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37話「死超化」

 クリファナ「そう。『人』ね・・・。――――ウッ・・・」

 

 クリファナが、突然頭を抑え地面に膝をつく。

 

 執事ローラ「少しは、意識が戻ってきましたかね・・・」

 

 クリファナ「痛いわね。でも、この程度・・の痛み」

 

 執事ローラ「流石ですね。ただ、洗脳されていて洞察力などが圧倒的に下がっているようですね」


 クリファナ「な!?・・・。好きに言いなさい。どうせ死ぬんだから・・・」

 

 執事ローラ「そうですか・・・」

 

 二人の会話は、そこで終わり戦いが再開した。


 

 覚醒者アーラスヒューマンとなった執事ローラは、

 神速に近い速さで神速で走るクリファナと、戦う。


 魔核が、2個になり、魔法を同時に使える量が倍になったことで格上のクリファナとも同等の戦いをする事が出来た。

 

 執事ローラは、手刀でクリファナの聖剣と交える。

 スキルを使い、やっとの思いでクリファナと戦う事が出来ていた執事ローラだが、覚醒者アーラスヒューマンに覚醒したことでスキル無しでも戦う事が出来た。

 その、おかげでSKPを使わなくても戦うことが出来たのだ。

 

 <転禍為福てんかいふく>を使ったことで、

 執事ローラが思っていた以上の出来事が起き、これらの変化が起きた。

 

 ここまで、上手くいくものか?

 と、執事ローラは考えていたがクリファナとの戦いに集中する。

 

 執事ローラ「!?聖剣を投げるだと!」 

 

 クリファナは、聖剣を三つ召喚し執事ローラに向けて投げた。

 それに加えて、今まで使っていた光属性魔法ではなく、

 天属性魔法 最上級魔法 天使召喚 天属性のスキル<天海てんみ>を使った。

 

 執事ローラ「流石の、魔力量ですね」

 

 魔法が展開し、そこから白い翼を持った『天使』が二体現れた。

 

 それに、対して執事ローラは 最上級魔法 黒炎を使った。

 黒炎は獄炎よりは、持続時間が少ないがその代わり、魔法威力は圧倒的に高い。

 

 <天海てんみ>は、結界を作り結界範囲内で 天属性 海属性 の効果が上がるという効果を持っている。

 

 だが、それらは何の効果も持たない。

 

 

 

 ローラ=バントは、死ぬつもりなのだ。

 

 二つの命を、使ってでも・・・・。

 

 

 

 

 

 

  

 クリファナ「これで、終わりだ!ローラ=バント!!」



 ローラ「名前、覚えてるじゃないですか」

 

 

 クリファナ「え?・・・・・。ウッ」

 

 再び、頭を抑える。そして・・・。

 

 クリファナ「はっ。・・・・!? ローラ?なの」

 

 ローラ「後は、カナカリス様を頼みましたよ・・。クリファナ殿・・・」

 

 クリファナ「え?・・・」

 

 固まったクリファナだが、直ぐに状況を理解する。

 

 クリファナ「ちょ、ちょっと待ってよローラ!貴方が死ぬなんて誰も望んでなんか!」


 ローラ「良いんですよ。これで・・・。

 私は、知ったんですよ。『人』とは何なのか。

 我が主にも言われましたよ。

 『人』は支え合いだって。

 そして、もう一つ・・・。

 自分の意志で、動くことだとね・・・」

 

 クリファナ「でも!」

 

 ローラ「だから、悔いはもうないんですよ。

 強いて言うならカナカリス様の、成長を見れなかったことですかね・・・」

 

 ローラは、涙を浮かべ・・。

 最後にこう言った。

 

 ローラ「ありがとう。そして、さようなら。死超化じんか・・・。」


 クリファナ「止めて!ローラ!!!」

 

 ローラは、塵のように成り・・。消えた。

 自らの、意思を信念を貫いて。

 私達には、分からない程の大きな信念を貫いたのだ。

 最後の最後まで・・・・。

 

  

 

 

 

 

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