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145話 魔法が使えない俺と声援

皆の加勢のお陰で、俺は再び跳躍し、邪龍への接近を試みる。


接近に気づいた邪竜は、一旦魔法攻撃をやめて再び2本の尻尾についている大剣での攻撃に転ずる。


ここで一旦大剣をかわして、また近づくか・・・いや、また魔法攻撃がくるか?


もう、俺に向かって振り下ろしてくる!考えてる暇はねえだろうな・・・


ガキン!と甲高い物理音が聞こえると共に、尻尾の攻撃は、俺の元には届かなかった。


「す、すすすす!少しは!!!いいところを見せとかないとととととな!!!!」

「弟子に任せようと思ったけど、まだまだ青いなー」

「サリス!師匠!」


師匠とサリスが、俺を襲う大剣を受け止めてた。


師匠は結構余力を残してる感じだけど、サリスは全身の筋肉をこれでもかと使っている様子で、すごいプルプルしてるよ。


サリスを見兼ねたニナとミュラがサリスの加勢に入り、向かってくる大剣を抑える。


「サリス弱いのです」

「まあまあ頑張ってるんじゃない?」

「おまえらぁあぁあ!!!!」


・・・まあ、あいつらは置いといて、また邪竜に向かうか。


大剣を抑えられた邪竜は、こっちに近づけまいと、口から黒炎を俺に撒き散らす。


「悪あがきしてんじゃねえって!」


広がる黒炎が俺の行手を阻むも、何重もの氷の壁と透明な壁紙俺の目の前に出現して炎を抑制させる。


「たくやさん!任せてください!!・・・フィラさん鼻血大丈夫ですか?」

「ありがとうございます、大丈夫じゃないです。たくや様!行ってください!!」


やべー、めっちゃ俺の為に色々尽くしてくれてるの、ジーンとするね。


みんなの思いを受け止めて、邪竜の背面部にまで到達する俺。


・・・背中になんか刺さってんな?剣か??


んー、邪竜の魔法吸収能力ってのが、あの剣の能力って言ってたよな?


って事は、剣を破壊すりゃそれが無くなるってこと?単純な思考だけど。


「たくや!剣を破壊しろ!!」

「ご主人様ー!!きついのですぅ!!」

「ちょっと!やばいやばい!耐えれないんだけど!!」

「まけ、負けないぞ!私は最強だぁ!!」


師匠、ニナ、ミュラ、サリスの声が聞こえてくるね。


「たくやさん!よろしくお願いしまぁす!」

「たくや様!!気をつけて!!」


アンジェとフィラが地上から大声をかけてくれる。


俺は体勢を整えて、邪竜に刺さってる剣に向かって突き進む。


『牙陣烈斬!』


空中から、一点を見つめて加速。


全神経と筋力を集中させて、さらに空を切る。


「「クラン!!」」


回復しているカーシャと見守るキアラの呼び声。


「・・・りゅーさん!!」


国王がよくわからん事を発してるけど、まあいいか。


斬!!


全身全霊の力を刺さってる剣に叩き込む。


剣には亀裂が入っていき、柄から尖まで満遍なくヒビが広がる。


そして、何かから解放される様に、封印の剣は砕けちり、粉々に破壊された。


・・・ぶっ壊したか?


すると、邪竜は「ぎゃあああ」と叫び声を上げながら、地面へと落ちていく。


耳をつんざく音と共に、邪竜は地面に激突すると共に、周りから黒いオーラを放ち、天へと昇っていく。


よっと、着地っと。


うおー、のたうちまわってんなぁ。あぶね!


しかも、黒いオーラがどんどん無くなる事で、邪龍の身体がどんどん変色してって、白くなってってね?


やがて、邪竜は動かなくなり生き絶えたかの様にピクりとも動かなくなったね。


・・・え?縮小してってる?邪龍が?


いや、何を言ってるか分からないかも知れないけど、ありのままを話すと、黒いオーラがなくなってくことで、身体が小さくなって、色も白くなって・・・


現れたのは、ちっさい女の子とクランだった。



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