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36話「超越化」

 超越者アステラヒューマンになり。

 神の領域に片足を踏み入れた執事ローラは、クリファナとの戦いで『覚醒者アーラスヒューマン』になった。

 

 超越者アスラヒューマンとは、人を超えた者である。


 下から

 超越者アステラヒューマン

 覚醒者アーラスヒューマン

 超覚醒者アガルスヒューマン

 頂上者ナスラヒューマン

 そして、

 神人である。

 

 今、執事ローラ覚醒者アーラスヒューマンになったのだ。

 

 

 

  

 クリファナ「噓・・でしょ・・・」

 

 執事ローラ「いえ、本当です」

 

 クリファナ「貴方。

 その身体から出てているそのエネルギー。波動は・・超越化しんかしたの?」

 

 執事ローラ「どうやら、命が、魂と魔核が二つあるとこの様な事も出来るらしいですよ」

 

 執事ローラは、超越化しんかした時にでる特有のエネルギー。

 波動が、出ていた。


 クリファナ「あら、そうだったのね・・・。

 でも、それでも、私は倒せないわよ」

 

 執事ローラ「確かに、このままでは、『疑似神人』である貴方には勝てないでしょう」

 

 クリファナ「じゃあ。どうするのかしら?」


 執事ローラ死超化じんかですよ・・・」

 

 クリファナ「な!?貴方、死にたいの?」

 

 クリファナは、驚いたように聞き返す。

 両者とも、戦いのことはもう頭には無い。

 それ以上に、色々なことがこの短時間に起きすぎた。

 森は、燃え、木々は折られ。

 もう、平野になっているのだ。

 

 たった、2、3分の時間でだ。

 

 執事ローラ「そう、ですね・・・。死ぬことは、きっと寂しいでしょうね」

 

 クリファナ「なら、ならなぜ!!」

 

 ローラは、寂しいそうに。

 だが、これで良い。

 と言うように、こうクリファナに言った。


 「人という文字は、『支えながら生きていく』こう読むそうですよ。

 だったら、人は・・・。

 誰かの支え無しで生きられるようになったら、それはもう『人』じゃないんですよ。

 だから、私は・・・。

 人になりたかった・・・。

 貴方は、人なんです。私と私達と違って、『人』なんですよ

 だから、諦めないで欲しい。

 自分の、意識を投げ捨て他人の言うことを聞くなんて事は止めて欲しいのです。

 私一人の命で、『人』を救えるならそれで良いんですよ」


 「その時初めて、『人』になれたって、思えるから・・・」 

 

 後悔も、悔しさも感じない。

 

 その、声から感じる感情はただ一つ。

 

 『感謝』だった。

 

 一体何に、感謝したのか・・・。

 

 『人』になりたい。

 それは、どんな意味だったのか・・・。

 どういう、『願い』だったのか。

 

 彼の中には、きっと色々な感情が渦巻いていたのだろう。

 

 だが、そんな彼の迷いは、今きっと今。

 綺麗に消えたのだろう。

 

 たった、一つの『感情』に『願い』にまとまったのだから・・・。

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