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83話 魔法が使えない俺とチンピラ冒険者

フィラから話を聞いた後、王都騎士本部を出てとりま、街中をブラブラしてるところ。


女の子が目を覚ますまで、依頼は受けないで待ってた方がいいかもって事だね。


王都の中をじっくり歩くって、実は今まで無かった気がするから、改めて散策してるけど、まー賑わってるなぁ。


人間多いし出店も多いし、魔道具ショップやら武器屋やら花屋やら色々ね。


「たくやさん、アクセサリーショップ行きたいんですけど・・・」

「おーいいね!私も行きたーい!」

「ニナも見に行くのですー!」

「いいよ、俺ここで待ってるから行ってきていあよ」


アクセサリーショップったら、指輪とかピアスとかの店かな?俺は興味ないし、店の前で待ってるかなー。


女性陣が店に入ってる間、俺はボケーっと周り見ながら立ってたんだけど


んお、男3人が俺の方に来てない?なんの用かな?


「お前がギルドに入って調子乗ってる冒険者か?」

「は?何いきなり」


話しかけてくるやいなや、急に因縁を押し付けてくる青年?おっさん?3人。


まーガラが悪そうだなぁ、前の雷帝剣?もそうだっけど、なんで変なやつが多いんだろう。


「魔法も使えない癖に、随分イキってるらしいじゃねえか」

「うん?魔法使えないのはそうだけど、イキってはいないんじゃない?てか、お前ら何?」

「おうおう!俺たちを知らねえのか?俺たちはB級冒険者の・・・」

「いや興味ねえって、なんで突っかかってくるかって聞いてんだけど?」


はぁー、変なやつに絡まれたなぁ。周りの人も俺ら見てちょっと引いてるし。


「こりゃ、分からせないとダメだな?このガキ一回痛い目に合わせて、上下関係をきっちり教えやるよ!」

「やめた方がいいよ?周りの目もあるし、恥かきたくないでしょ?」

「っ!このクソガキ!!」


あーあー、殴ってきたよ。見た感じ、態々身体強化の魔法?使ってきてるし、殺す気できてない?


こんな往来で殺したら、俺が騎士に捕まっちゃうかも。んじゃ、適当に避けてようかな。


「オラオラ!びびって攻撃出来ねえんだな!!」

「びびってるわけじゃないけど、今お前やってることやばいよ?」


身体を捻って大振りのぶん殴りとか、おっそいジャブの連打とか、ハッキリ言って稚拙だね。


そりゃB級だわっと!


おい!もう1人が風属性魔法使って来やがったぞ!


とりあえず、拳での乱撃を避けながら、魔法を斬!


「こんな街中で魔法使うな馬鹿!!」

「こいつ!魔法を斬ったぞ!?」

「どこまでも舐めた野郎だな!おい、あれ見せてやれ!」


ん?あれってなんだ?なんか、3人目がポケットゴソゴソしてるけど。


・・・おいおい、あれってまさか!


「こいつを使ったらテメェは終わりだかんな!見とけよ見とけよぉ!!」

「おいやめろ!それを使うな!!」


俺の静止は届いてないな。寧ろ俺が怖がってる様に見えるかも?


「オイオイオイ、死んだわアイツ!やってみせろよ!」

「どうにでもなるはずだ!」


魔導玉だと!?って言ってる場合か!


3人目が魔導玉もとい、魔力増強石を口に突っ込まやがった。まずい、これは・・・


「ぐ、ぬぉああぉあぉ!!!」

「さあ見せてやれ!・・・あ?」

「なあ、様子が変じゃねえか?」


男2人が魔導玉を口に含んだ彼を見ると、仲間の身体がどんどん溶けていく様だよ。


そんで、ひどいうめき声を上げながら、顔は崩れて筋肉は異常に発達。


遂には腐った人型の肉塊になっちまった!どうするよこれおい!


あれは、前に見たテロスそのものだね。


「ど、どうしちまったんだよ!?こんなの聞いてねぇぞ!?」

「お、お前・・・身体が・・・ぶぐぁ!ゴフッ!!」


テロスが魔法を使う男の腹に、伸びた腕を突き刺したね。これは助からないよなぁ。


お、騎士団の奴がきたみたいだね?お、ボラじゃん!


ボラはミュラと同郷の龍人族だね。


「何事だ!・・・たくや!これはどういうことなんだ!?」

「ボラ!話はあとで!こいつどうにかしようぜ!あいつは、身体についてる宝石以外自己再生するから気をつけろよ!」

「了解だ!」


駆けつけたボラと俺で、テロスを撃破する事になったね。


1人でもいいんだけど、まあせっかくボラが来てくれたから、気持ち一緒に戦ってあげるか。

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