表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/83

日記

引き続きエルグランド視点です。

ここから三話ほど、七年前の真相解決編になります。




 その後、フラフラと自室へと戻っていったままアリューシャは出てこなかった。

 多分混乱の最中なのだろう。

 だが、ちゃっかりとエルグランドの結納品であるダリヤの姿絵は抱えて行った。

「素晴らしかったよ、エルグランド君」

「かなり強引でしたけどね…」

 完全に兄頼りなのが非常に情けないところだ。

 だからと言って男としての矜持などに構っている余裕はなかった。

 手に入れる為なら手段は選ばない。

 それに、幾らダリヤの姿絵という賄賂が目の前にあったところで、アリューシャは嫌いな男と結婚するような人物ではない。

 エルグランドを認めているからこそ、子どもの話をした瞬間に悩んだのは分かっていた。

 それを後押しするための物がダリヤの姿絵という武器だったのだ。

 まぁ、かなり強引だったし情けない手段だったのは認める。

「娘はあれくらいしなければ頷かなかっただろう。だが、姿絵がなくてもアリューシャは頷いていたと思うぞ」

「そうでしょうか?」

「ああ、子どもの話を聞いた後からは目に見えて動揺していた。心が揺れ動いていた証拠だ」

 断言するベルクルト卿に、部屋にいたメイド達も同じように頷いた。

 エルグランドには余り分からなかったが、長い付き合いの彼らには手に取るように分かったようだ。

「それはそうと君と私はこれから親子だ。宜しく頼むぞ、エル君」

「ちょっと気が早い気もしますが、こちらこそ宜しくお願いします」

 エルグランドが頭を下げると、ベルクルト卿は早速アリューシャの気が変わらない内にと婚約契約書を書き始めた。

 当面は婚約期間とし、カンザナイト家の叙爵後に正式な婚姻となる予定だ。

「では早速私は君の父上と契約に入るが構わないかね?」

「ええ。父には伝えてありますので…」

 その言葉に執事が伝令を飛ばす。

 多分、待っているはずの父は直ぐにやってくるだろう。

「ところで君はこの後ケルビット邸に行くのかね?」

「ええ。アリューシャ様も気にしていたようなので、出来れば早い方がいいだろうと思います」

 本当は二人で向かう予定だったが、あの状態のアリューシャが役に立つとは思えないので、エルグランドは一人で行こうと思っている。

「ユリーナ嬢のことは悲しい出来事だったが、アリューシャにはいい加減前を向いて欲しいものだ…」

「アリューシャ様はどうやらユリーナ様の日記が見つからない事に納得がいかないようですね」

「例え日記があったとしても、ケルビットが隠してしまえばどうしようもないと思うのだが…」

「俺もそう思いますが、ユリーナ嬢が日記をつけていたのは確からしく、アリューシャ様はどこかに彼女の日記が隠されているのではないかと疑っているのでしょう」

「なるほど…。つまり娘はそれを見つけたいと言うのだな」

 娘の我侭に呆れつつも、ベルクルト卿は仕方ないとばかりにため息を吐く。

「まぁ、アリューシャもとことん調べれば気が済むだろう。悪いが付き合ってやってくれるか?」

「もちろんです。それにこれは、カンザナイト家としても知りたかった事です。協力は惜しみません」

「宜しく頼むよ」

「はい」

 握手を交わし、ベルクルト卿は準備の為に部屋を出て行った。

 カップに残っていた紅茶を飲み干し、エルグランドも席を立つ。

 その瞬間、当分出て来ないと思われたアリューシャが部屋に入ってきた。

「アリューシャ様?もういいんですか?」

「………いいわ」

 かなり機嫌の悪そうな呟きに、強引に事を進めた罪悪感が出てくる。

「えっと…」

「謝ったら怒りますわよ?」

「………はい」

 謝罪しようとしていた口を慌てて閉じると、そんなエルグランドを見てアリューシャも小さく息を吐いた。

「エルグランド、………結婚を申し込んでくれてありがとう」

「アリューシャ様?」

「分かっていたのよ、このままじゃいけない事は……」

 そう小さく呟き、アリューシャはエルグランドの向かいへと腰を下ろした。

 それに(なら)うようにエルグランドも再び座りなおせば、直ぐに新しい紅茶が目の前に置かれる。

「父は私との約束を守ってくれていたわ。でも女伯爵になってから、配偶者の存在が必要だと感じる場面は多々あったわ」

 商談で未婚の女というだけで侮られるのなんて日常茶飯事だった。

 その上、中々見つからない養子に、最近は少し疲れていたという。

「でも、わたくしはどうしてもダリヤ様が一番になってしまうわ」

 貴族であればそれでもいいという人間は沢山いる。

 だが、そんな割り切った関係が嫌だからこそ、アリューシャは独身で居たいと我侭を貫いたのだ。

「最後にもう一度だけ確認するわ。本当に貴方はそれで構わないの、エルグランド?」

「構いません」

 即答すると、アリューシャは少しだけ目を見開いて、そして小さく笑った。

「………ありがとう」

 この婚約は、どちらかと言えばアリューシャにとってのメリットの方が大きい。

 故に、他人から見ればエルグランドは馬鹿にしか見えないだろう。

 しかしアリューシャは別にダリヤと恋仲ではなく、ただ一途に想っているだけの可愛い人だ。

 例えるなら、神に仕える殉教者のようなものではないだろうか。偶像崇拝に近いのではないかと思っている。

 だから、ダリヤの次に愛して貰えるならそれでも構わない。

 小さなプライドを優先してアリューシャを得られないよりマシだ。

「婚約に関することで何か要望があれば今ならまだ間に合いますよ」

 契約前だと言えば、アリューシャは小さく首を振った。

「わたくしからの結婚条件はただ一つだけ。わたくしのダリヤ様への愛を認めてくれることだけよ」

「俺がそれを(たが)える事はありません」

「だったらいいわ。……それと、口調はいつも通りで構わないわよ」

「………いいのか?」

「ええ。婚約者になるのだしね……」

 そう言ってゆっくりと紅茶を飲むアリューシャに続き、エルグランドも紅茶に口を付けた。

 じっくりと盗み見れば、どうにもアリューシャの耳が赤いように感じる。

 けれど、それはエルグランドも同じだろう。

 何となく、そう何となく…、婚約者というフレーズが恥ずかしくもあり嬉しくもあった。

「ところでケルビット邸で探す場所の目星は付いているのか?」

 アリューシャから要望があったので、家具も一緒に引き取りたいとそのまま買い取っている。

「文机の奥やベッドヘッドを調べたいわ。寮の部屋からは何も出て来なかったけれど、隠し場所は存在したの。だから、ケルビット邸にもあるはずなのよ」

「そもそも、どうして彼女は寮暮らしを?タウンハウスがあればそこから通えばいいのに」

「金銭的な問題よ。タウンハウスの維持だけなら数人で済むけれど、令嬢が暮らすとなるとそうもいかないわ」

 寮生活の方が遥かに金銭を節約出来るという訳だ。

「ケルビット伯爵はそんなに金に困っていたのか?」

「困窮するほどでは無いとユリーナには聞いていたわ。ただ、新しく始めた事業が上手く行ってなかったそうよ」

 ユリーナの婚約先からも多額の借金をしていたと言う。

 しかしユリーナが亡くなったことにより、その借金も一時は危うくなったそうだ。

「だからケルビット伯爵はあんな難癖を付けてきた訳か……」

 ダリヤが呪いで倒れていなければ、無理矢理にでも金銭を要求されたに違いない。

「借金の件は、ユリーナの代わりに妹のカリーナが嫁ぐことで話は収まったと聞いているわ」

「カリーナ嬢?」

 今回の騒動の発端だとされている人物だ。

 彼女の離婚によりダリヤのカフスが放出され、ケルビット邸が手放されたと思われる。

 先代聖女クローディアからも、アリューシャが手に入れたカフスは間違いなく呪いに使われていたものと判明している。

 故に、カリーナが、いや、ユリーナが狂愛の呪いに係わっていたことは限りなく黒に近い。

「待ってくれ。つまり、ユリーナ嬢とカリーナ嬢の婚約者は一緒ってことか?」

「そうよ。確かシュバルツ公爵ね」

 その名前は最近聞いたばかりだ。

 思わず黙り込んだエルグランドに、アリューシャが不思議そうな顔を向ける。

「どうしたのエルグランド?」

「……シュバルツ公爵から、ルビーに結婚の申し込みがあった……」

「まさか…っ?!彼は公爵家よ!」

「再婚だから問題ないと…」

 叙爵の話も彼は知っていての申し込みだった。

 だが、カリーナ嬢だけでなく、亡くなったユリーナ嬢とも婚約を結んでいた男。

 これがただの偶然だとはとても思えない。

「何か…、何かがある……」

 それは確信に近かった。

 ここに来てエルグランドも、ユリーナはダリヤを呪っていないのではないかと思えるようになってきていた。

「ケルビット邸へ行きましょう……」

 硬い声と共に立ち上がったアリューシャに続き、エルグランドも急いで立ち上がる。

 そうして、婚約成立の余韻に浸る間もなく、二人は旧ケルビット邸へと向かった。





 到着したケルビット邸は、数年使用されていなかったせいか少々荒れていた。

 室内はそれなりに掃除をされていたが、庭に至っては荒れ放題だ。

「ではみんな、手分けしてお願いね」

 数人の護衛や侍女と共に、アリューシャの指示の下、エルグランドも室内の捜索に加わった。

 屋敷に残されていた家具は主に机やベッドといった大きな家具だったが、全て古い物ばかりである。

 ベッドヘッドや机の引き出し裏などの目ぼしい箇所の他に、鏡台の裏なども捜索したが、目当ての物は一向に見つからなかった。

「隠すとしてもケルビット領にある本邸じゃねぇのか?」

 むしろ既に見つかっており、ケルビット伯爵に処分されている可能性の方が大きかった。

「………そうね…」

 他の部屋を探索していた侍女や侍従達からも、朗報がもたらされる事はなかった。

 特にユリーナ嬢が使っていた部屋は念入りに調べたが、一向に成果は現れない。

「本の一冊でもあればと思ったのだけれど…」

 ルビー達から、もしかしたらユリーナは呪うつもりがなかったのではないかと聞かされている。

 それを聞いて一番喜んだのはアリューシャだった。

 だからアリューシャは当時を必死で思い出し、ユリーナが読んでいたと思われる本を片っ端から調べている。

 だが、全て可愛い恋愛物や騎士物語で、期待したようなおまじないが出てくる本はなかった。

「みんな、協力してくれてありがとう。ここまでして無かったのなら、多分もう処分されているのだと思うわ」

 ユリーナ自身が亡くなる前に破棄している可能性もあった。

「自分の手で探してスッキリしたわ。我侭に付き合ってくれてありがとう」

 見つからないことは彼女も覚悟していたのだろう。

 それでも、一縷の望みを掛けてここまでやってきた。

 自分で気の済むまで探して、ようやく気持ちを納得させる気になったようだ。

「アリューシャ、今後この屋敷はどうする?」

「そうね…。お父様が使う予定も無さそうだし売ろうかしら?」

「じゃあ、カンザナイトに任せて貰っていいか?」

「もちろんよ。というより、まだ私の名義に書き換えてさえいなかったわよね?」

 現在は義姉ローズの実家であるパイライト子爵家の名義になっている。

「外観の補修は必要だが中はそんなに傷んでねぇし、それなりに整備すれば買った時より高く売れそうだ」

「……さすがは商人といったところかしら」

 実際、アリューシャが予定していた額よりも安く購入している。

 ケルビット伯爵が金の工面を急いでいたからだ。

「樹木が多いから、庭を整えるのが一番大変そうだな」

 窓から覗く景色も木が邪魔をしてろくに風景を楽しめない状態になっていた。

 特にここから見える木は非常に大きく、剪定するだけでもかなり大変な作業になるだろう。

「あの木は亡くなった彼女のお母様がわざわざ実家から持って来て植えたらしいわ」

「へぇ…、どうりでこの辺りでは見かけない木だと思った」

「ユリーナはあの木が気に入っていて、休みの日は時々このタウンハウスに来ていたの。だから日記ももしかしてこちらの屋敷にあるのかと思ったんだけど…」

「なるほど…」

 確かに寮に隠すよりは人目に付き難いだろう。

 だが、それなら益々ケルビット伯爵が処分している可能性が高まってくる。

「そう言えば、亡くなった彼女のお母様が手紙を残していたと言っていたわ…」

「手紙……?」

「ええ。私が亡くなったら直ぐに見なさいと言われたそうだけど、彼女、それをずっと忘れていたらしくて………」

 話しながら、徐々にアリューシャの声が小さくなっていく。

「アリューシャ?」

「そうよ……、そうだわ…、あの時ユリーナはそれを思い出したからって………」

 ブツブツと小声で小さく呟きながら、必死で思考を巡らすアリューシャ。

 どうやら重大な何かを彼女は思い出そうとしている。

「ユリーナ嬢がそれを思い出したのはいつだ?」

「……ダリヤ様の婚約発表の後……、いいえ、違うわ待ってっ……、そう、確かその前の日だったわ!」

 あの衝撃の日の前日、お茶の席でそう言っていた彼女は、週末にタウンハウスへと戻ると言っていたらしい。

「あぁ…っ、どうして私はこんな重大な話を忘れていたのかしら…っ」

 アリューシャはアリューシャでダリヤの婚約話を聞いてそれどころではなかったのだろう。

「だけど、どうしてユリーナ嬢はそんな大切な手紙を忘れたんだ?」

「どうやら夫人はそれをどこかに隠したようなのよ。ユリーナはそれがどこか分かっていたようだけど、中々取りに行く時間が取れない内に忘れてしまったと言っていたわ」

「しかし……」

 だからと言って遺言に近い言葉を忘れるのは酷いと思ってしまうのはエルグランドだけなのだろうか。

「どうもね…、夫人はシュバルツ公爵令息との結婚を反対していたようなの」

「反対?」

「ええ。ユリーナはシュバルツ公爵ミハエル様の事をお慕いしていたものだから、母親の反対には少なからずショックだったみたい」

 伯爵家から公爵家へ嫁ぐのは、相当の玉の輿と言える。

 それなのに夫人は大した理由もなく反対していたらしい。

「その反発もあって、ユリーナも中々手紙を読む気にならなかったと言っていたわ」

 そうこうしている内に学院に通い始め、すっかり忘れてしまっていたという。

「それで、彼女はその隠し場所に関して何か言っていたのか?」

「ハッキリした場所は言わなかったわ。でも、このタウンハウスなのは間違いないの…」

 それならば、その場所にユリーナも大切な物を隠した可能性がある。

 それに、彼女が手紙を読んだ時期とダリヤが呪われた時期が一致する。

 その符丁が何かを示しているように思えてならない。

「夫人が隠すならユリーナ嬢の部屋ではないだろうし…」

「そうね…」

 二人で必死になりながら伯爵夫人が入りそうな場所を考える。

 だが、この屋敷に詳しい者は誰もおらず、時間だけが無常にも過ぎていった。

「お二人共、そろそろ陽が暮れます。続きは明日になさりませんか?」

「もうそんな時間か…」

 窓から差し込む赤い夕日が室内を照らしていた。

 木々の間から見えるそれに、僅かな焦燥を感じる。

 けれど焦っても仕方ない。

 落ち着いて考える時間も今は必要だ。

「アリューシャ、続きは明日にしよう」

 そうエルグランドが声を掛けたが、アリューシャから返事は無かった。

 彼女は眉間に皺を寄せながら、何故か窓の外を凝視している。

「アリューシャ?」

「夕日の落ちる木……」

 小さく呟いた瞬間、アリューシャが駆け出した。

「どこに行くんだ!?」

「木よ!」

「……木?」

「ユリーナが言ってたの!小さな頃、木の根元に手紙を埋めて宝探しをした事があると!」

 弾かれたように、一斉に全員がアリューシャを追い駆ける。

 そこに何かが埋まっていると決まった訳ではない。

 寧ろ、何もない可能性が高かった。

 それでも何かに導かれるように全員が走った。

 そこに望むものが有るような気がしてならなかったのだ。

「アリューシャ、シャベルを使うから待て!」

 そのまま手で掘ろうとするアリューシャを制し、エルグランドは魔空間庫からシャベルを取り出す。

 そんな物まで入っているのかという護衛達の視線を無視しながら、エルグランドは木の根元にシャベルを突き立てた。

 途端に、カンッという甲高い音がシャベルの先から聞こえた。

 石ではない何かに当たった感触がする。

「何かあるッ!」

 ザクザクと掘り進めれば、直ぐにそれは姿を現した。可愛い童話の一場面が描かれているクッキー缶だ。

 見守っていた全員が一斉に息を飲む。

 そんな中、エルグランドは慎重な手つきでそれを取り出した。

「………アリューシャ」

 これはエルグランドが見るべきものではないと思った。

 ユリーナの親友であり、最後まで彼女を信じていたアリューシャが見るべき物だ。

「……ユリーナ……」

 小さく呟き、アリューシャは缶を受け取った。

 一瞬だけ両手で包み込むように抱きしめ、そして彼女はゆっくりと蓋を持ち上げる。

 中には少しだけ色褪せた日記と一冊の本。

 そしてボロボロになった手紙が一通隠されていた。

 『愛しい娘ユリーナへ』と書かれたそれは、今は亡きケルビット伯爵夫人から娘へと宛てた手紙だと思われる。

 そして恐らくこれが七年前の真実に繋がるのだろう。

「……大丈夫か?」

 それらを持ったまま動かないアリューシャ。

 捜し求めていたそれを前にした彼女は、気持ちがまだ追いついていない様子だった。

「お嬢様、ひとまずベルクルトの屋敷に戻りませんか?」

 こんな場所では落ち着いて読めないと思ったのか、侍女に掛けられた言葉にアリューシャは素直に頷いた。

 そして戻ったベルクルト邸で、エルグランドとアリューシャはユリーナの日記を読み解いていく。

 そこには、誰もが想像しなかった衝撃的な事実が隠されていた。


感想や誤字脱字報告をいつもありがとうございます。

前回の誤字が余りにも多すぎて、自分でもちょっと情けなくなりました。

報告してくれた方、本当にお手数をお掛けしました。

一話辺りの文字数を減らせばもうちょっとマシになるかと思うのですが…(見苦しい言い訳…)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ