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異界奇行---俺にはキツスギル!  作者: kenken@


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対魔物戦


 初心者のラビリンスもあと少し。


 さてさて。


新しい自分の武器。

ジョーラスさんの造った、鋼鉄製の短剣を手に入れたよ。

そして道具屋に寄って、長靴も手に入れた。


   このまえ言ったでしょ。

   ふっ。


また言われてしまったけど。

確かに、色々要るなァ。


道具屋さんで長靴に履き替えてから。

町の通りをギルドを目指して雪道を進む。

長靴が水分を弾いているので、中に沁み込んでこないよ。


 へへ!新しい長靴は良いね、。


今日もヤッテいた串焼きの屋台で、昼用に2本を買う。

その時に主人に意見を言ってみた。


 あの「奴」ってのは、香辛料が効き過ぎじゃないですか?。

 そんな事、お客に言われません?。


   あはは!お前もマダマダだな!。

   あの逝きっプリが良いんじゃないかよ。

   慣れだよ!慣れ。

   その内にお前でも分かる時が来るさ。


はぁ。

この感じだと、あの強烈な刺激のファンが多いのかな。

俺にはまだキツイのよ。


   ほれ出来た!持ち帰り用の2本だ。


イマイチ納得が出来なかったけど。

代金を支払ってから。

串焼きを受け取って、大事に麻袋に仕舞ってから。

腰に付けてる魔法袋に入れた。


   なんだお前!。

   魔法袋持ちかよ、くぅ~!良いよなぁソレ!。

   でもよ、まだ此処に来たばかりだろう?。

   もしかして宝箱から出たのかよ。

   かぁ~~!。

   お前、ツイてやがるな。


 ええ!小さいけど出ましたよ、これ。

   

店主のそんな言葉を聞きつつ、ギルドへ向かう。

そうだよね!魔法袋が羨ましくなっちゃうよね~。

だから危険なんだよなぁ~、魔法袋ってさ。


長靴のお陰で問題無く雪道を進める。

ギルド裏の買取所で。


 すいません!。

 今日も小盾を1個借りたいんですけど。


   あぁ、ほらよっと。

   小盾だ。


ちらっと俺の姿を見た職員が。


   おっ!、お前の腰のソレは!。

   昨日は無かった剣があるじゃんかよ。

   ぐふふ~、あはは~。

   見た目がソレっぽくなったじゃないか。

   剣を腰に下げるだけだけどな。


   まあ、せっかく買った剣を壊さないようにな。

   へまはするなよ、あはは。

   

 有難うございます。

 ええ❕良いでしょこれ、へへ!短剣を買いましたよ。

 じゃあ、ラビリンスに行きますね。


借りた小盾に付いてる皮紐を左肩に掛けて。

小盾が歩くのに邪魔に成らない様に。

上手く背中側に回していくよ。


足早に裏門を抜けて、岩山を目指して雪道を進む。


 はぁ、やっぱり町よりも外の方が雪が多いや。

 一晩でこんなに積もったんだな。

 やっぱり長靴を買って大正解だったな。

 へへ!冒険用の道具が少しずつ揃ってくるよ。

 あとは、、。


ニヤニヤしながら雪道を歩いて行く。

すぐにラビリンスの入口に到着だ。

そのまま止まらずに、通路の中へ歩いて進む。

地下一階へ降りる階段の手前で靴に履き替えるよ。」


 長靴は便利だけど、靴に比べると少し重たいかな。

 まぁしょうがないか。

 「清浄」

 はぁ、便利だな。汚れだけじゃ無くて水気も取れて。

 ふぅ、服もサッパリしたし。

 「灯り」はどこに灯そうかなぁ、悩むよな。

 左手には盾を持つからなぁ、うぅ何処が良いかな。

 今は、また頭の上で良いかな。 

 よし「灯り」。

 

「灯り」の魔法が灯ると通路が一気に明るくなった。

腰の魔法袋から何時もの靴を出して履き替えたよ。

代わりに長靴を魔法袋へ仕舞ったよ。


 さてと行きますか。

 へへ、この短剣のお試しだ!。待ってろよ大蝙蝠。

 モンスター共、今日の俺は。

 昨日とは違うぞ!。


トントンと。

左腰に下げている短剣の鞘を軽く叩いて階段を下りていく。


 まぁ、一階と2階のスライムはパスだな。

 先ずは3階で大蝙蝠の相手だよな!。

 ここは一気に、地下3階まで降りちゃおう。


地下1階を足早に抜けていく。

地下2階の階段までは直ぐだった。

地下2階も同じ様に抜けて、地下3階への階段前に到着。


 さて此処の階段を下りれば地下3階だよ。


コツコツと足音を響かせて階段を下りていく。

これを降り切れば、また通路だ。


 ホントに何も変わらないなァ。

 

そんな感想を言いながら通路の奥へ歩を進める。

魔物が居る小部屋への入口は直ぐに見つかったよ。

左側だ。



 エェ~と何だっけ。

 ジョーラスさんが、、色々と言ってた事は。

 確か。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


   ははは!。

   大蝙蝠の攻撃なんてよ飛んで来るだけだろうが!。

   それをなぁ、こうやってだ。

   スッと屈んで躱してからな。

   通り過ぎた蝙蝠がまた天井に集る所を。

   スパっ剣で切りゃ良いんだ。


   攻撃を避けてから、振り返って切る!これだけだ!。


   あとはな。

   まあ、大蝙蝠が飛んで小盾に集りに来る所をな。

   逆にコッチカラ、盾を相手に突き出してやるんだよ。

   勢い良く!グワッ!とな。


   すると。

   相手のタイミングがズレてなぁ。

   ははは!こっちの盾に激突するんだわ!。

   相手の勢いを利用するんだ、こっちも楽だぞ。

   大蝙蝠を自爆に誘ってやるんだよ。

   がはは!。


   それでな、

   ぐふふ!盾からフラフラと目の前に落ちるんだ。

   そいつをスパっと剣で切るだけだぞ!。

   スパっとなぁ。

   うはは!。


成程ねぇ!、ヤッパリ良い事が聞けるよなぁ。

長生きのドワーフさんだもんね。


   

   それとなぁ。

   ゴブリンでも同じだぞ!。

   ここ、初心者のラビリンスだと。

   毎部屋事で、1匹しかモンスターが出ないから。


   お前を見つけたゴブリンが。  

   自分、お前に向かって走って来たらな。

   装備してる小盾でな!オリャァ~!っと。

   ゴブリンの面を横殴りにしてやれば良いんだよ。


   まぁ当てるタイミングを外すと、わっははぁ!。

   多少ピンチになるけど。

   まあゴブリンだしよ、軽いよなぁ。


   でだ!。

   横殴りの盾が当たれば楽勝だ!。

   ゴン!、ドゴン!って良い音がするほどによ!。 

   思いっ切り行きゃ~良いんだ!。


   ガハハ!。

   それでクラクラになって転がってるゴブリンのな。

   首をスパっと行けば終わりだ。

   なぁ!。

   楽なもんだろうが。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 はぁ、無茶苦茶だけど、何となく言いたい事は分かるよ。

 1匹だから。

 ビビらずに行けって事でしょ。


ふぅ、いくかぁ~。

通路を進み左側の部屋の入口を覗くと、何も居ない。

大蝙蝠は部屋の端の方に居るんだろう。


 あっ、小盾!小盾!。

 短剣も今のうちに抜いておく方が良いなァ。

 

左手に小盾、右腕に短剣を持って部屋に入るよ。


 右!居ない、左!イタ。

 このぉ~!、これでも喰らえ。


左を向いた時には、もう空中を飛んで来ていた。

咄嗟に体を左に動かして。

小盾を横に振り抜いて、上手く大蝙蝠の体にブチ当てたよ。

最初から上出来だ!。

大蝙蝠は頭から小盾に正面衝突した形だね。

ゴン!ズン!と左腕に重い手応えがあった。


ドサッと言う音共に、目の前の床に大蝙蝠が落ちたよ。


 キキキ。

 キイキイ!、キィイイ。


声を出して、バサバサと羽を動かして暴れている。

よ~し!上手く出来たかな。

1歩下がって、右手の短剣を上から下に弧を描いて振り抜くと。


シュ!ジュ!


風切り音と切断音が混じって聞こえた。

あぁ~簡単に大蝙蝠の体が真っ二つに切れたよ。


 うはぁ~凄い切れ方だなァ。

 剣ってコンナに切れるものなの?。

 モンスターを切った手応えなんて。

 まるで無いじゃん。

 それに切ったのに、奇麗なままなんて。

 はぁ。


確かに、この短剣は。

出来が良いって、言うだけの武器なのかも知れない。

えぇ~と、血糊みたいのはツイてないか。


 飛んで来る蝙蝠を盾で叩き落とす、かぁ~。

 今回は出来たけど、はぁ、ヤッパリ焦るよなぁ。

 後はこの感じで、繰り返して行くしか無いか。

 はぁ。


今回の部屋でも何も出なかったよ。

床には大蝙蝠の、小さな魔石が1個だけだ、宝箱は無し。


 ふぅ次に行くか。

 経験だ!経験、御宝も欲しいけど、今は経験だよ!。

 

部屋から通路に戻って先へ進む。

そして部屋を見つけては。

大蝙蝠を手にした盾と剣で叩き落としては切っていく。

何回か同じ事を続けていくと。


 あっ!イケね。

 盾が軽く掠っただけだ!クソ!。

 オリャァ~!。

 アッ。

 どこに行くんだよ、この!。

 

盾で叩きつけるタイミングを外してしまい。

振り返って剣で切り付けるも、これも空振り。

大蝙蝠は横に飛んでから、弧を描いて横から来た。

初めて見た形の動きだ。


 くぅ~!。

 モンスターのくせにヤルじゃないかよ。

 そう来たら!。

 こっちはしゃがんでからの、やり過しだぜ!。

 そこだ!おらぁ~。


俺への攻撃が空振りしたからか、また天井に止った。

天井に止まり直した所を、短剣で切り上げた。


キキ、ギ。


 よっしゃぁ!、ふぅ~。

 ヤッパリまだまだだよなあ、危なかった。

 大蝙蝠相手でも大変だな。


2つに切れた大蝙蝠の残渣が床に落ちて消えていく。

後には、また小さな魔石一つだけが残ったよ。


「時の魔道具」で時間を確認すると。


 あぁ~!もうお昼を過ぎてるじゃん!。

 休憩しよう!串焼きの時間だ。


立て続けの戦いで疲れてしまい。

モンスターの居なくなった小部屋の壁に寄り掛かりながら。

短剣を鞘にしまい、腰から外して足元に置く。

小盾も同様に足元に置くよ。


 ふぅ~!疲れた。「清浄」。


ここまで何回も繰り返してきた戦いで。

噴き出した汗もスッと消えて行く。

あぁ~体中がサッパリして気持ち良いよ。

そのまま腰を下ろして。

魔法袋から串焼きの包みを取り出した。


 はぁ、やっぱり俺は普通の味付けの方が良いや。

 これこれ、2本何て直ぐに食べれちゃうよね。


モグモグと2本串焼き平らげて、ペットの水を飲む。


 プハァ~。

 美味しかった、エネルギー補給90パーセントだ。

 後は、昨日のタケノコの残りが有ったよな。

 10パーセントはアレだな。


一つ、一つ。ゆっくりと甘い物を堪能していると。

箱の中身が無くなってしまった。


 あれ?もう無いの!。

 美味しい物はさ、アッと言う間に消えていくな。

 チョコパイも食べたいけど、勿体無いかな?。

 うぅ~明日に取っておくか。

 魔力も勿体ないしなァ。

 

ポーチから「時の魔道具」を取り出して。


 また、午後になるまで此処で横になって休もう。

 枕用の麻布はと。

 休憩に使えるの、他に何か無いかな?。


ポーチの中も確認するけど、汚れて良い物は無さそうだ。


 はは。

 有るわけ無いか、余分には何も買って無いからなぁ。

 今度、敷毛布みたいのを探してみようか。

 う~ぅ、町のどこかのお店に有るかな?。


買い物の事を考えながらの休憩は、直ぐに終わったよ。


 あれぇ~?。

 時間がもう午後になってるよ。

 しょうがない、また準備して進もう。


小物をポーチに仕舞う、魔法袋も入れてしまえ!。

この方が安全でしょ魔法袋が壊れたら困るもの。

また短剣を腰に下げ、小盾を左手に持って通路に出ていく。


 さぁあ地下3階を抜けて地下4階を目指すかな!。

 いよいよゴブリンへ挑戦か。


地下4階への階段を目指し通路を早足で進んで行く。

途中の地下3階の部屋は立ち寄らないよ。

目指せ階段。


 おっ!。

 コレが地下4階へ降りる階段だな。

 へへ!午後からは、何回ゴブリンと出会えるかな。

 まぁ、地下5階に下りれば部屋全部に居るんだけど。

 取り合えず、一戦してみないとな。


コツコツと階段を下りていきながら。

思いが声になって口から出てるよ。


 さあ!。

 ってなんだよ、、おい!。

 いきなり部屋の入口が直ぐ目の前にあるじゃんか。

 通路を進む暇も無しかよ!。

 まあ。

 良いけどさ。

 どれどれ、中には何が居るかな?。


通路から部屋の中を覗くと。


 あれがゴブリン?なのかな。

 此処からだと、部屋の中が暗くて良く分からないけど。

 1匹?居るね!。


うぅ~ん、何だろう小学生の子供?。

俺よりだいぶ背が低いよな、あれは1mチョイ位かな。

通路から部屋の入口の手前まで進むと「灯り」の灯りが届いて。

相手の事が良く見えて来たよ。


 うへぇ~!何だよあれは!。

 ゴブリンって、みんなコンナなのかい!。

 あの手!メッチャ爪が伸びてて怖いなぁ。

 うあぁ~!嫌だなァ。

 あれが動くとか、信じられないんですけど?。


 マジかぁ~。

 あれと戦うのかよ!。


体形は人と近くて、肌の色は濃い緑と灰色が混じった様な。

何だっけ?あれ!、、河童がボサボサ頭で。

まあ汚い色って感じで、うん背中には甲羅は無いなぁ。

あぁ~一応ね、丸出しじゃないよ。

腰には黒い布の、何かが巻かれてるよ。


それに救いな事には。

あいつが、ゴブリンが手に何も持っていない事だよなぁ。

もし武器を持ってたらと思うと。

ゾッとする。


くぅ~。

でも。


 はぁ~。

 行くしかないか!。

 やるしかない!。

 戦わないと先に進めないんだ!。

 

 小盾、短剣、良し!。


えぇ~と。

盾で横殴りで!首をスパっと!。

スパっと!。

スパっと!。


 スパっと!逝ってやる!。

 

俺が勢いで部屋の中に、1歩、2歩と踏み込むと。

ゴブリンも同時に俺に向かって動き出したよ。

ゴブリンとの距離はまだある。


ギャ!ガガガゥ~。


変な声を上げて、早足で俺に向かってきた。

両手を俺の方に伸ばして掴みに来てるな。

俺は、それを見ながら自分の動きを合わせるよ。


右足を少し前に出して腰を屈めて。

右手の剣を前に向けて威嚇だ。

左手の盾は少し後ろに引いておくよ。

後は、、。

小走りの相手の動きを良く見て、合わせてっと。


 そのままコッチニ来い!。


左手を下に軽く伸ばして。

小盾を左から右へ横向きにスイングする。

あぁ~卓球のスマッシュの感じかな。

サウスポーのだけど。


それは丁度、防具の小盾が。

向かってくるゴブリンの首か側頭部に当たりそうな高さだ。

これで動きは合ってるはずだ!。

くぅ~、目の前に迫って来やがった。


もう止められない!上手く当たれよ!。


 喰らいやがれ!くぅ~!。


ゴン!。


ギ!グゥェ。

  

ドカッ。 


音と同時に、左腕にズン!と感じる衝撃が伝わったよ。

目の前の床をゴブリンが右に転がっていく。


グゥェ。


 ふぅ~凄い手応えだったな!。

 おっ、小盾の側面がモロに当たったのか?。

 初戦から上出来だな!。


数歩離れた床の上には。

痙攣しているゴブリンがいた。

モンスターに止めを刺すよ。

 

 はぁ!確か首をスパっとだよな!。

 初ゴブリンの討伐だ!。

 

まだ痙攣しているゴブリンに近寄って。

右手に持った短剣をゴブリンに向けて振り下ろした。


 あっ!。

 うげぇ!。


狙いの外れた、俺の振った短剣は。

ゴブリンの首には当たらずに。

左腕から心臓に掛けて斜めに切れたよ。

相変らずの失敗だけど。

スパっと片腕が切れて、そのまま体も切り裂いた。


ギ。


 うあぁ~。


驚いて飛び退いて避ける。

腕と同じ様に、体から飛び散るゴブリンの血?。

げぇ~、緑色の液体だよ。


部屋の床に、ドロリと小さく広がった。


 モンスターの血って緑色なのか?。

 それともゴブリンだけ?。

 

床で倒れてるゴブリンを見ていると。

広がった血と共に、スゥ~と消えていった。


 あれ、消えるの早ァ~。


 おおぉ~やった!出たよ。

 ラビリンスで3個目の宝箱だ!。

 でも不思議と、、また木箱なんだな?。

 うぅ~~木箱。


嫌な予感がするよね。

木箱を拾い上げて、手の上で観察するけど。


 はぁ~見た目は同じだよ。

 お願いだから!銅の塊はやめてよ。


そ~っと上蓋を開けてみると。


 うぅ~~~!。

 またかよ!暗闇で中が!底が見えないじゃんか!。

 くぅ~、行くよ!。


暗闇の中に右手を差し込んでいくと。


 あれ?こいつは浅いなぁ。

 何があるかな?。


クルクルと中を探すと、コツッと指に当たった。


 ちゃんと入っててな!でも?。


今度は何かなぁ?。

良い物が出ないかなぁ。

指に触れた物を、ソッと掴んでみると。

あぁ~小さい何かだ。


腕を引き抜き、手に中を観ると。




 あぁ~~~~~!。

 無いよ!これは無い!。

 ラビリンスの宝箱なんでしょ!。

 なんでなんだぁ~!。


手の平の上には。

大豆位の紫色の、、丸い玉。

魔石だ。


 ゴブリンの魔石なのぉ~。

 あ~もう。


 




 

 ゴブリン。

 手習いの第2歩位かな。

 

 出ないもんだよ。

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