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第四話

 別に、気持ちよければよかったんだけど…。

 私は教室でユウジを眺めていた。

 気持ちいい。

 それに、なんとなく、ユウジがカッコよく見えはじめている。

 私、おかしくなったんだろうか?


 あれ?

 気持ちよくない!

 ユウジを見ても、何も感じなくなった。

 どうしたんだろう?


「今日はメグミの番よね」

 放課後、エリがそう言った。

「それが…」

「どうしたの?」

「気持ちよくなくなっちゃったの」

「え?」

 エリがしばらく考えて。

「じゃあ、私がユウジと一緒にいってもいい?」

「…いいよ」

 エリが嬉しそうにユウジのところにいった。


 …これで、いいんだろうか?

 私、気持ちいいだけでユウジといたのかなあ?


 …彼、みつけよっかなあ?

 私は気晴らしに服でも見にいこうと、街に出た。



 退屈。

 気持ちよくなれないなんて…。


 でも、気持ちよくなれないかどうかで、彼、決めるって、ちょっと貧しいかな?

 …今度はカッコいい彼にしたいな。


 教室で探す。

 あーあ。恭平とかで気持ちよくなれればいいのにな。


 …気持ちよくなった。

 …、まあ、いっか。


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