38話「ローラの死超化」
この世界の最北端にある、フェニス島。
そこにある、城塞都市がグレンフェニスである。
フェニス島は、高度な魔法技術で何年もの間、存在を隠して来た。
5重の20m越えの壁で囲まれており決して他国の侵入を許さない地である。
そして、グレンフェニスは聖地の更に上の『神地』なのである。
約2年前に、アスカ公国の調査隊がフェニス島を見つけた事を
アスカ公国は戦争を仕掛け領土拡大を企んでいる。
しかし、フェニス島にある唯一の城塞都市グレンフェニスにたどり着く事も困難であり、戦線は動かず膠着状態。もっと言えば、押し返されつつある。
膠着状態ということもあり、アスカ公国では、反対意見も出ている。
それも、そのはずでありグレンフェニスの住人は魔力量、魔法、魔法技術がとても、高い。
住人一人でアスカ公国の、魔法使いでは最高の強さを誇る近衛魔法士一人分に匹敵するのである。
そんな、中。
カナカリス達、アーロス=ダレスに住んでいた、住人は、グレンフェニスに行ったのだった。
カナカリス「う。ここどこだ?」
目を覚ましたのは、野原だった。
巫女「目を覚ましたのね?」
カナカリス「え?あ、はい。今、起きたところです」
巫女「良かったわ。
ローラさんが、時間を稼いでくれたからフェニス島までこれたの。
他の住人は、私が転移でグレンフェニスに送ったわ」
カナカリス「え?ローラって誰?」
巫女「え?ちょ、ちょっと待ってよ。知らないの?」
カナカリス「だ、だから誰ですか?」
巫女「う、噓でしょ・・・」
何で、知らないの?
そう、心の中で考える巫女。
なぜ、覚えていないのか?
それを、知る者はローラだけだ。
何故か・・・。
その答えは、ローラのした死超化が原因である。
死超化とは、超越化した者が命を使うことで、この世界への干渉権を得るということである。
しかも、ローラは命が二つあったのだ。
世界への干渉権は二倍の力を見せる。
そして、干渉権を得て世界の法則を書き換えたのだ。
少しの間だけ、変えた法則。
それは、
『時』だ。
極限魔法で変える事が出来る法則。
死超化は、命を使うことにより法則を変えるのだ。
『時』とは、止めることも、戻すことも出来ない。
だが、ローラは変えたのだ。
そして、カナカリスの時を戻したのだ。
だから、カナカリスは忘れた。
だが、『時』だけではまだ足りない。
カナカリスには、効かなかったのだ。
だからこそ、ローラはスキルを使った。
ある、スキルを・・・。
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