丸投げ先のスカイは・・
ミューズ・ボロン・コンラッドの3名の連名で、龍の庭に呼び出されたスカイは、清明とキャラハンの一件を丸投げされて困惑した。
「こういうことは 僕より人生経験の長いお三方にお任せしたいのですが」スカイ
「あれ? 君 この前たしか、人間として男女関係のあれこれは 若い頃に歳相応に経験したっていばってたんじゃなかったけ?」ボロン&ミューズ
「やはり こういうことは同族の方がわかりあえる部分があるのでは?」コンラッド
「それって、ぼくに押し付けるためのこじつけのように聞こえるんですが」スカイ
「そこまで わかってるのなら よろしく!」ボロン
「大切な臣下と国民のために頑張ってね!
宮廷官吏って 大枠で言えば君の部下だし
キャラハンも清明も貴族なんだから 君の大事な臣下でもあるよね」笑顔のミューズ
「うう これ以上断り続けると、そのうちコンコン会責任者として 責任をとれと言われそう><」スカイ
「よくわかっているではないか」コンラッド
「コンコン会発案者であるおぬしは、行ってみれば あの二人の仲人のようなものだ。今こそ その勤めを果たす時だぞ!」
コンラッドはうなづきながら 言葉を足した。
「はぁ いったん 城に戻って考えてみます。
それでも 案が浮かばなかったなら 相談に乗ってくださいね」
そう言って スカイは 城に戻った。
◇ ◇
帰城後、つらつら考えたスカイ。
とりあえず コンコン会の担当部門に問い合わせてみよう。
というわけで 翌朝 コンコン会相談部門部長を呼び出し、婚約中のカップルたちの状況を尋ねた。
「実のところ、結婚式の日取りが まだ決まっていないカップルが一組だけありまして」部長
「ほう それは?」スカイ国王
「コンコーネ公爵とその婚約者殿です」
「それはまたどうして」
「もともとお二人は ゆっくりと 時間をかけてお二人の仲を固めていく方針でありました。
我々も、カップル双方が仕事を持ち なおかつ遠距離交際ということで
暖かい目で見守りつつ 長期戦覚悟で支援していくつもりでおりました。
しかし 先日の定例報告で・・」と 記録を差し出す部長
「ふむふむ
で 相談部としては この件にどういう方針で臨むのかね?」スカイ国王
「まずは 婚前契約の順守と それに反する要望を出した場合のペナルティについての説明のために 清明氏を王都に呼び出しております。
その際には お二人の担当者Cと私が出席し、
私から 清明氏へ お話させていただきつつ、清明氏の真意を探っていきたいと思います。
といいますのも、清明氏の要望が、女性及びお相手の立場に関する無知ゆえの配慮不足なのか、もともと横暴な発想の持ち主なのか 判断できるほどの情報を私どもは持っておりませんし、
今回の状況も、単純に清明氏の気持ちが先走るあまりの一時的な逸脱なのか、本質的に清明氏が自己中心的な発想で動かれる方だからなのか わかりかねるからであります」部長
「なるほどねぇ
では しばらくはこの二人の一件に関する報告は 毎回僕のところにまで届けてくれたまえ。」
「はっ」
コンコン会相談部長は 深々とお辞儀をして 王の前を辞去した。




