11話「身近な人の死/暗躍」
カナカリス(確か、移動系スキルか、魔法を取得しているはずだ)
自分に向けて鑑定を使う。
個体名 カナカリス=ソース
HP156/160
MP1600/1600
Lv 7
EXP 143
SP 20
SKP 45
限界値 30
種族 人間
称号 <???>
神託 タナトス
詳細
スキル <鑑定スキルLv18> 詳細を表示
<転移ポイントLv1> 詳細を表示
<隠密Lv1> 詳細を表示
魔法 土魔法初級:地生成 詳細を表示
水魔法初級:水生成 詳細を表示
魔法適正 無属性魔法 詳細を表示
STR 13
ATK 15
MAG 245
VIT 10
DEF 12
AGI 13
カナカリス「あったな」
カナカリス(<転移ポイントスキルLv1>だな・・・。
どうやって、使うんだよ。詳細を表示っと)
<転移ポイントスキルLv1> 転移魔法を使った痕跡がある場合、
もう一度、転移魔法を使うことができる。
カナカリス(これは、使えるのか?とりあえず)
カナカリス「転移ポイント!」
視界には、父が使ったのであろう転移魔法の痕跡が青く光って強調された。
カナカリス「二つあるな。これは
転移先 ナルキス神殿
カナカリス「こっちが、神殿があった場所で――」
転移先 アダルス森
カナカリス「これが、森か・・・使ってみるか」
カナカリス「転移ポイント発動!!」
詠唱無しで、転移魔法を使うことが出来るため一瞬にして森に転移した。
カナカリス「木でかっ!。いや俺が小さいのか」
少し程、歩くと木が何もない平野に出た。
いや平野になってしまった所に出た。そして、そこには――
カナカリス「な、なんだよ。これは。なんなんだよ、この光景は――」
父カンダリスと母カノリエッタが倒れていた。
血で汚れ、ピクリとも動かず。
カナカリス「父様、母様」
いつもの癖で、父様、母様、そう呼んでしまう。
人知れず、涙が流れる。
3年間暮らしていた。それだけで、悲しむ理由はあった。
そして、それを狙っていた者も、
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
暗い、洞窟のような所で。
暗殺者「着いたぞ」
暗殺術者「予定変更だ」
暗殺者「えっ。さっきまでは――」
暗殺術者「ついさっき、団長から変更命令が出てな。団長もこっちに来るって」
暗殺者「来るのか――。でどんな作戦だ?」
暗殺術者「賢者の子カナカリスの抹殺だ」
暗殺者「は?なんでよ。団長が帰れっていったんだ――」
暗い影から、人影から黒髪で青い目、身長は180㎝程の男が出て来た。
暗殺団長(?)「おい。文句は言うな」
暗殺者「だ、団長・・」
暗殺団長(?)「三人で行く」
暗殺者「あんなガキ一人――」
暗殺団長「『俺だけで大丈夫』だとでも?」
暗殺者「それは――」
暗殺団長(?)「俺達以外の者は帰ってもらった。
三人で、殺すぞ。あいつは危険だ。
予想だが、あいつは転移系の魔法かスキルを使えるはずだ。
人ってのは、悲しみや喜び、感情の起伏が起きているときが一番、無防備になる。
だから、そこを狙う」
暗殺術者「なるほど、だから賢者どもの死体を残しておいたのですね」
暗殺者「でもよ、森に来るかは運だろうが」
暗殺術者「コード1。考えろ。
街はモンスターに襲わせて、巫女を街に留まらせることにした。
我々に対抗する事が出来るであろう巫女は既に足止めに成功している。
モンスターと、戦うか転移系統で森に来るかの2択だろ?」
暗殺者「え、いや。逃げるかも知れな――」
暗殺団長(?)「逃げることは無い」
暗殺者「団長、どういうことだ?」
暗殺団長(?)「簡単だ。いくら賢者の子であろうと、自由な転移が出来るわけ無いだろう?」
暗殺者「そ、そうか」
暗殺術者「分かったか?」
暗殺者「ああ。分ったよ」
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