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厨二病勇者で何が悪い!  作者: 由貴ヒロ
第1章 始まりの街
6/26

空中都市 ディノ

お読み頂きありがとうございます。

少しずつの話の分割になっているので1話が短めになっています。ご了承ください。感想が貰える作品を書けるよう頑張ります。これからもよろしくお願いします。

 後戻りは出来ない。どうやって切り抜けるべきか。


「そちらの空中都市に用があって訪れた。通しては貰えぬだろうか。」


「然し、此処は限られた者しか通せぬ。ましてや貴様の様に怪しく、翼持ちでも無いものなど……」


『凪、凪、大丈夫? そろそろ僕の魔法も切れそう。こういう時こそ精霊の紋章を見せるんだよ、この世界で紋章は大切だからね。後、早くお願いね?』


「分かった。」


 小声で返事をすると、早速実行した。


「これでもだめか?」


「何を……んっ!!」


 腕の紋章を見た途端驚く様な声を出した。効果は

絶大な様だ。


「こっ、これはこれは上位精霊宿しのお方でしたか。我々の無礼お許し下さい。」


「まぁいいよ、それより早く通して。」


「はっ、只今!」


 急に態度が変わり、丁寧な対応になったかと思うと早速何かを唱え始めた。


「これで準備は完了です。どうぞ、お気をつけて。」


これで私は此処へ来てから初めての街、空中都市ディノに行ったのである。



ディノはウンディーネが言っていた通り大きな街だった。翼の生えた人間が楽しそうに会話をしてたり、広場では子供が走り回ったりもしている。大きな街で、店がとにかく多い、というのが印象的だった。


『此処は貿易の中心だからね。店が多いし、賑わっているんだ。とにかく、早めにお願い。魔法が切れるのも時間の問題さ。』

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