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無人島怪事件簿 猿3


「なぁ、どうしてそんなにぺらぺらと話せんだ?」


「去年あたりにお前と同じくする人間が漂着したのだ。それで、もてなしてやったのだが、自分の欲のためだけに動きルールを守らないものだから、唯一善を感じる者に教えてもらったのだ。」


「へぇ、他の猿達も話せんのか?」


「いや、私しか話せない。」


「どれくらいいんだ?その、お前の仲間は。」


「そうだな、内輪や、友人などの縛りがなく、種族での数で言うならば、2000はいるだろう。」


「そんなにいるのか…」


それでも、一匹も見たことがない。

それ程、規律がとれているのか。


「そういえば、その人間達はどうしたんだ?会わせてくれないか?」


「いや、もうそやつらはいない。」


「え?帰国したってことか?」


「私達が、喰った。」


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