40話「グレンフェニス」
壁には、門番の人が居た。
その、人に話しかけて転移魔法陣を発動させてもらった。
そして、
カナカリス「こ、これが城塞都市!!」
丘から、見下ろす景色は
写真でしか見たことが無かった光景が広がっていた。
赤い屋根、レンガ造りの家。
賑やかな、街並み。
綺麗なはずなのに、その風景は歪んで見ることが出来ない。
何でだろう。
頬に、何かが、伝う。
なんだろうね?なんだろうね?
何でだろうね?何でですか?
カナカリス「何で・・。涙が流れてるんだ?何で、何で」
大きな、大樹があった。
崖の上に、大きな大きな大樹が。
巫女「どうか?したの?涙が流れているわよ?」
カナカリス「な、なにも。あの、、、大樹は何ですか?」
巫女「え?大樹?そんな物ないわよ?」
カナカリス「え?あの、崖にある木?見え無いですか?」
巫女「ごめんなさいね。私には、見えないわ」
カナカリス「そう・・。ですか」
カナカリス(何なんだろう?・・・・あれ、見えなくなった)
先程まで、確かに見えていた大樹が見えなくなったのだ。
何だろうか?
きっと、幻覚かな?
そう、考えた。いや、考えたかったのだろう。
その、答えはいつ出るんだろうね?
きっと、遠い遠い、苦しみを乗り越えた先に答えがあるだろう
そんな事を、知ることはカナカリスは出来ないのだ。
決して、だ。
転移で丘に出たあと、
街に向かった。
大きな、街。
賑やかな、街。
巫女「ここが、新しい学園です」
カナカリス「ここが」
大きな、広場が広がっていた。
学園が、こっちにもあるそうだ。いや、準備してくれたのだろう。
なんか、良いな。
そう、思った。
既に、忘れている。
前世を、思い出を。
だから、そんな事を言えているのだろう。
いつ、どんな時、どんな事が起きれば思い出すんだろうか。
それは、『死』を直感。いや、『死』の間際だろう。
カナカリス「ここで、新しく過ごすんですか?」
巫女「ええ。家も準備してあるし、学園も食べる物だって与えてくれるそうよ」
カナカリス「そうですか・・」
巫女「私達は、ここで新しい暮らしをするのよ」
カナカリス「ここで」
ここで、か。
広場。
大きな、田畑。
家。
学園。
全てが、ここにある。
説明された。
巫女に。
今、この島。この国は戦争中であること。
そして、クリファナが洗脳から解けたこと。
だが、クリファナの分身体は洗脳の支配化から逃れられていない。
だから、こそ逃げて来た。
もし、洗脳から逃れられていたらすぐにでもナルキス王国の者達を粛清する事も出来ただろう。
結局は、とても危ないという事だ。
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