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7.3話「一歳の誕生日」

 カナカリス(この世界に来て、もう一年。<鑑定スキルLv9>になって、更に詳しく見れるように、なった。

 今日は誕生日で、普段は外に出て街を守っている父様や母様とも一緒に居られる少なかい日だ。

 今は、誕生日プレゼント?を決める為に街に出ている。

 流石に、一歳では歩けないから父様に担がれているわけだが、言葉が理解出来ると思っているんだろうか。

 いや、俺を一人にしないためかな)

 

 カンダリス「何が欲しいんだろうな」

 

 カノリエッタ「そうね。

 この子。言葉の理解は出来るようなんだけど・・・。喋れるのかしら?」

  

 カンダリス「まあ。俺たちが、想像で決めるしかないのかもな」

 

 カノリエッタ「そうね」

 

 カナカリス(どうしよかな。欲しい物・・・いま俺が足りてないもの・・)

 

 カンダリス「どうするかな・・・」

 

 そう言って、街を歩く。

 歩いていると、度々

 「賢者様!」「こんにちは」「いつもありがとうございます」

 などの、挨拶が聞こえてくる。

 やっぱり、賢者ってすごいんだな。と思う。

 

 カンダリス「本はどうだろう?」

 

 カノリエッタ「確かに勉強は大事だけど。まだ一歳よ」

 

 カンダリス「早すぎるか」

  

 カナカリス(ほ、ほしい。いま知識は大事だ。言葉を出すんだ)

 カナカリス「ほ、ほひいです」

 カナカリス(あああ。嚙んじゃった。恥ずかしい)

 

 カンダリス「いま、欲しいって言ったよな」

 

 カノリエッタ「聞こえなくはなかったけど・・・」

 

 今度は、しっかりと。


 カナカリス「ほしいです」

 

 カンダリス「ほらな」

 

 カノリエッタ「そうね。それにしましょう」

 

 帰って、パーティーの準備をした。

 俺がしたわけではないが、

 

 カンダリス「おめでとう!カナカリス」

 

 カノリエッタ「おめでとう」

 

 カナカリス(なんか、気恥ずかしいな。この年で、祝われるって)

 

 美味しいご飯を食べ。

 いつもは、中々遊べなかったが今日は遊んでもらい、楽しく過ごした。

 そして

 

 カンダリス「プレゼントだ」

 

 カノリエッタ「どうぞ。ほしかったんでしょ」

 

 カナカリス「あ、ありがとうございます」

 

 わかっていたとはいえ。

 黒髪で、透き通る黒目の父。

 黒に近い茶髪で、滑らかな髪。綺麗な緑の目の母。

 緊張しちゃうよね。うん。

 

 その後。

 パーティーの続きをして、楽しい一日が終わった。

 そしてまた、いつもの通りの日常に戻った

 

 

 

 

 

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