再開*小さな新連載付き*
更新が遅くなって、本当にすみません!
そこで、私の意識が戻る。
体中が悲鳴をあげているのが良くわかる。床は一面真っ赤になっており、ドミネーターにでも撃たれたのかと思うくらいだ。
こんな状態でも生きている所が、前の世界とは違うと感じる所だ。
──結局、私はウンディーネを救えたのだろうか
いつもの方法で呼びかける。
『ウンディーネ』
すると、体に電流がはしる。少し体が重い。反応があった証拠なのだろうか。
『ウンディーネ、いるの?』
呼びかけを続ける。すると、今度は確かに反応があったのだ。
『………ん……』
『ウンディーネ!!居るの?』
『凪……?凪なのかい?』
聞き慣れた可愛らしい声がする。戻ってきた喜びと今までの不安が涙となり、どっと溢れては止まらなかった。
『……凪、急いで』
『何を?』
『あの石を取り戻して』
そういえばレイラン達がいなくなっている。もちろん石もだ。お前には必要無い、という言葉が引っかかった。
『あれは元々、人間が扱える様な物じゃない。』
ウンディーネの声色が変わる。
『……もしかするとだけど、アレを解放しようとしているんじゃ……』
『アレって?』
『とにかく急ごう』
答えたくない、とでも言うように声を遮った。
その声が、何故かとても恐ろしく感じたのだった。
新連載「過去」
窓を開けると、未来が広がっている。そんな想像をするが、そんな事は無い。窓を開けたって広がるのは1面の緑に軽トラが走る、何処にでもある田舎の風景。
昔から変わっていると言われていた私だが、きっと都会に行けばそんな事は無いという思い込みから勉強にのめり込んだ。もちろん、都会の高校に進学するためである。




