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そういうふうにできている(さくら ももこ)
故人さくらももこさんの名言コピー
名言だと思います、いろいろな意味で
肩の力の抜けた自然体の秀逸なコピーだと認識してます
私は、『自然の造形美』のような意味だと思いました
本書は作者のさくらももこさん自身の妊娠、出産体験を綴ったエッセイですね
漫画以上に個人的に面白かったと記憶してます
特に強く記憶に残っているのが
自然分娩から帝王切開へ、その傷の痛みを
「この痛みの程度は以前に経験済みだから、何と耐えられるはず」
と書かれてました
人間と言うより、生物としての原始的本能(真理?)を呟いた台詞のように、強烈な印象を受けました
実際には麻酔が切れかかった時に、我慢しきれずに看護婦さん(今なら看護師)に追加の麻酔をお願いしたが、
「定量以上は投与出来無い」
と断られた時の絶望感が、悲しさと同時に怒りや諦めの心情描写が良かったです
かなり昔に読んだので違ってるかも知れませんが
是非一度読んで欲しい作品です