12話 魔法が使えない俺と奴隷商ワルド
奴隷を乗せてる馬車に乗ったハゲてる『ワルド』っていう奴隷集団のドンと、その前にいる魔物『ノワールハウンド』っていう超かっこいい黒騎士っぽい魔物と戦う俺ら。
てかさー、なんで奴隷商人は禿げてんの?満足か?そんな頭と性格で、俺は嫌だね。
馬車の後ろにも何台か奴隷馬車が続いてんなぁ、あれ先にやっちまうか?
なんか女騎士サリスはあの魔物を率先してやりたいらしいし、俺らはハゲを頼むっていうしー。
まあ、取り敢えず任せとくか。
「ノワールハウンド!!私と戦え!!覚悟!!!」
「な、なんだ貴様らは!!!貴様が俺たちの魔物に勝てるとは思わないが、どういうことかわかってるのか!!」
「あー、おっさん?奴隷商辞めてお縄についてくださいな?」
「悪いことはやめてください!」
「村を襲った借りをここで返すのです!」
ノワールハウンドが黒い剣どっかから出して、サリスと剣の撃ち合い始めたなー、んじゃこっちはこっちで役割をこなしますかぁ。
「俺このハゲの相手するから、今のうちにアンジェとニナは後ろの馬車制圧して!あ、危なくなったら俺呼んでね?」
「たくやさん!わかりました!
「はい!任されましたのです!」
「ハゲっていう!!!スキンヘッドだ!!!・・・ふん、お前らみたいなガキにどうにかなるとは思えないけどな。痛い目見たくなきゃどけ」
『奔流する水渦の憤慨、その身のまま悪き魂を洗い射貫け。ダイダルアロー!!!』
「ニナも行くのです!うおーーーー!!!」
うへぇ、アンジェがめっちゃ水が回転してる槍を、馬車の周りの悪人に撃ちまくってるよ。
すげぇ見てて豪快だけど、なんでこれでミノタウロス倒せなかったの?不思議だね。
ニナはニナで自分の身体に強化魔法掛けて、すっげースピードで奴隷商人ぶっ倒してるし、檻を破壊しまくってるし、ほんと獣人ってすごいんだなぁ。
それくらいニナが首につけてた首輪がやばい代物なのか、ノワールハウンドが強すぎるのかって話?
ともあれ、ハゲ以外制圧完了だね。
残りは後で潰してけばいいでしょ。
「貴様ら!!よくもやってくれたな!!!教えてやる・・・ワルド様の恐ろしさをな!!」
「でかしたぞー!2人とも!!奴隷さん達の救助頼める?」
「はい!こっちは任せて、たくやさんはハゲの相手を!!」
「なのです!!ニナも頑張るのでご主人様もハゲを倒すのです!」
「ハゲっていうなぁぁあぁあ!!!!も、もう許さんぞ・・・死ぬより恐ろしい思いをさせてやる・・・」
んお?おっさんなんか食ったな?バリバリ食ってるけど、こんな時に飴食ってどうした?糖不足?
しかも飴食ったらハゲの体デカくなってってるし、筋肉の緑肉ダルマみたいになってない?
いやー、美しくないね。
「ははは!!!魔王様より授かった、魔導玉だ!!俺の体はもはや人間とは違う!!!見せてやろう!ワルド様の恐ろしさを!!!」
「おいハゲー?勘違いしてるみたいだけど、それお前の力じゃねーから、自分の力みたいにいうのやめな?」
「ふん、減らず口もここまでだ!お前らもボロ雑巾の様にして、奴隷にして売りつけてやるからな!!あぁ!!力が!力がみなぎる!!」
あー駄目だこりゃ、頭イっちまってんな。
毛も行ってんのに頭も行ってるってなったら、本当に人間辞めてるってことね。
まあまあ、力に溺れて過信してるみたいだから、歯を食いしばらせて修正させてやらないとね。
投稿順番間違えてすいませんでした!眠気に負けて失態を犯したので気を付けます!




