寝たら最後はフラグである
掲載日:2022/07/12
俺は焦っていた。
なぜ焦っていたのか、だって?
そりゃあ、見て分かる通り……
って、分からないか。
本日はテストである。
で、昨日は寝ずにテスト範囲を詰め込んだ。
賢い人ならここで分かるだろう。
そう、俺は猛烈に眠いのだ。
瞼が落ちそうで焦っている。
シャーペンを手の甲に刺す。
眠いを痛いに変えて
変えて
変えて………
「お兄ちゃん、お兄ちゃん」
聞き覚えのある声がした。
「起きて、朝だよ」
……は?朝?
「なんでテスト勉強中に寝ちゃうのよ」
頭を叩かれる。
目を覚ますと、妹が部屋の中に居た。
「お、俺は……あれ?テストは?」
「なにとぼけているの、今日でしょ?早くしないと学校遅れるよ」
それを言うと、妹は部屋から出た。
俺はテスト用のノートを見た。
1つも書いていない。
本当の地獄はこれからだ。
誰もがありそうな、そんな話でした。はい。
読んで頂き、ありがとうございました。




