37話 魔法が使えない俺とみんなの力が〇〇に!
ペガレオスの特大魔導砲を剣で防いでいる俺と、背中を押す男2名。それに加えて、3名の女性陣が見守ってる感じ。
まあこのまま魔法を消しながら突っ立ってても良いんだけど、応援されたとなったら何かしら、アクション起こさないとダメだよね。
とりあえず大声出しながら前に進んでくか。
「うおおおおおおおおおお!」
「ま、前に!前に進んでるぞ!!」
「もっと!たくやさんを支えるんだ!!」
って前で茶番をやっている時に後ろでは
「たくやさん!負けないでください!!」
「ご主人様!頑張るのです!!」
「たくやさまちゅきぃ」
って応援してくれる女性陣。ん?
一歩ずつとりあえず、魔導砲を粒子状に消し飛ばしながら近づいていくか。
あー、馬鹿でかい槍をコッチに向けてくるってことは、照射しながら攻撃してくる感じかな?そしたら、このままやられる前に直進して・・・
うお!ニナ!!腕押さえてる!!
「ご主人様の頑張りは無駄にしないのですよ!」
「『アクオフォー・フリーズ!』たくやさんはやらせません!」
アンジェが凍結魔法でペガレオスの脚を凍らせてる!!
「『ウィンド・カッター』!たくやさま!今です!」
ミーユが風魔法で奴の目を潰してる!!!
「もうちょっとぉ!!!」
「きばれぇぇぇ!!!」
やばい、皆んなの力が俺に!ってすげえ感動するんだけど!!泣けてくるわ!
こりゃ、カッコつけないとダメだな!
『剣舞 牙陣烈斬!』
巨乳師匠の言葉とかとりあえずどうでも良くって、とりあえず最速突進の縦斬り!
魔導砲を切り裂いて、そのままペガレオスもろとも斬っ!!これで真っ二つに・・・おー、まだ動ける?
「はわわ、振り落とされたのです!」」
「もう一回魔法を・・・氷が!!」
「うお、見えてねえのに飛んでるじゃん!」
片翼でよく飛べるなあ、あの翼実は意味ないんじゃね。っていうか、ペガレオスが空中で槍を光らせて、助走つけてない?
「あのまま突っ込むつもりだ!」
「俺達じゃ・・・役不足だったのか・・・!」
「たくやさま!」
初心者三人はそんな感じの雰囲気だけど、うーん、割と虫の息っぽいしこのままやっちまうか。
『空蹴術』で飛んで、魔物に向かって全速前進だ!まずその腕貰おうかな?槍を紙一重にかわして、そのまま逆袈裟!腕落ちたね!
そのままもう片方も斬り落としてやろうかな?
「たくやさん!空飛んでもう腕を二本も!!」
「ご主人様強すぎるのです!!」」
「たくやさま・・・てゅき・・・」
お、おーん。
んまあ、あとはその羽ぶった切って首はねるか。すれ違いざまに翼を切断!もう後はその首だけだな!突っ込んできてもおせえよ!じゃあな!
『剣舞 鳥襲刹牙』
血が噴き出すと思ったんだけど、代わりに光の粒子がサラサラ天に向かって消えてくねえ。風情だねえ。
よっし着地っと!終わり!っおわ!アンジェとニナ!?
「たくやさん!やっぱりすごいですぎゅー!!」
「ご主人様が一番なのです!!ぎゅー!!」
「アンジェ、ニナ、2人ともよく頑張ったね、よしよし」
ちょっと、初心者パーティの中で恥ずかしいけど、まあしょうがないか。
なんだ?ミーユが近づいてきたけども、まあ勝利の共有って感じかな?
「た、たくやさま、指から血が・・・」
「あ、ほんとだ。どっかで切ったのかな?・・・なにして!?」
ミーユなんで指舐めてんの!?あったかいし、湿ってて、舌がざらざらして・・・って何考えてんだ俺!
「ちょ!ミーユさん!?なにやってるんですか!私も舐めます!」
「わー、ニナも舐めますですー!」
「ちょ!おま!ガチで止めろ!!!」
「あいつら何やってんだ?」
「知らね」




