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12話「暗殺術者」

 カナカリス「父様、母様。どうして・・・」

 

 暗殺術者「事前詠唱。フィクセイト!」

 

 突如、動きが止まった。

 

 カナカリス「動きが、なにが起き、まさか暗殺者か」

 

 暗殺術者『動きは止めたぞ』

 

 暗殺者ダリス『分かった。あとは任せとけ』

 

 カナカリス(解呪は、出来ないか?なにか、なにか――)

 

 暗殺者ダリス「アタック オブ デット」

 

 黒い霧が銀に光るナイフを囲み鋭く、漆黒のナイフに変貌する。

 

 カナカリス(スキルか?まずい、なにか――)

 

 カンッ!

 

 暗殺者ダリス「くそっ。またか」

 

 暗殺術者『どうした?』

 

 暗殺者ダリス『あんときと、同じだ。あいつは何かに守られてるんだ』

 

 暗殺術者『よくわからないなが、結界と同じものか?』

 

 暗殺者ダリス『ああ、多分な』

 

 暗殺術者『なら、やりようはある』

 

 カナカリス「くそっ。そうだスキルを使えば――」

 

 暗殺術者「冥府より吹く風よ

      暗黒の狭霧よ

      自然ごと枯れはてろ! 

      上級魔法デッドリーポイズン!」

 暗殺術者(これなら、結界ごと――?!」

 

 カナカリス「はあ、はあ、間に合ったぜ」

 

 暗殺術者「なっ!コード1、ライトニングベールを使えっ!」

 

 暗殺術者、暗殺者ダリス「我らが生み出すは

          漆黒の布

          あらゆるものを

          弾き飛ばし

加護を与えよ!

          上級魔法ライトニングベール!」

 

 カナカリス「影詠唱。最上級魔法ジャッジメント!!」

 

 ガンッ!

 時計が、現れ白く光る閃光で制裁を与える。

 

 暗殺者ダリス「まずいぞ、ライトニングベールじゃ」

 

 暗殺術者「くそっ。これほどとは、影詠唱。中級魔法トルネード!」

 

 逆巻く風が現れるが、

 閃光によって簡単に弾かれる。

 

 暗殺術者「まだだ!。コード1俺がお前を逃がす。事前詠唱転移!」

 

 暗殺者ダリス「まて、コード4!俺だけじゃ――」

 

 暗殺術者『大丈夫だ。安心しろ』

 

 暗殺者ダリス「バカやろう。流石にお前でもジャッジメントは――」

 

 パンツ!一瞬光り、暗殺者ダリスは消えた。

 

 暗殺術者「流石は賢者の子だな。

 まさか、私が詠唱しているときに新たな魔法を覚えるとは。

 貴様の父も使っていたよ!」

 暗殺術者(怒れ怒れ、理性を失え。感情に任せて攻撃してこい) 


 カナカリス「そんなもので、怒るとでも思っていたのか。

 まだ、ジャッジメントは終わってないぞ」

 

 暗殺術者「いや、もう効かない」 

 

 閃光が、暗殺術者目掛けて飛ぶ、しかし

 当たる前に、消えた。

 

 カナカリス「なにっ!」

 カナカリス(ま、まずいぞ。父様がくれた、魔法が――)


――――――――――――――――――回想シーン


 カナカリス「くそっ。そうだスキルを使えば――」

 

 父(?)「まて。カナカリス」

 

 カナカリス「な、なんだ?」

 

 父(?)「これを受け取れ」

 

 カナカリス「・・・と、父様?」 


 父(?)「カナカリス――」


 カナカリス「え?生きてるの?」

 

 父(?)「いや、死んでしまった。

 だが、精神生命体として少しだけ生きられる魔法を使ったんだ。

 それでも、そろそろ、精神生命体も消えるのだ。

 だから、カナカリスお前に、生きてもらうために、最上級魔法ジャッジメントの力を」

 

 カナカリス「父様!」

 

 光りの粒子となり消えてしまった。


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