかった。

 『ああた・・・。』

 もう一度喋ろうとしたがまともに喋れない。

 舌がうまく回らないのだ。

 嫌な想像が頭をよぎる。

 実はここは病院で目の前の女性は看護師の方で自分の体は事故か何かでまともに動かない状況にあるという想像だ。

 一気に眠気が吹き飛び自分の状態を確認しようと頭を起こす。

 目に入ってきた光景は想像していた最悪のものとは違ったが、想像の壁を突破したものだった。

 目の前の自分の体は幼児体型なっていた。

 いや、待て、どゆこと?

 自分は30超えたオッサンでこんな小さな体ではない。

 それ以前にどうなったらこうなる!!

 訳の分からない状況から更に訳の分からないことになっていて呆然となる。

 すると頭に感触があり女性が頭をなでていた。

 「33ヒェン。9tZq。」

 こちらが訳の分からなさに呆然としているのに目の前の女性は安堵した表情になっていて内心イラッとする。

 ただ、なでられたことで少しだけ心が落ち着いた気がした。

 「rbdjzwew,ヒェン。」

 そう言って女性は離れて向こうに行ってしまった。

 とりあえずもう一度確認していくことにしよう。

 体は明らかに幼児のもので自分のものじゃない。

 周りを見渡す限り自分の部屋ではないし、ましてや病院でもなさそうである。

 これはラノベとかでよくある転生というものではなかろうか。

 いや、転生系のラノベやマンガはよく読んでいるのでそれっぽい夢を見ているだけかも。

 なんだか考えるのが面倒になってきた。

 もう一度寝て起きてこのままなら転生してたで。

 元に戻っていたなら夢だった、でいいか。

 それじゃあおやすみなさい!

 

 このあとあの女性に起こされたが体は戻っておらず幼児のままだったので転生したんだと結論付けることになってしまった。


人生初の小説!とりあえず勢いだけで書いていく!!

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