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Clase Reed Online  作者:
6/9

決闘

話のペースはやい…けどお許しくださいorz

1人で旅をすることになったが、正直何をすればいいかわからない。

なので俺はまだ街の中をさまよっていた

「……暇だ」

別に暇なわけではない。でもつい口癖でそう出てしまったのだ。

回りにはいまだにおびえるプレイヤーや、ドロップアイテムなどを売りさばくプレイヤーで賑わっている。

そのときふと怒号が耳に入った。


「んだこの雑魚が!さっさと俺らの回復薬(ポーション)売りやがれ!」

「だから材料が切れたって言ってるじゃないですか…!」

「じゃあさっさと取りに行けよ!」

「わたしの実力じゃあまだ…」

「はっ!雑魚は雑魚だな!職人スキル取って攻略組にまかせっきりなんだろどうせ」

「そ…んなこと…」


どうやらプレイヤー同士の争い…と言っては一方的だが、喧嘩らしい。

少ししか聞こえなかったが、どうやら戦闘プレイヤー数人が職人プレイヤーにけちをつけているようで、かなり罵倒している。

流石に言い過ぎだろう思い、野次馬に紛れて様子を見学する。


戦闘プレイヤーのほうはいかにもパワータイプって程の大柄に対し、職人プレイヤーのほうは小柄な女の子だった。

女の子にそこまでいうかよ…と思いながら様子を見守る。

「そんなことない?そう思ってんならどっちがより貢献してるか、決闘(デュエル)でもするかぁ?」

「そんな………」

にやにやと笑うそいつらに少し腹が立ち、無意識に睨みつけていることに気付かなかった…が、向こうはそうもいかず、パチリと目が合う。

「ああ?なんだお前。何睨みつけてんだよ」

「えっ俺?」

周りにいた野次馬が波のように引いていく。


えっちょっと誰も助けてくれないの?


「そうお前だ。見たところひょろっちいしとんだ雑魚だな。お前も職人プレイヤーか?」

「いや…戦闘プレイヤーだが…」

そう言うと向こうは一斉に笑い出す。

「武器も装備してねぇ奴が戦闘プレイヤー騙るなんて10年はえぇよ!出直してきな」

「俺らと戦ったら一瞬だな」


さすがに少し頭にきた。







「それならやってみるか?決闘(デュエル)



俺の口からはそんな言葉が飛び出していた。










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