4話「予言の書を見つける」
カナカリス(お父様・・・って。なんて呼ぼうか、親にしよう。うん。そうしよう。
あーでも、喋るときは、お父様で・・。
それで本のことの関して、親に頼もうと思ったんだけど流石に生後3か月の子供がしゃべるのは、不気味に思われるだろう。
もしそんなことで不気味に思われたら、この先色々困るかもしれないし。
じゃあ、文字を覚えようと思ったんだけど、文字は、ただ見ただけじゃ、この俺じゃわからないんだよね。頭が良いわけじゃないし。
そこで、本を持っていくことにした。喋らずに、親の前に持っていき、読んで貰う。まあ可能性は低いけど、試そうと思う。『これ、気になるのか?』みたいに言われたら、そこだ!と言わんばかりに、頷きまくろうと思う。
これが、失敗したらプランはないのだが・・・
今は、親がいない。
暇なのは、変わりないのだが作戦を試せないので本を探しに行こうと思う。)
階段があったが、何とかして登り本がありそうな屋根裏部屋に向かった。
ドアを何とかして、押してドアを開けた。鍵がかかってなくて良かった。
と思いながら、少し進むと。
カナカリス「痛っ」
カナカリス(え?何で、上から本が降ってくるんだ・・・)
どれどれと、本を開く。
カナカリス(あれ、これ日本語だ。表紙は、・・・?
『未来の出来事 カナカリスへ』
は?・・・・・・怖!
どういうことだ、俺を転生させた神様からか、と、とりあえず読んでみようか。
ここから、本格的に進み始めます。
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