じいちゃんの失踪
誤字脱字等があれば指摘していただけると幸いです。
「フッ!フッ!」
(死ぬ〜!これマジでヤバイじいちゃん絶対俺のこと殺しにきているって!)
「ハルト、今日は、それで終わりじゃ!」
「終わった〜。」
「ん?何を言ってるんじゃ?次は槍の訓練じゃぞ?」
「え?だって今終わりだって、」
「ああ、 剣 の訓練は終わりじゃぞ」
その後この地獄は5時間続いた
「くそ、あのじじいの体力は無尽蔵かよ」
「だが少しなら攻撃を与えることができるようになってきたぞ!」
「よし、そろそろあの作戦を実行に移す時が来たようだな」
「おーいハルト〜今日はお前の言ったとおりわしと対人訓練じゃ」
「ルールは家を壊す以外ならよいぞ」
「ほいじゃいくぞ〜」
(よし!じいちゃんはいつも通りまっすぐきたな!)
「おらっ!くらえ!エクスプロージョン!」
ドォーン!
「甘いわぁ!この戯けが!」
「いて!げんこつは酷いよじいちゃん!」
「げんこつせづにいられるか!爆発の威力は低いは!家は壊すは!行動が顔に出るは!本当にこのアホが!」
「ごめんなさい!でも俺まだ5歳だよ?」
「5歳も10歳も変わらん!良いから訓練をさっさとしろ!」
「・・・はぁ、わかったよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(訓練訓練訓練訓練ここは軍じゃないっての!」
「ほぉ〜、言う様になったじゃねぇか!」
(えっ!今、声漏れていたの!)
「まぁ良い、どちみち今日はもう、休みにしようと思っていたからな。」
「えっ!マジで!?」
「あぁ。」
その後じいちゃんとケーキを作ったり、買い物に行ったりして転生してきてから一番楽しい一日だった。
この時の俺は浮かれていて、じいちゃんの様子がおかしいのに気が付かなかった。
・・・・・・・・・翌日・・・・・・・・・・・
「じいちゃん〜?」
「どこ〜?」
「冗談にしてはタチが悪いよ!早く出てきて!」
それから数日たってもじいちゃんは帰ってこなかった。
ゴロゴロ!
(雷の音がうるさい・・・じいちゃんなんで急にいなくなったんだよ)
キィ〜
「!」
「じいちゃ・・・だ、誰?」
「なんだ?餓鬼がいやがったぞ!ここは空き家じゃなかったのか?」
「あれ〜おかしいなぁここは空き家のはずだけど、はぁ〜、仕方ない顔も見られたし、殺れ」
「えー俺が殺るの?やだよ、お前が殺れば良いじゃん!」
「いいからさっさと殺れ!」
「わかったよ!殺りゃいいんだろ!殺りゃ!すまんな坊主恨みは無いが死ね」
「うぐぐ・・・」
(こう言う時こそ、イメージして、)
「死ぬのは・・・お前達の方だ!」
「いでよ、ボルケーノドラ・・・ゴン」
「えっ」
ドカァーーーン!
「ゲホッ・・ゲホッ・・ううっ!うっ!えーんえーん!じいちゃん〜!じいちゃん〜!えーんえーん!」
「何なんだお前!くっ!死ねー!!」
「じいちゃん〜じいちゃん〜!」
パカラッ!パカラッ!ヒヒーン!!
「何だこの惨事は!急ぎあの男を確保し、あの少年を保護するんだ!急げ!」
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