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プロローグ 血に染まった会議室

「いい加減諦めてはどうです!?」

幹部専用の会議室に響き渡る怒号

幹部専用とあってかなり広く、防音設備もしっかりしているはずなのだが、それでも耳をつんざくほど、はっきりと聞こえる

それも当然だ、なにせ、その声を出した張本人が私の目の前で私に銃口を突きつけているのだから

「どうしてあんたはお母さんを殺した!?お母さんはあんたの損になるような事はしてなかったはずだ!」

うるさい......その憎たらしい声で私に話しかけるな!

「少し......黙っては......いかがです?」

少し声を出すだけで口から血が溢れる

ふと目の前に立つ少女の後ろを見ると、幹部たちが皆倒れている

床には大きな血だまりができ、所々に臓物と思われる何かが落ちており、かなりグロテスクでショッキングなことになっていた

そして、とどめとでもいうように少年が幹部1人1人の心臓付近を氷の刃で貫いていた

ぼんやりとその光景を眺めていると少年と目が合った

「こちらを見る余裕はあるのですね。それほど余裕があるなら姉さんの質問に答えてさしあげては?どうせもうすぐ死ぬんですから」

やめてくれ、あの人に似たその顔で私を軽蔑する眼差しを向けるな

あの人に似たその声で私に冷たく言い放つ様に話しかけないでくれ

「....そんなの.....決まっている........でしょう?あいつが.....あのクソアマが邪魔だったから.....ですよ...それ以外に.....なにがあるんです?」

あのクソアマ、最後の最後まで邪魔しかしない女だ

あいつが居なければ私は望んだもの全てを手に入れていたのに!

「そう、良かった。あんたが最後の最後まで人として終わってるクズ人間で。これで私もなんの躊躇いもなくあんたを殺せる。ふふ...じゃあね」

ビリビリとした空気が辺りに立ち込めると同時に

バン!!

それを最後に私の意識は完全に途絶えた

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