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28話「承」

 *『要請を確認。要請を受諾。最上級魔法 獄炎の取得を開始します』

 

 カナカリス「早くしろ!時間がないんだ!」

 

 *『要請を確認。要請を受諾。魔法取得を加速します』

 

 カナカリス(まさか、ホントに早くしてくれるとは――)

 

 *『最上級魔法 獄炎取得完了』

 

 カナカリス「よし。MP消費量は・・!?1000か。いいぜくれてやるよ!

 火は燃え盛り

 全ての物を燃やし尽くす

 さあ

 消えろ!燃えろ!

 目の前の障害を

 燃やし尽くせ!

 最上級魔法 獄炎!!!」

 

 バン!!!!!

 

 大きな音とともに、激しく燃える半径10m程の炎の球体が、目の前に広がる木を燃やし尽くしながら、進み続ける。

 

 カナカリス「よし。これなら、直ぐにでも・・・いや、走っても2時間は掛かるか」

 カナカリス(走って、直線距離。この状態なら、2時間程でつくだろう。

 でも、足りない。時間が、限界値も少しずつ減ってきている。あれが、0になると動けなくなる。それまでに)


 ================

 

 執事ローラ「カナカリス様・・・。影詠唱。中級魔法メガヒール!」

 

 ?「逃したか・・・・。じゃあな、コード8」

 

 執事ローラ「何を、言っている・・・。私はローラ!ローラ=バントだ!」

 

 ?「フッ。今回は見逃してやる。だが、邪魔をするなら――!?」

 

 音速に近い速度で、建物の上にいる相手との間合いを詰める。

 

 ?「危ないね。腕は、鈍っていないってことか・・・」

 

 執事ローラ「どうでしょうね。隠密、コード2」

 

 隠密(コード2)「前よりも、強くなっているとでも?」

 

 執事ローラ「判断は、任せましょうかね・・・」

  

 隠密(コード2)「!?。その、力。何処どこで手に入れた!?」

 

 執事ローラ「それを、聞く意味はあるんですか?コード2お前はここで、死ぬというのに」

 

 執事ローラの表情が一変した。

 

 隠密(コード2)「忘れていないか?隠密部隊は、俺だけじゃない」

 

 執事ローラ「忘れてなどいません。ただ、彼らはもう死んでいます」

 

 隠密(コード2)「なにを!?」

 隠密(コード2)『こちら、コード2。応答しろ!・・・・」

 

 執事ローラ「確認は済みましたか?」

 

 隠密(コード2)「くそが!」

 

 執事ローラ「どうして、私を攻撃しなかったんですか?」

 

 隠密(コード2)「・・・・!?」

 隠密(コード2)(そ、そうだ。よく考えればなぜだ?なぜ、あいつの話に乗ったんだ?

 まさか、スキル<威圧>か?知らぬ間に、威圧されていたのか?)

 

 執事ローラ「影詠唱。最上級魔法デッドソード」


 黒く光る、100本刃が執事ローラを囲むように現れ、

 

 

 隠密(コード2)「事前詠唱。ドミニオン クラッシュ」

 

 隠密(コード2)を、中心として波動のようなものが円状に広がる。

 そして、執事ローラの結界を破壊する。

 

 執事ローラ「ほう。私の結界を・・・」


 隠密(コード2)「まだ、余裕があるのか?」

 

 執事ローラ「・・・・ん?これは、このスキルは・・・・」

 

 隠密(コード2)「どこ見てるんだ!走馬灯でも、見たのか?」

 

 執事ローラ「いえ。予想が合っていて良かったな、と」

 

 隠密(コード2)「予想?なにを・・・『魔法感知に反応あり』・・・・!?」

 隠密(コード2)(スキルが、反応しただと・・まさか、ここまで読んでいたのか!)

 

 最上級魔法 ジャッジメントロック発動!!

 

 執事ローラ「影詠唱。最上級魔法デッドソード」

 

 隠密(コード2)(ま、まずい。ジャッジメントロック拘束系の魔法か・・・

 こんな状況で、デッドソード、200本を防ぐのは無理だ)

 

 執事ローラ「さよなら」

 

 バン!!!!

 

 隠密(コード2)「この、音は

 

 執事ローラ「この、魔法は

 

 隠密(コード2)、執事ローラ「獄炎」

 

 

 

 

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