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人国記を読む  作者: 三河
東海道15ヶ国
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志摩國

志摩国は今の三重県の志摩半島の辺りです。

挿絵(By みてみん)

志摩しま

志摩国の風俗凡そ伊賀伊勢に替わる事なく

(志摩の国は伊賀・伊勢とほぼ同じ)


侍は兵器を身躰よりは結構にして、我館に並べ置き、諸朋友に是を見せて己も驕の気を内に含み、人もさけしみ、我を立る事上下ともに皆如斯。

(侍は体を鍛えるより武器を大事にして、自分の館に陳列し自慢げに友人たちに見せつける、上も下も他人を蔑み、自分が上に立とうとする)


下々はそれに応じて意地汚し。

(その家臣も同じくらい意地汚い)


不及書記の也。

(他に書くほどのことが無い)


・超意訳

志摩国は伊勢や伊賀と変わらない。

武士は鍛錬よりも武器のコレクションに忙しく、人に自慢してマウントを取りたがる。

その家臣も同じくらい意地汚い。

その他に書くことがないな・・・


・私評

『他に書くほどのことが無い』と間接技を用いてくる一節。

作者は何か一言付け加えねば気が済まない様だ。

尾張国で『伊賀・伊勢・志摩の三国が束になっても敵わない』とあったが、まともに相手できるのが北伊勢くらいだからと言ったところか。

・一言要約

武器コレクター

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