7話「<鑑定スキル>の真骨頂」
*「<鑑定Lv1>の取得が成功しました」
カナカリス(本当に、取得できたのか?)
もう一度、水晶に触れステータスを確認した。
詳細
スキル <鑑定Lv1>詳細を表示
カナカリス「でき、てる。本当に本当にスキルを手に入れた!異世界に転生して遂にスキル
を手に入れたぞ。ここからは、俺tueeeee無双が出来る・・・」
カナカリス(あ、そういえあ、まだ子供だったな。
そんなに身体は強くないし、慎重に行動しよう。多分この世界にも、学院があるはずだ。
学園から中等魔法学院そして高等魔法学院みたいなのがあるはず。
学園があるのは確かだ。親が喋ってるの聞いたし。
だが、<鑑定スキルLv1>を持っていても、使わねば意味が無い。
どうやって使うんだ?
<鑑定スキルLv1>の横に『詳細を表示』ってあるぞ、ポチっとな。)
詳細
スキル <鑑定Lv1> 鑑定したいものを選択し、スキルを使用して下さい。
消費SKP5 何らかの条件で0
カナカリス「これだけじゃ、いまいち分からないけど、水晶を鑑定してみるか」
宝箱から水晶をだし
カナカリス「鑑定」
ステータス水晶
詳細 この、水晶に触れた生き物のステータスを表示する。魔道具一級品。
カナカリス「おお。やっぱり叫ぶのであってたか。子供だからか、大きな声が出なかったが・・・一級品!!!」
カナカリス「す、すごいな。そうだ。外にいた、アンキロサウルスみたいなやつも鑑定してみるか」
小さい身体ながらも、窓から外覗き込む。
カナカリス「いたな。鑑定」
バレないように小さい声で
土竜:アンキ ライルス
詳細 竜の中では、身体は小さいが馬よりも安定感があり行商人に好かれてる。
カナカリス「なるほどね。土竜か・・・って竜!まあファンタジーだしあり・・得る・・よね」
―6か月後―
カナカリス(この世界にもう9ヶ月が経っ。時の流れは早いものだと思う。
未だに走れず、走るって大変なんだなと思ったのだが、Lvのあげ方が分からずに困っている。
まあ、訓練とかすればいいのだろうがあいにく子供でしてね。
家庭教師・・とも思たのだが、せめて3歳辺りからだと思いなおした。
で、暇すぎて<鑑定Lv1>を使いまくってたら<鑑定スキルLv6>になっちゃった。
なんか、弱点までわかるようになって読書代わりに読んでいたんだけど・・・
なんと<鑑定Lv7>に今日なりまして、使って見たんです。そしたら)
・・・・・・・
・・・・・
・・・
カナカリス「よっしゃー!<鑑定Lv7>になったぞ。早速試してみるか」
土竜:アンキ ライルス 固有名称 ラスカル
詳細 竜の中では、身体は小さいが馬よりも安定感がある。その秘密は土竜が無自覚に使っている土魔法に関係している。詳細を表示
馬よりは、遅いがより多くの荷物を運べるため行商人に好かれてる。
弱点 足
土竜:アンキ ライルスから得られるスキル
土魔法初級 地生成
カナカリス「えっ。『土竜:アンキ ライルスから得られるスキル』だってもしかして、パクれるの?」
・・・・・・
・・・・
・・・
カナカリス(とまあ。こんなことがありまして、試したところ魔法パクれちゃいました。
自分を鑑定してステータスを見る事が出来るようになって、水晶がいらなくなりまして。
自分も鑑定しようと思ったら。新しい項目が出ていたんですよ)
自分の詳細
スキル <鑑定Lv7> 詳細を表示
魔法 土魔法初級 地生成 詳細を表示
魔法適正 無属性魔法 詳細を表示
カナカリス(この魔法適正の『無属性魔法』ってさ世間一般では『無能』と呼ばれているものだよな)
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